猫砂の捨て方|燃えるゴミ?ベントナイトの分別は?疑問点を一挙解消

猫砂の捨て方|燃えるゴミ?ベントナイトの分別は?疑問点を一挙解消

本記事では、猫砂の捨て方を解説します。

猫の飼い主として直面する必須作業は、猫砂を正しく捨てるコト。

  • 燃えるゴミの判断基準は?
  • ベントナイト製はどう捨てるべき?
  • トイレに流しても問題ない?

などの疑問に向けて、素材別の手順や注意点をまとめました。大量に余った猫砂のリユース方法もご紹介するので、飼い主として適切な処分方法をチェックしましょう。

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猫砂は何ゴミ?素材別の分別方法

猫砂素材別の分別方法

早速、猫砂の素材別ごとに捨て方をご紹介します。

お使いの猫砂の素材に合わせて、それぞれチェックしてください。

木・紙・おからなどの捨て方

木粉・紙パルプ・おからなどを主成分とする猫砂は、生分解性があり比較的扱いやすい素材。そのため、多くの自治体では「燃えるゴミ」として出せます。ただし、素材だけでなく猫の排せつ物が混ざっている場合は、「汚物・紙類」として別扱いにする自治体もあるので、お住まいの地域の分別ルールを確認してください。

捨てる時には、ビニール袋や新聞紙で包んで密閉し、臭い対策をして出すのが基本です。

一部の商品では「水に流せる」「トイレに流してよい」と説明書に書かれている場合もありますが、排水管のつまりなどの原因になりかねないので、流せるタイプでも一度に大量に流したり固まりのまま流したりするのはやめましょう。

ベントナイト・ゼオライトなど鉱物系の捨て方

ベントナイトやゼオライト、シリカゲルなどの鉱物系素材の猫砂は、燃えるゴミではなく「燃えないゴミ」として扱われるケースが多く見られます。とは言え、メーカーや自治体によって捨て方に幅があるので、お使いの猫砂の裏面もあわせて確認してください。

たとえば、同じメーカーのベントナイトを含む素材でも、以下のような違いがあります。

猫砂の種類 成分 捨て方の説明
アイリスオーヤマ「ウッディフレッシュ WF-70」 木質チップ+ベントナイト配合 「可燃ゴミとして捨てられる」と記載
アイリスオーヤマ「クリーンサンド 5L」 ベントナイト使用 「燃えないゴミとして処分」と記載

自治体によっても、札幌市では燃えないゴミ、名古屋市では燃えるゴミなど、さまざま。商品の裏面だけでなく、自治体ルールもチェックしましょう。

鉱物系に有機系が混ざった猫砂の捨て方

木・紙・おからなどの有機系とベントナイトなどの鉱物系が混合された素材の猫砂の場合、一般的にはベントナイトなどの鉱物系の捨て方が適用される傾向にあります。先述の通り、自治体によって、鉱物系が入っている猫砂の分別方法は異なるため、地域のルールをまず確認してください。

商品ごとにも記載は異なります。例として、アイリスオーヤマ「ウッディフレッシュ WF-70」には、木質チップとベントナイトが混合されていますが、商品には「可燃ゴミとして捨てられる」と記載されています。鉱物系が含まれるからと言って、必ずしも燃えないゴミとは断定できない点に注意が必要です。

猫砂の自治体での捨て方例

猫砂の自治体での捨て方例

猫砂の捨て方は、自治体によってルールが異なるとお伝えしました。そこで、自治体ごとの例を、以下の表にまとめました。

自治体名 鉱物系 有機系 備考
世田谷区(東京23区) 区では収集せず
販売店に引き取りを相談
区では収集せず
販売店に相談
特殊な例
区の公式サイトで「収集対象外」と明記
杉並区(東京23区) 燃えるゴミ 燃えるゴミ 全て可燃ゴミ扱い
汚物は必ず取り除く
八王子市(東京都市部) 不燃ゴミ 可燃ゴミ 公式分別表で猫砂は素材別に分類
横浜市 燃えないゴミ 燃えないゴミ 猫砂は一律「燃えないゴミ」扱い
川崎市 普通ゴミ扱い 普通ゴミ扱い 汚物は除去
二重袋推奨
名古屋市 燃えるゴミ 燃えるゴミ 素材問わず全て可燃ゴミ扱い
大阪市 燃えるゴミ 燃えるゴミ 一律可燃ゴミ
汚物は小分けにして排出
札幌市 不燃ゴミ 可燃ゴミ 素材別に分類
指定袋使用
仙台市 不燃ゴミ 可燃ゴミ 素材別に分類
汚物は除去
千葉市 不燃ゴミ 可燃ゴミ 素材別に分類
臭い対策に二重袋可
さいたま市 不燃ゴミ 可燃ゴミ 素材別に分類
汚物は除去
福岡市 燃えないゴミ 燃えるゴミ 素材別に分類

