本記事では、電球の捨て方を詳しく解説します。
「LED電球と蛍光灯は一緒に捨てていい?」「割れた電球も引き取ってもらえる?」など、いざ、電球を捨てるとなると戸惑う方もいらっしゃるでしょう。
電球は、自治体によって分類や回収方法が異なり、正しく処分しないと回収されないケースも否めません。
そこで、電球の種類別の捨て方や注意点などをわかりやすくまとめました。あわせて、お得かつ安全なおすすめの方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
電球の正しい捨て方5選
早速、電球の正しい捨て方を見ていきましょう。
- 自治体の一般ゴミで処分する
- 回収拠点の回収ボックスに投入する
- ホームセンターや家電量販店に持ち込む
- リサイクルショップやフリマアプリで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
上記5つの捨て方を、それぞれ解説します。
自治体の一般ゴミで処分する
多くの自治体では、白熱電球やLED電球を「一般ゴミ」として処分できます。可燃ごみ、もしくは不燃ゴミなどの分別は自治体によって異なるので、お住まいの自治体ルールを確認してみましょう。
ただし、蛍光灯や水銀を含む電球は通常のごみとして処理できず、専用回収が義務付けられている場合があります。
また、収集日に制限や事前申し込みが必要な場合がある自治体も存在するので、事前チェックはとても重要。
自治体ごとの捨て方は、「電球の種類別|自治体での捨て方」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
電球は割れやすく危険なので、新聞紙や紙袋で包むなど破損防止の配慮を忘れずに処分しましょう。
回収拠点の回収ボックスに投入する
自治体や家電量販店、ホームセンターには、電球専用の回収ボックスが設置されているケースが多く見受けられます。
LED電球や白熱電球を直接投入できるため、リサイクルの観点からも環境保護の意識を持ちやすいでしょう。
回収ボックスは電球の種類別に分別される場合もあり、迷わず捨てられるはず。例えば、ケーズデンキやヨドバシカメラなどは店頭のわかりやすい場所に設置されていて、無料で利用できます。
少量の電球であれば、スムーズな捨て方と言えるでしょう。
ホームセンターや家電量販店に持ち込む
ケーズデンキ、ヨドバシカメラなどの家電量販店、コーナンやイオンなどのホームセンターでは、不要になった白熱電球やLED電球を持ち込みで回収できます。
代表的なケースを以下の表にまとめました。
店舗名 | 回収方法・特徴 |
---|---|
ケーズデンキ | 電球や蛍光灯の回収ボックスを設置している店舗では、使用済みの電球を無料で処分できる ボックスがない店舗でも、店員に依頼すれば対応してもらえるケースがある |
ヤマダ電機 | 一部店舗で、蛍光灯や電球の無料回収を実施 専用ボックス、もしくはスタッフへの直接引き渡しで対応 |
ホームセンター(コーナン・カインズなど) | 多くのホームセンターで電球を持ち込んで処分す可能 蛍光灯型も対象になるケースが多いものの自治体ルールによって変動する |
上記の通り、無料かつ安全に処分できるケースが多く見られます。
ただし、店舗や地域によって対応が異なるため、持参前に必ず確認しましょう。
ヤマダ電機では電球以外にも回収できるものがあります。詳しく確認したい方はこちら!
