一人暮らし用の木製ベッド、子どもが昔使っていた二段ベッド。なるべく安く処分する方法を知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか?
中には引越しの際、処分するかこのまま使い続けるか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は
・なるべく安くベッドを処分する方法
・一般的なベッドの処分方法
・リユース可能なベッドの処分方法
・手間をかけずにベッドを処分する方法
記事の後半にはベッドを処分する際の注意点も解説します。この記事を読めば、賢いベッドの処分方法が分かり、片付けをスムーズに行うことができるでしょう。
なるべくベッドを安く処分する方法はコレ!
ベッドの処分費用をなるべく抑えたい方は次のような方法があります。
- ベッドを解体して一般家庭ゴミとして処分する
- 自治体の粗大ゴミ回収を利用する
順番に説明します。
ベッドを解体して一般家庭ゴミとして処分する
ご自身で解体することが可能な木製のフレームベッドは、細かく裁断して一般家庭ゴミとして処分することが可能です(木製でも一部組み立て式ベッドは解体できない製品も多数ある)。
原則自治体の一般家庭ゴミは、長さ30cm以内(地域によっては50cm以内)かつ、指定有料ゴミ袋に入れば収集してもらえます。
やり方としては、ネジ・ボルトなどの金属部分と木製部分を分けて、フレームは指定の大きさまで電動ノコギリで裁断。布部分はハサミを使うと便利でしょう。
手間はかかりますが、処分費用をかけたくない方におすすめの方法です。
スプリング入りのマットレスは通常収集は不可
注意したいのは、スプリング入りのマットレスは、ほとんどの地域で一般ゴミとして収集していないのが実情です。
車のタイヤやホイールと同様「特定適正処理困難物」に指定されるため、自治体に申し込みをして有料で処分してもらう流れになります。
とはいえ処分方法は地域によってルールはまちまちなので、事前確認が必須です。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
そもそも解体できないベッドや解体を考えていない方は、自治体の粗大ゴミ回収にまずは相談してみましょう。自治体に依頼すれば、一般の業者に依頼するよりも費用を抑えることができます。
地域ごとに「粗大ゴミ収集受付センター」と呼ばれる窓口が設置されているので、インターネットか電話にてお申し込みが可能です。
粗大ゴミ回収を利用するには、以下の点に注意してお申し込み手続きを行いましょう。
- 処分したい品目の一辺の長さが90cm以上2m以内
- 回収してもらえる点数は地域ごとに決まっている
- 指定場所まで運ぶ必要がある即日回収は不可
回収は単品だけではなく、複数点(一般的には上限5点)依頼できるので、ベッド以外の家具も処分したいという方にもおすすめです。
リユース可能なベッドの処分方法
汚れがほとんどなかったり、ブランド品だったり、捨てるにはもったいないベッドをお持ちではないでしょうか?
そのような場合は次のような処分方法がおすすめです。
- リサイクルショップに相談
- インターネットオークションやフリマアプリを利用する
- 知人に譲る
詳しく見ていきましょう。
リサイクルショップに相談
まだ数年しか経っていないベッドの場合は、リサイクルショップに相談するのも一つの方法です。
リサイクルショップでは、処分しようと考えているベッドがリユースできる可能性があります。通常、査定は無料なので、お手持ちのベッドの需要を気軽に問い合わせすることができるでしょう。
ベッドはサイズも重さもあるので、店舗への持ち込みをするのは困難ですが、出張サービスを行っている便利屋であれば、トラックの準備や搬出の手間が省けます。
便利屋とは、まだ使える製品を買取もしくは無料で回収してくれるサービスです。
例えば、買取可能なベッドであれば、次のようにお得に利用することができます。
回収した製品をリユースすることで利益を得る仕組みなので、買取したり無料で回収したりできるわけです。
需要のあるベッドをお持ちの方にとっては、メリットのある処分方法となるでしょう。
インターネットオークションやフリマアプリを利用する
インターネットオークションやフリマアプリを利用して、必要な方に譲る方法も有効です。ほとんど汚れがなく、さらに人気の高いブランド品となれば、「欲しい」という方が見つかるかもしれません。
ただしオークションやフリマアプリでベッドを配送するとなると、「配送料」が高くつきます。
そのため、同じ地域にお住まいの引取可能な方を探すことが必要です。
また、取引が即決するとは限らないので、引っ越し間近の方にはおすすめできません。
ベッドの処分を長期的に考えている方であれば、一度試してみるのもよいでしょう。
知人に譲る
周囲にアナウンスしておけば、タイミングよく「ベッドを探していた」という方が見つかるかもしれません。
転勤のある会社であれば、自宅通勤から単身赴任になる方もいらっしゃるでしょう。一人暮らしに必要な家具を一式揃えるのは大変なもの。ベッドだけでも譲ってもらいたいという場合もあるはずです。
汚れやきしみなどがないベッドで、かつ解体も容易なものは、知人に譲るという選択肢も視野に入れてみましょう。
ベッドの処分に手間をかけたくない方はコレ!