東京の同じ23区内でも、区では収集しない自治体がある一方で、素材問わず燃えるゴミとして捨てられる自治体もあります。汚物を別途分別するケースもあり、自治体によって処分方法が細かく異なるので、必ずお住まいの自治体のルールに従ってください。

猫砂処分時のニオイ・飛散対策【捨て方とあわせてチェック】

猫砂処分時のニオイ・飛散対策【捨て方とあわせてチェック】

次に、猫砂処分時のマナーとも言えるニオイ・飛散対策を解説します。

  • ビニール袋を二重にする
  • 新聞紙で包む
  • 専用の消臭袋や防臭ゴミ箱を使う

捨て方だけでなく衛生面にもかかかわる点なので、それぞれ参考にしてください。

ビニール袋を二重にする

ニオイ漏れや粉の飛散を抑える最も手軽な方法として、ゴミ袋を二重に使う対策が挙げられます。

袋を2枚重ねるだけで、ニオイの拡散やばらまきのリスクを防げるでしょう。特に、鉱物系猫砂は粒子が硬く袋が裂けやすいため、厚手で耐久性のある袋を重ねてください。

口を閉める前に空気をできるだけ抜くと密閉性が上がり、ニオイが外に出にくくなります。

新聞紙で包む

ゴミ袋に入れる前に、新聞紙で包むとより良い対策になります。

まず猫砂を新聞紙でくるみ、包んだものをビニール袋に入れてください。新聞紙は通気性もありつつ、内側で液体を吸い取る性質があるため、使用後の猫砂の水分やニオイの抑制効果があります。

新聞紙自体が湿って破れるケースもあるので、新聞紙だけでなく必ずビニール袋に入れましょう。

専用の消臭袋や防臭ゴミ箱を使う

より丁寧な捨て方として、消臭機能付きの専用袋や防臭ゴミ箱を使うのもおすすめ。

専用消臭袋は、臭いを通しにくい材料で作られており、雑菌やガスの漏出も防ぐ効果もあります。また、密封性の高い防臭ゴミ箱を併用すれば、猫砂をゴミに出す日まで室内に保管しておく間も、ニオイを気にせず済むでしょう。

猫砂の捨て方に関する注意点

猫砂の捨て方に関する注意点

続いて、猫砂を捨てる際の注意点もお伝えします。

  • 埋めるのは避ける
  • 一度に大量に流さない
  • 浄化槽や節水型トイレでは流さない

上記3点を、それぞれ解説していきます。

埋めるのは避ける

猫砂を庭などに埋めると土壌改良につながる、という情報もありますが、実はあまりおすすめできません。

糞尿を含んだ猫砂には、有害な菌や寄生虫、アンモニアなどが含まれており、土壌を改良するどころか、汚染のリスクがあるのです。自治体でも、土に埋める行為を禁止または非推奨としているケースが多く、環境衛生上の問題に発展しかねません。

天然素材100%で「埋められる」と明記された製品のみ、少量の散布が許されるケースがあるものの、排せつ物を含む猫砂を土に埋め続ければ、土壌のバランスを崩す原因となるので、避けるようにしてください。

一度に大量に流さない

「トイレに流せる」と記載のある猫砂でも、一度に大量に流すとトイレや配管がつまるリスクは否めません。尿などの水分で膨張・固化する性質を持つ猫砂も多く、排水管内で膨らんで塊をつくるとやっかいなつまりの原因になります。

