引っ越しや断捨離、家具の買い替えなどをしたときに出た粗大ごみ。できることなら素早く、格安に処分したいものですよね。
しかしながら、粗大ごみの出し方は市によってルールが決められています。ルールに準じて処分しなければなりません。
東久留米市は、東京都内の中では比較的粗大ごみの処分はしやすい地域だと言えます。一度に収集処分ができる粗大ごみの点数に明確な制限はないですし、自分で持ち込み処分することも可能です。
ただし、そんな東久留米市でも一度に大量の粗大ごみ収集は認められておらず、市では処分できない品目も多くあります。
そこでこの記事では、東久留米市における粗大ごみ収集・持ち込み処分の方法や料金、それぞれのメリット・デメリットだけでなく、同時に不用品回収業者を利用する場合のメリット・デメリットも合わせて解説していきます。
不用品回収業者は素早く、簡単に処分したい方におすすめなので、市で処分する場合と比較して、より自分にあった方を判断すると良いでしょう。
東久留米市で粗大ごみを処分したい方はぜひご参考ください。
東久留米市で回収できる粗大ごみ・回収できない粗大ごみ
東久留米市では「 家庭から出るごみで、分解・解体前の大きさでどこか一辺の長さが30センチ以上のもの」が粗大ごみとして扱われます。
ただし、品物によっては対象外となるものもあるため、詳しくは申し込みの際に確認する必要もあるでしょう。
東久留米市で回収できない粗大ごみ
東久留米市では、次のようなものは市による処分はできませんので、注意が必要です。
- エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機
- パソコン
- 柳泉園組合に持ち込めないもの(後述)
- 事業により発生した大型ごみ
(参照 : 収集処理できないもの | 東久留米市 https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kankyo/shigen/gomishigen/1000831.html)
東久留米市の場合、中間処理施設「柳泉園組合」で焼却、破砕、圧縮などの処理が難しいものは収集することはできません。
市のホームページによると、収集できないものの例が次のように挙げられています。
うす、エレクトーン、FRP製ボード(サーフボードなど)、オートバイ、オイルヒーター、スプリング入りマットレス、電動式ベッド(介護用含む)、大型ガスボンベ類、建築廃材、大型ゲーム機、業務用コピー機、コンクリート製品、自動車部品、自動麻雀卓、消火器、洗面台、耐火金庫、和文タイプライター、タイヤ、電動式車いす、コンデンサー、バッテリー、ピアノ、浴槽、便器、火薬やガソリンなどの発火物、室外給湯器、注射器などの医療廃棄物、石、土、農薬、ボウリングのボール、石油やペンキなどの液体、仏壇、神棚 など
(参照 : 収集処理できないもの | 東久留米市 https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kankyo/shigen/gomishigen/1000831.html)
東久留米市における粗大ごみ処分の方法
前述の通り、東久留米市で粗大ごみを処分する方法は次の3通りがあります。
- 市に収集を依頼する
- 市に直接持ち込んで処分してもらう
- 不用品回収業者を利用する
それぞれの方法のメリットとデメリットを比較してみましょう。
市に収集を依頼する流れとメリット・デメリット
一つ目の方法は、市に収集を依頼することです。市に収集してもらう場合、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
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詳しく見ていきましょう。
市に収集を依頼するメリット
市に収集を依頼する1番のメリットは、安くて手軽に粗大ごみを処分できることでしょう。
東久留米市の場合、処分費用は品目ごとに決まっています。解体・分解しても粗大ごみであることは変わらず、元の大きさ、重さなどによって金額が決まります。
金額の一例を以下に載せておきます。
品目 | 手数料 |
---|---|
ベッドフレーム(シングル・セミダブル) | 800円 |
ベッドフレーム(ダブル) | 1,500円 |
テーブルや椅子 | 200〜2,000円 |
電子レンジ | 500円 |
タンス | 200〜2,000円 |
カラーボックス | 200円 |
その他のものは以下のページをご確認ください。
上の費用一例を見てわかる通り、非常にリーズナブルな料金で回収してもらうことが可能です。
この安さと、自宅前まで取りに来てくれる点が市に収集を頼む大きなメリットです。
