引っ越しの際にゴミの処分で悩んだという方も多いでしょう。ゴミの量や種類も多くなってくるので、計画的に捨てないと間に合いません。
しかし、分別もルールがありそれぞれのゴミにあった捨て方を守らなければならないために思うように進みにくいものです。
この記事をご覧になると、引っ越し時のゴミの処分方法が分かります。計画的に進めるためにも覚えておきたい注意点もまとめました。
どうしても引っ越しまでに間に合わない場合の対処法もご紹介しておきましょう。引っ越しを控えている方は、ぜひ参考に進めてください。
記事の目次
引っ越しを控えている時のゴミの処分方法
引っ越し準備を進めていると、不用品も次々に出てくるものです。荷作りを優先していると、ゴミの処分が間に合わない事態になるかもしれません。
引っ越しで出るゴミの処分方法は、主に5つあるので合う方法を見つけて行きましょう。
自治体の粗大ゴミ回収で出す
自治体では、粗大ゴミ回収を利用できます。一般の可燃ゴミを出すのと異なり事前の申し込みが必要です。
- 電話やインターネットで粗大ゴミ回収の予約をする
- 粗大ゴミの手数料として有料粗大ゴミ処理券を指定場所で購入する
- 粗大ゴミの粗大ゴミ処理券を貼る
- 収集日に収集場所に粗大ゴミを出す
収集場所まで粗大ゴミを持って行かなくてはなりませんが、自治体のサービスなので割安で処分ができます。
自治体のゴミ処理場に持ち込む
引っ越しでは大量のゴミが出ます。一気に処分するのにおすすめなのが、自治体のゴミ処理場への持ち込みです。
ただし、東京23区など持込を不可としている自治体もあるのであらかじめ問い合わせしておきましょう。
自治体によって、ゴミ処理場の持ち込みの際の方法が異なります。以下の点について、ホームページやゴミ処理施設で調べておくと安心です。
引っ越しシーズンや年末は、混みあうことも多いので可能な範囲で持ち込むスケジュールを調整してみてください。
- 事前の申し込みが必要なのか?
- 排出者の身分証明書が必要なのか?
- ゴミ処理の費用はどう設定されているのか?
- 持ち込みできるゴミの種類やサイズは?
リサイクルショップや買取業者に売却する
身近なリサイクルショップに出向いたり、買取業者の出張買取や宅配買取を利用したりして売却する方法もあります。
引っ越しまでには何かと慌ただしいことも多いため、出張買取や宅配買取だと出向く必要がなくて便利です。
ただでさえ、引っ越しを控えていると仕分けや荷作りに追われるので、楽に利用できる方法を活用してみましょう。
友人や身内に譲る
引っ越しで不要になったものと言っても、まだ使える家具や家電などであれば友人や身内など親しい間柄の人にもらってもらえないか相談する方法もあります。
気心が知れている関係なら、喜んでもらってくれる可能性もあるでしょう。
捨ててしまえば単なるゴミですが、使えるものであれば誰かの元で役立つというメリットもあります。
引っ越し業者の不用品回収・買取を利用する
引っ越し業者の中には、不用品回収・買取のサービスを提供しているところもあります。
不用品買取は、前もって宅配買取を活用して処分を進めておくと良いでしょう。
一方、不用品回収のサービスは、引っ越し業者によって対応可能な品目が決まっているので利用する際には問い合わせをしておく必要があります。
大手引っ越し業者の不用品買取・回収の対応
引っ越し業者 | 不用品買取 | 不用品回収 |
サカイ引越センター | 〇 | × |
日本通運 | × | 〇(地域で対応が異なる) |
アート引越センター | × | 〇(家電リサイクル対象品目のみ) |
アーク引越センター | × | 〇(家電リサイクル対象品目のみ) |
不用品回収業者に依頼する
引っ越し時のゴミや不用品をまとめて処分できるのが、不用品回収業者です。業者が回収可能なものならどんな不用品でも回収してもらえるので、引っ越し準備の負担を少しでも減らせます。
不用品回収業者では、自治体の粗大ゴミの対象外のものも回収してくれるので手間がかかりません。
手間や時間をかけずに処分できるのが強みですが、自治体の回収よりも割高になります。不用品回収業者では、買取も行っているところもあるのでうまく行くと不用品回収の費用を抑えることもできます。
引っ越し時の粗大ゴミや家電の処分で注意すべきこと
引っ越しの際に、粗大ゴミや家電など大型のものほど処分しづらいものです。
これらのものを処分する際には、どのような点に注意すべきかをご紹介しておきましょう。
引っ越しが決まったら逆算して粗大ゴミの処分の計画を立てる
粗大ゴミ回収は、申し込みから1カ月後になることも珍しくありません。
引っ越しが決まった時点で、引っ越し日から逆算して粗大ゴミの処分をしてもらう計画を立てるのがおすすめです。
できるだけ希望日に予約を取るためにも、ゆとりのある申し込みをしましょう。
家電リサイクル法対象品目は粗大ゴミでは回収できない