ベッドを解体したり、運んだりといった手間をかけたくない方におすすめなのは次のような方法です。
- 買替え予定があるなら家具引取サービスを利用する
- 引越し業者に依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
詳しく説明します。
買替え予定があるなら家具引取サービスを利用する
引越し先で使うベッドを新調する予定なら、家具引取サービスを利用するのも賢い方法です。
引取サービスを行っている有名な店舗を一部以下に紹介します。
ニトリ | 購入された家具(組立家具は除く)と引取する家具が同数量または同容量までであれば1注文につき4,400円(税込み)で取引可能(一部地域は除く) |
無印 | 対象商品に限り、新しい商品をお届けする際、ご注文商品と「同種」かつ「同数」の不用品の搬出作業や引取が税込み3,000円×個数で対応可能 |
大塚家具 | ご購入品と同等品および同数に限り家具の配送時に引取可能。(一部地域を除く) マットレス・ベッドフレーム:1,000円~6,000円 二段ベッド・システムベッド・ウォーターベッド:3,000円~4,000円 |
東京インテリア | お買い求めいただいた大型家具の配送時に不要になった(お買い上げ商品と同等・同数の家具)の引取が可能 中型家具(幅+丈+奥行)= 200cm以上300cm未満は3,000円 大型家具(幅+丈+奥行)= 300cm以上は4,000円 ベッド一式またはマットのみ、スプリング、ウレタン、布等の分別廃棄の必要なものは5,000円 |
上記の店舗で家具を購入する予定があって、条件がクリアできれば、便利に利用できるサービスとなります。
IKEAでは買取サービスも行っている
IKEAでは家具買取サービスも行っています。家具のコンディションによって、専用のカードに金額がチャージされる仕組みです。取引が成立すれば、IKEAのアウトレットで販売されることになります。
サービスの流れやコンディションの例については下記のIKEAホームぺージを参照ください。
https://www.ikea.com/jp/ja/customer-service/services/removal-recycling/buyback-pub9a4d6270
引越し業者に依頼する
引越し業者を利用して引越しをする際は、引越し+ベッドの処分を依頼することも可能です。
ベッドを「引越しギリギリまで使用したい」、「他の業者に依頼する手間を省きたい」ときにおすすめの処分方法となります。
引越しの現地調査の際、ベッド処分も同時に依頼して、査定してもらうことが可能です。
引越し業者の中には買取サービスを行っている業者もいるので、もし買取可能となれば、引越し代の節約にもなるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
ベッド以外の不用品も処分したい方(目安は5点以上)は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
プロの作業員が短時間で作業してくれるので、手間ひまかけずに片付けが完了します。玄関を通らないサイズのベッドや、階段がある共同住宅での対応も可能です(業者によっては追加料金がかかることもある)。
不用品回収業者でも買取りサービスを行っている場合が多いので、もしかするとお得に処分できるかもしれません。
また不用品回収業者に依頼するメリットは、即日対応が可能なことです。引越し業者だと、繁忙期の対応に時間がかかるような場合でも、対応してもらえることが多いのが特徴となります。
自治体では回収を断られた場合でも回収してもらえる可能性が高いので、「これは引取ってもらえるかな」と不安に思う不用品があれば、一度相談してみるのがよいでしょう。
ベッドを処分する際の注意点
ベッドを処分する際には以下の注意点を抑えておきましょう。
- ベッドは種類によって処分費用が異なる
- IKEAやニトリの組み立てベッドは解体し難いものが多い
- 【無料回収】と謳って巡回しているトラックには要注意
順番に説明します。
ベッドは種類によって処分費用が異なる
ベッドと一口にいっても、その種類は多岐にわたり、費用もそれぞれ異なります。
一例を下記の表にまとめましたので、参考にしてください。
ソファベッド | 8,000円~10,000円 |
シングルベッドのフレーム | 1,000円~3,000円 |
システムベッド(ベッドのフレーム代+机代+本棚代) | 10,000円を超える場合あり |
もちろん業者によって基本料金はまちまちなので一概にはいえませんが、ベッドの用途による分類やサイズによって、処分費用には差が出てくるのが一般的です。
IKEAやニトリの組み立てベッドは解体し難いものがある
IKEAやニトリの組み立てベッドの中には、引越し業者でも容易に解体できない商品があります。特にIKEAのベッドは重量もあるため、運ぶのも困難です。
たとえ解体できたとしても、再度組み立てを行うことができず、リセール対象外となることも。そのためリサイクルショップでは断らることも少なくありません。
価格帯が安いものからおしゃれなデザインまで品ぞろえが豊富で人気はありますが、処分するときに意外な落とし穴があることを覚えておきましょう。
マットレスは買取対象外になることも
マットレスは、買取サービスを行っている家具店やリサイクルショップでは、引取対象外となることが多いのが現状です。
その背景にはリユースが難しいとい判断されてしまうマットレスの現状があります。
例えばIKEAとニトリのマットレスは比較的安く購入できることから人気が高いですが、早い場合だと数年でダメになるケースがあるため、購入サイクルが早くなりがちです。
そのため買取ではなく処分を考える必要があります。
ただし上述した通り、スプリング入りのマットレスは「特定適正処理困難物」に指定されるため、一般の家庭ゴミとしては原則処分することができないので、注意しましょう。
【無料回収】と謳って巡回しているトラックには要注意!
ベッドを手っ取り早く処分したいと考えても、無料回収のアナウンスをしながら巡回しているトラックには注意してください。
近年、無料と言いながら高額請求してきたり、不法投棄したり、違法営業を行っている業者が問題になっています。
特に連絡先が携帯になっている、もしくは所在地が明らかになっていない業者は危険です。中には回収依頼したベッドが、「近くの空き地に捨てられていたと」いうケースも見受けられます。
基本的に優良業者がトラックで巡回してくることはありませんので、無許可の業者にはくれぐれも騙されないよう気をつけてください。
ベッド処分を安心して依頼するなら
ベッドの処分にお困りの方や、ベッド以外の不用品を複数点処分したい方は『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃パイオニア!粗大ゴミ回収サービス』にご相談ください。
『粗大ゴミ回収サービス』では、ベッドの処分の他に、お部屋まるごとの清掃にも対応しています。
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もし悩んでいる方がいらっしゃればお電話はもちろん、24時間対応メールやLINEでもお気軽にご相談ください。