市に収集を依頼するデメリットや注意点
市に処分を依頼する上で一番のデメリット・注意点は回収できない品目が多いことです。
他の市と同様、家電リサイクル法で定められた家電やパソコン、スプリング入りのマットレスなどは処分できません(前章参考)。
そのようなものを処分したい場合は業者に依頼する必要があるため注意しましょう。
また、他の市と同様に収集まで時間がかかることも大きなデメリットです。市の粗大ごみ収集は申し込んですぐに来てくれるわけではありません。収集の日まで自宅に置いておくほかないため、生活する上で邪魔になってしまったり、少し目障りに感じることもあったりするかも知れません。
また、市では一度に大量の粗大ごみ収集はできないことになっていますので、処分したい粗大ごみがたくさんある場合は注意が必要です。
さらに、どんなに大きなものだとしても玄関前まで自分で搬出しなければならないという注意点もあります。タンスなどの大きい家具類の場合、男性でも搬出作業は簡単ではありません。万が一壁紙に傷をつけたりしてしまえば修理が高くついてしまうため、十分に注意して作業する必要があります。
【ワンポイント】 集合住宅の場合、玄関前まで取りに来てくれるわけではありません。 1階の収集しやすい場所に置いておく必要がありますので、2階、3階に住んでいる方は場合によっては自分で大きなものを階段で下さなくてはならない場合もあり、困難なこともあるので注意が必要です。
自分で持ち込み処分するメリットとデメリット
2つ目の方法は、区のごみ処理施設まで自分で粗大ごみを持ち込んで処分してもらう方法です。この場合、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
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詳しく解説していきます。
自分で持ち込み処分するメリット
できる限り安く粗大ごみの処分がしたいのであれば、自分で区の施設へ持ち込むのが一番です。東久留米市の場合、自分で持ち込みの場合は品目にかかわらず「10kgにつき380円」ですので、かなり低価格で粗大ごみを処分することができます。
しかも、粗大ごみだけでなく一般ごみもまとめて処分できる上に市のごみ袋を利用する必要もありません。多様なゴミがまとめて出ている場合、一度にまとめて処分できることも大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、東久留米市の場合は直接の持ち込みに予約は不要です。手軽に素早く処分できるので有効な手段と言えるでしょう。
自分で持ち込み処分するデメリットや注意点
自分で持ち込み処分をする場合、当然ながら車などの運搬手段が必要となります。特に、タンスなどの大きな粗大ごみを運びたい場合は大きな車や軽トラックなどが必要です。レンタカーを借りるのでは結局高くくついてしまい、せっかく安く処分できるというメリットを活かすことができません。運搬手段を持っていることが大前提と言えるでしょう。
また、自宅から粗大ごみを外に出し、車に積み込み、施設で下ろすと行った作業を全て自分で行う必要があるため、手間と時間がかかります。タンスなどの大きなものを自宅から搬出する作業は思っているより難しく、壁紙等を傷つけてしまうと結局高くついてしまうので、慎重な作業が必要です。
また、市に回収を依頼する場合と同様、出せない品目がることにも注意しましょう。
不用品回収業者を利用するメリットとデメリット
東久留米市で粗大ごみを処分するもう一つの方法が、行政ではなく不用品回収業者に依頼することです。不用品回収業者の場合、次のようなメリット・デメリット・注意点があります。
メリット | デメリット |
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詳しく解説していきます。
不用品回収業者を利用するメリット
プロによる不用品回収の最大のメリットは、今すぐにごみの処分ができることです。また、搬出作業から全てお任せできるのでお手軽・安全・スピーディーに粗大ごみ処分をできることも大きなメリットです。
前述のとおり、タンスや冷蔵庫などの粗大ごみを自宅の中から外に搬出するのは予想以上に難しいものです。特に、階段の上げ下げをするのは危険で技術が必要なため、いざやってみると壁紙を傷つけてしまったり、最悪の場合大きな怪我を負ってしまうことも考えられます。
壁紙に傷つけてしまったりすると、最終的な費用はかなり高額になってしまうので、プロに依頼する意味は大いにあると言えるでしょう。
さらに、市では一度に処分してもらえない冷蔵庫やスプリングマットレスなどを処分したい場合や、大量の不用品がある場合もすぐに処分してくれます。