引っ越しの機会に、テレビやエアコンなど特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象品目を処分する場合もあるものです。
しかし、自治体では以下の家電は回収できません。
- テレビ
- 洗濯機・衣類乾燥機
- エアコン
- 冷蔵庫・冷凍庫
家電4品目の処分は、以下の方法で行います。
- 購入店に引き取りを依頼する
- 指定引取場所に持ち込む
- 買い換え時に家電量販店に引き取りしてもらう
引っ越し直前まで使用する家電の場合には、回収日の日程を調整するなどの工夫が必要と考えておきましょう。
自治体では処理が困難なものも回収できない
引っ越しとなるとさまざまなゴミが出て来るものでしょう。自治体では処理が困難なため回収できないものもあるため、処分方法を考えておく必要が出て来ます。
- バッテリー
- プロパンガスボンベ
- 灯油
- 塗料
- 農薬
- タイヤ
- 小型充電式電池
- ピアノ
これらの処分は、購入店や販売店、メーカーに相談しておくようにしてください。
不用品回収業者に依頼する際には許可の有無を確認する
不用品回収業者は、引っ越し時のさまざまな不用品を自宅まで回収してくれるので、非常に便利です。
ただし、依頼する際には適切な業者かどうかを見極める必要があります。一般の方でも判断するのに役立つのが、「一般廃棄物収集運搬許可」の有無を確認することです。
依頼の際は、費用や対応の早さにばかり意識が行きがちです。
無許可営業の業者の利用を避けるためにも、ホームページや電話で許可の有無を確認しておくように注意してください。
ゴミを処分する際の費用相場
ゴミを処分するにも費用がかかるものです。特に、引っ越し時はより多くのゴミの処分があり、処分方法やゴミの種類によっても費用が異なります。
自治体と不用品回収業者の費用相場をご紹介しておきましょう。
自治体の粗大ゴミ回収の手数料事例
粗大ゴミの手数料は、自治体ごとに定められています。間業者に依頼するよりも割安なのが特徴です。
東京都大田区の手数料を一例としてご紹介しましょう。
粗大ゴミの種類 | 手数料 |
ガステーブル | 300円 |
こたつ | 300~800円 |
自転車 | 800円 |
家具類 | 300~2,000円 |
ベッド(シングル) | 1,200円 |
自治体の回収は費用を抑えられるものの、収集日が希望通りにはならなかったり、収集場所まで運搬しなくてはならなかったりする点もあります。
回収の申し込みをする際には、これらの問題をクリアできるかどうかも考えておくようにしましょう。
不用品回収業者の料金事例
不用品回収業者の場合には、依頼者の都合に合わせて回収に来てくれ、運搬の手間もかかりません。
最短なら即日でも駆けつけてくれるので、とても心強いサービスを提供してもらえます。それだけに、費用は割高になることを承知しておかなくてはなりません。
基本料金や単品料金の一例をご紹介しておきます。
基本料金 | 3,000~5,000円 |
軽トラック載せ放題 | 15,000~19,000円 |
単品の場合 | 単品料金のみ記載(基本料金別途) |
テーブル・ソファー | 2,000~7,000円 |
タンス | 2,000~8,000円 |
自転車 | 2,000円 |
業者によって基本料金・単品料金・定額料金の設定はさまざまです。
また、階段料金や解体料金が発生する場合もあるので、見積もりを取る際にはどこまでの作業内容が含まれているかも確認してください。
引っ越し時のゴミの処分が間に合わない時の対処法
引っ越し時は、荷作りや手続きなどに追われてすべてのゴミの処分がどうしても間に合わないものも出て来るかもしれません。
やむを得ない場合には、新居へ持っていくことになります。大型の粗大ゴミならそれだけ引っ越し費用もかさんでしまう場合もあるでしょう。
不用品回収業者は即日回収も可能
ゴミの処分が引っ越しまでに間に合わないと思った時には、不用品回収業者なら引っ越し前日にでも対応できる場合もあります。大型の粗大ゴミを何とかして処分したい時には、業者によっては即日対応も可能です。
ゴミの処分が間に合わないと引っ越し荷物が増えることになり、見積もりよりも高くなってしまう場合もあるでしょう。
不用品回収業者への依頼でそれなりの費用は発生しますが、無駄なものを新居へ持っていくこともありません。
引っ越しのゴミ処分が間に合わない時は粗大ゴミ回収サービスへお任せ!
引っ越し時のゴミの処分はいろいろな方法があり、引っ越しが決まったらできるだけ計画的にゴミの処分を進めていくことで余分な荷物を減らせます。
ただし、引っ越し時は片付けや荷作り、手続きなどすべきことが次々とあり、粗大ゴミ回収は時間のゆとりがあり不用品が少なめの方しか向いていません。
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