リサイクルショップやフリマアプリで売却する
新品未使用、または新品に近い電球は、リサイクルショップやフリマアプリで売却するのも一つの手。
特に、国産メーカーの電球や高価なLED電球は、需要も多いでしょう。
ただし、写真撮影や発送、購入者とのやり取りなどの手間は避けられません。状態が悪い電球や割れたものは売却が難しく、一般的には廃棄が推奨されます。
不用品回収業者に依頼する
既存の電球をすべてLED電球に交換するときなど、大量の電球や蛍光灯を処分する時は、不用品回収業者がおすすめ。
自宅まで回収に来てもらえるため、運搬中の破損や怪我のリスクがありません。
また、電球の種類を気にする必要がないので、蛍光灯や特殊電球など一部の自治体では回収できない電球も、そのまま回収してもらえます。
電球だけでなく、さまざまな不用品をまとめて処分できる点も大きなメリット。
分別に悩むものや粗大ゴミ回収の手数料が高い大型家具、産業廃棄物に認定されるアイテムなども一気に断捨離できるので、引越しなどのケースでも便利な方法です。
電球の種類別|自治体での捨て方
ここで、電球の種類別の自治体処分ルールを見ていきましょう。電球の種類と、一般的な捨て方の例を以下の表にまとめました。
電球の種類 | 一般的な捨て方の例 |
---|---|
白熱電球 | 可燃ゴミまたは不燃ゴミ(自治体による) |
LED電球 | 不燃ゴミまたは資源ゴミ(自治体による) |
ハロゲン電球 | 不燃ゴミまたは小型金属ゴミ(自治体による) |
蛍光灯型電球(電球型蛍光灯) | 危険ゴミ・有害ゴミとして回収拠点や指定回収日で処分 |
よくある形状の豆電球の捨て方も踏まえつつ、それぞれ解説していきます。
白熱電球
白熱電球は、ガラスと金属の構造を持つため、多くの自治体では「不燃ゴミ」として処分されます。
ただし、付属のプラスチック部品などを分別する自治体もあるので、ゴミ分別表などのルールをチェックしましょう。
豆電球タイプは特に割れやすいので、新聞紙や元の箱などに包み、「ワレモノ」などと明記して出すのが安全です。
LED電球
LED電球は、長寿命でエネルギー効率が高い特徴がありますが、内部に電子部品を含むため、処分方法が地域によって異なります。
一般家庭で普及している豆電球の捨て方として、「不燃ゴミ」または「小型家電ゴミ」として収集している自治体が多く見られます。
破損した場合や内部の電子部品が露出している場合は、特別な処分が必要となるケースもあるので、自治体の指示に従ってください。
ハロゲン電球
ハロゲン電球は、白熱電球に似た構造を持ち、多くの自治体で不燃ゴミ扱いになりますが、内部にハロゲンガスを封入しているため、処分方法が異なる場合があります。
ハロゲンガス自体はかなり微量なので、有害ゴミとして扱われるケースはありませんが、小型金属ゴミの分野に指定している自治体もあるので、注意してください。
蛍光灯型電球(電球型蛍光灯)
水銀を含む蛍光灯型電球は、特別な処分が必要です。
多くの自治体では、これらの電球を「有害ゴミ」として指定された回収場所に持ち込むよう指示しています。
破損した場合は、水銀が漏れないように取り扱いに注意し、早めに処分する必要があります。
不安な場合は、不用品回収などの専門業者に自宅まで回収しに来てもらうと良いでしょう。
蛍光灯の正しい処分方法は、以下記事を参考にしてください。
電球の捨て方に関する注意点
続いて、電球の捨て方に関する注意点をお伝えします。
- 自治体のルールに沿って分別して捨てる
- 他のゴミと分けて新聞紙などで包んで捨てる
- 電球を故意に割らない
処分時に危険を伴わないためにも、上記3点を参考にしてください。
自治体のルールに沿って分別して捨てる
電球の処分は、自治体ごとに定められたゴミ分別ルールに従う必要があるとお伝えしました。
白熱電球やLED電球、ハロゲン電球、蛍光灯型電球などの種類によって、不燃ゴミや小型家電ゴミ、有害ゴミと分別が異なります。
特に、蛍光灯型電球は水銀を含むため、各自治体が指示した方法で処分してください。
他のゴミと分けて新聞紙などで包んで捨てる
電球をそのまま他のゴミと混ぜて捨てると、収集作業中に破損して怪我や環境への影響の原因になります。
豆電球は特に割れやすいですし、蛍光灯や水銀灯は有害物が漏れる恐れがあります。
必ず新聞紙やプチプチなどで包んで捨てましょう。
処分時の安全面だけでなく環境保護にもつながります。
電球を故意に割らない
電球を故意に割って一般ゴミに出すのは避けてください。
豆電球のようにかさばる形状だからといって、あえて破損するのは、怪我の危険だけでなく有害物が漏れ出るケースも否めません。
万一割れてしまった場合は、手袋を着用して破片を慎重に集めます。
蛍光灯型電球の場合は、水銀を含む粉末が飛び散らないように、掃除機では吸わず、紙や粘着テープで取り除くのが安全です。割れた電球も同様に、自治体の指示に従って処分してください。
まとめ|安全で適切な電球の捨て方を選ぼう
電球の捨て方や注意点について、詳しく解説しました。
電球は、種類ごとに自治体ルールをチェックする必要があります。
さらに、運搬時に割れやすく、危険が伴う恐れも無視できません。
安全かつ手間をかけずに処分したいなら、種類が混在していても一括回収してくれる不用品回収がおすすめ。
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