不用品回収業者の中にはトラック積み放題の定額パック料金となっている業者もありますので、量が多い場合は意外とお得に依頼できる場合も多々あります。
不用品回収業者を利用するデメリットや注意点
不用品回収業者の利用にもデメリットや注意点はあります。
業者に依頼するデメリットといえば、費用がかかるという一点に尽きます。ただし、業者選びをきちんとすればお手頃な価格で依頼できる業者もあります。すぐに、手間なく、安全に処分できることも踏まえたら非常にお得なことも多いです。一度検討してみると良いでしょう。
しかしながら、きちんと業者の検討をせずに選んでしまうと、悪徳業者に当たってしまう恐れがあるということを覚えておきましょう。 格安な料金を提示しておきながら、作業後に何かと理由をつけて追加料金を上乗せし、高額請求するような業者も報告されています。
(http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen254.html)
このような業者に当たらないよう、安心して作業を依頼できる業者をきちんと調べて確認する必要があります。
不用品回収業者を利用した粗大ごみ処分の方法については後ほど詳しく解説いたします。
東久留米市で市に粗大ごみを収集してもらう方法
市に粗大ごみ収集を依頼する場合、次のような流れになります。
- ステップ1 : 申し込みをする
- ステップ2 : ごみ処理券を購入する
- ステップ3 : 収集日にごみを出しておく
詳しく解説していきます。
ステップ1 : 申し込みをする
まずは市の粗大ごみ収集窓口に申し込みをする必要があります。東久留米市の場合、申し込み先は「環境安全部 ごみ対策課 管理係」になります。
申し込みは電話・FAXから可能です。申し込み先の詳細を以下にまとめておきます。
申し込み先 | 環境安全部 ごみ対策課 管理係 |
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電話番号 | 042-473-2118 |
FAX | 042-477-6755 |
URL | https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kankyo/shigen/gomishigen/1000820.html |
電話受付日時 | 平日 8時30分~17時15分 |
電話申し込みの際は住所、氏名、電話番号の他に、粗大ごみの品目(どんなものなのか)、粗大ごみの数量や大きさといった詳細情報を聞かれます。申し込みをする前に確認・採寸しておくようにしましょう。
申し込みが完了すると、粗大ごみの処分費用と収集日が通知されます。申し込み日時とともに、忘れずにメモしておきましょう。
申し込み後のキャンセルや追加、数量などの変更がある場合は、収集日前日(前日が日・祝日にあたる場合はその前の日まで)の午前中までに連絡する必要があります。事前連絡なしで追加やキャンセル等はできないため、注意しましょう。
FAX受付の場合、24時間申し込み可能です。所定の申し込み用紙をダウンロード・印刷して 042-477-6755にFAXします。返信のFAXを受け取ったら申し込み完了となります。
- 東久留米市 粗大ごみ申込書(PDF版)(https://www.city.higashikurume.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/313/sodaigomimousikomi_gann_5.pdf)
- 東久留米市 粗大ごみ申込書(EXCEL版)(https://www.city.higashikurume.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/313/sodaigomimousikomi_gann_5.xlsx)
ステップ2 : ごみ処理券を購入する
申し込みが完了したら、指定された金額分のごみ処理券を東久留米市内の販売所(コンビニエンスストアなど多数あります)で購入します。ごみ処理券は東久留米市専用のものなので、他の市で購入したごみ処理券は利用できません。
(参考) 東久留米市指定収集袋・粗大ごみ処理券の取扱店舗一覧 https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kankyo/shigen/1010184.html
購入したごみ処理券には収集日と名前、または受付番号を記入して、粗大ごみの見える場所にわかりやすく貼っておきます。
他の市区町村のごみ処理券を貼っても収集してもらえないため、必ず東久留米市のごみ処理シールを購入して貼るようにしましょう。