少量ずつ、間隔をあけて流すのは大前提ですが、もし、排水管が古い、配管勾配がゆるいなどの懸念がある住宅では、慎重に取り扱うようにしてください。

浄化槽や節水型トイレでは流さない

浄化槽を設置している住宅では、猫砂をトイレに流す行為自体を避けましょう。

浄化槽は、排泄物・生活排水を微生物で処理する構造。猫砂は、ろ過材をつまらせたり、処理能力を低下させたりする恐れがあります。

また、最近普及している節水型トイレでは、水量が少ないため、猫砂を流すと通常よりつまりやすくなる傾向があります。たとえ「流せる」と記載された猫砂でも、浄化槽や節水型トイレを使っている場合は、トイレに流さず自治体の回収ルールに従って処分してください。

余っていた猫砂のリユース方法

余っていた猫砂のリユース方法

使用後の猫砂だけでなく、想定外に余ってしまった猫砂もあるでしょう。ここでは、余った猫砂のリユース方法をご紹介します。

状況にあわせて、無駄にならないリユース法を検討してください。

大量にあるなら寄付するのもあり

保護猫施設や猫ボランティア団体では、猫砂を支援物資として募集しているケースがあります。

衛生面や品質管理のため、以下のような猫砂なら寄付を検討するとよいでしょう。

  • 猫砂が未使用または使用量が少ないこと
  • 臭いや湿気が強くない状態であること

未開封の猫砂だけでなく、開封済みでも寄付を受け付けている団体も。寄付先の受け入れ条件をしっかりチェックしてください。

(参考URL:NPO法人東京キャットガーディアン

大量廃棄や扱い困難な素材は業者活用も

猫砂を大量に廃棄しなければならない場合や、お住まいの自治体で処理が難しい場合などは、不用品回収業者を利用する方法もあります。

不用品回収業者は、回収した不用品を適宜リサイクルしています。自分自身で処理できなくても、しかるべきリユース方法を実施してくれるのであれば安心。

パックプランを活用すれば、不要になった猫用トイレやスコップ、ぼろぼろのキャットタワーなども一気に回収してもらえる付加価値もありますよ。

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猫砂の捨て方に困ったら不用品回収業者もおすすめ

猫砂の捨て方について、詳しく解説しました。

かわいいペットを飼う以上は、猫砂などのトイレ関連アイテムは正しく捨てる必要があります。処分に悩む場合や、猫グッズを一新したい時などは、不用品回収も活用してみましょう。

粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービスは、猫砂の素材や量問わず、処分可能です。ボロボロになったキャットタワーや買い替え予定の猫用トイレなども一緒に回収してくれるので、人間にもペットにも嬉しいサービス。

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FAQ 猫砂の捨て方に関するよくある質問

  • Q猫砂は何ゴミに出せばいいですか?

    A
    素材によって異なります。

    紙・木・おからなどの有機系は可燃ゴミ、ベントナイトやシリカゲルなど鉱物系は不燃ゴミ(燃えないゴミ)として扱うのが一般的です。必ず自治体の分別ルールを確認してください。
  • Q猫の排せつ物はトイレに流してもいいですか?

    A
    便は少量ならOK、猫砂はNGです。

    猫の便や尿は少量であればトイレに流しても問題ありませんが、猫砂は排水管の詰まりを起こす原因になります。特に固まるタイプや鉱物系は絶対に流さないようにしましょう。
  • Qベントナイト入りの猫砂でも燃えるゴミで出せる商品がありますが、自治体では燃えないゴミに分類されるようです。どっちで出せばいいですか?

    A
    自治体ルールを優先しましょう。

    製品によっては「可燃ゴミに出せる」と記載されていても、自治体が鉱物系を「不燃ゴミ」としている場合はそのルールを優先します。パッケージよりも自治体の最新情報を確認することが大切です。
  • Q猫砂を寄付することはできますか?

    A
    未開封が基本ですが、開封済みでも受け付ける団体があります。

    未使用(未開封)の猫砂は多くの動物保護団体や愛護センターで受け付けています。
    ただし、団体によっては状態の良い開封済み猫砂も受け入れる場合があります。
    湿気や汚れがないか確認したうえで、事前に寄付先へ問い合わせてみましょう。
  • Q猫砂の臭いを抑える方法はありますか?

    A
    二重袋と防臭袋の併用が効果的です。

    捨てる際はビニール袋を二重にし、新聞紙で包むと臭いが外に漏れにくくなります。さらに、防臭効果のある袋やフタ付きのゴミ箱を使うと、臭いの拡散をより抑えられます。

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