ステップ3 : 収集日にごみを出しておく
収集日当日になったら、ごみ処理券を貼った粗大ごみを午前8時半までに玄関先または指定場所へ出しておきます。集合住宅の場合、1階の分かりやすい場所へ出しておきます。物件ごとに決められている場合も多いので、管理会社や大家さんに確認しておきましょう。
処理券を貼って時間までに出しておけば、あとは市の方で収集しておいてくれます。立ち合いは必要ありません。
申し込みがしてあっても処理券が貼っていないもの、逆に処理券が貼ってあっても申し込みされていないものは収集されませんので、注意しましょう。
東久留米市で粗大ごみを持ち込み処分する方法
続いて、自分で粗大ごみの持ち込み処分をする方法を紹介致します。東久留米市は東京都内の他の地区と比べて持ち込み処分がしやすい環境だと言えます。
- 搬入処分できるのは「可燃ごみ」「不燃ごみ」「粗大ごみ」
- 予約不要。現地にて受付(住所が確認できる本人確認書類が必要)
- 持ち込み受付時間は次の通り
- 月曜〜金曜日
- 8:30〜11:30, 13:00〜16:30
- 料金は10kgあたり380円(現金払いのみ)
東久留米市の持ち込み処分は「柳泉園組合」が管理しています。
施設名 | 柳泉園組合 |
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住所 | 〒203-0043 東久留米市下里4-3-10 |
問い合わせ先 | ・可燃ごみ : 042-470-1547 ・不燃ごみ, 粗大ごみ : 042-470-1552 |
ホームページ | http://www.ryusenen.or.jp/gomimotikomi.html |
以上の通り、東久留米市の場合は
- 予約不要ですぐに処分できる
- 粗大ごみ・可燃ごみ・不燃ごみをまとめて処分できる
- 10kgあたり380円と低価格でごみの処分ができる
と持ち込み処分はとても使いやすいです。しかし前述の通り、自分で運搬する手段を持っていないといけない、そして手間がかかるというデメリットもあります。
また、持ち込みも市による処分となりますので、
- エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ・パソコンなどの家電
- スプリングが入っているベッドマットやソファ
- 建築廃材・自動車部品・液体など
といった処分できない品目が多くあることも忘れてはいけません。
これらのデメリットが問題ない方なら、持ち込み処分はとても良い選択肢です。
不用品回収業者を利用した粗大ごみの出し方
不用品回収業者を利用すれば、スピーディーで簡単に粗大ごみを処分することができます。不用品回収業者を利用して粗大ごみを出す際は、次のような手順になります。
- 東久留米市を対象エリアとする不用品回収業者を探す
- 自分の希望に合っていてリーズナブルな業者に見積もり依頼をする
- 納得のいく業者を決め、作業依頼する
- 業者に来てもらい搬出・回収をしてもらう
- お支払いをする
つまりは業者選びさえすれば、あとは特に何もすることはありません。あっという間に粗大ごみを処分することができます。
不用品回収業者を選ぶポイントは、次の通りです。
- 明確な料金体系で、見積もり後の追加料金がないことを明記している
- 自分の希望に合っている(すぐに来て欲しい, 夜間や早朝に作業して欲しいなど)
- 口コミが良い
前述の通り、不用品回収業者の中には後から高額請求するような悪徳業者もあります。明確な料金体系であることを確認するようにしましょう。
そしてやはり、口コミ情報はとても大切です。口コミ情報をよく確認して、高評価を受けている業者を選ぶようにしましょう。
東久留米市で利用できる格安不用品回収業者
東久留米市で不用品回収業者を利用するなら、粗大ゴミ・ゴミ屋敷回収のパイオニア「粗大ゴミ回収サービス」にお任せください。追加料金なしの明瞭な定額料金プランで、TVに取り上げられた実績もある粗大ゴミ回収サービスなら「頼んでよかった」を約束いたします。
ありがたいことに、次のような高評価の口コミを多数頂いております。
粗大ゴミはほぼなんでも持っていってくれたので非常に助かりました。
業者さんに依頼するとこんなに楽なんて知りませんでした。
お金を払う価値は十分にあったので、満足しています。
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東久留米市で粗大ごみの処分にお困りなら、ぜひお気軽にご相談くださいませ!
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。