仕事や普段の生活が忙しく、気が付けば部屋はゴミだらけ、自分では、片付けようと気合を入れても、その散らかり様に意気消沈、「明日やろう!」なんてことありませんか?
共働きが増えた今の時代、女性も頑張って働いています。しかし、まだまだ掃除は女性がするものって思っている男性も多いです。そのことはとても残念ですが、愚痴を言っても部屋が綺麗にならないのもまた事実です。
ここは、上手で簡単な部屋の片付け方を学んで、すっきりするのが賢いライフスタイルではないでしょうか?この記事では、部屋の片付けのポイントをわかりやすくご紹介していきます。是非、ご参考にしてください。
部屋の掃除と片付けの違い
部屋の掃除と片付けは、一緒と思っていませんか?実は、まったくの別物です。掃除は、部屋を綺麗にすることで、片付けは、不用な物を整理して、新しいものを入れることです。
人生のライフスタイルでは、必ずさまざな変化があります。例えば、引越しや模様替え、リフォームなど今の住み方や過ごし方を変える場合、また、時代と共に変化する自分や家族の年齢、時間経過で起こる家具や家電の劣化など、これまで使っていたものが使えなくなります。
そんな時は、やはり片付けが必要でしょう。古くなったものを新しいものに換えることで、これまでにない新しい発見が生まれてきます。
精神的なメリット
たしかに、これまで使っていたものを換えることに抵抗感がある場合もあります。愛着もあるし、なかなか交換できない気持ちってありますよね。でも、古い洋服や家具、家電などは、いつまでも使い続けられるものではありません。やはり、時期を見て買い換えるのがベストでしょう。
新しいものに換えると良い精神的な効果があります。まず第一に部屋の雰囲気が明るくなります。古く、寂れた感じの家具や家電が綺麗になるので、見た目がぱっとして、部屋全体が明るくなります。そうすると精神的にリフレッシュできて、気持ちが軽くなっていきます。次に若返ります。最新の家具や家電、洋服もそうですが、その時代の流行が部屋の中に入って来るので、好奇心が増し、精神的に若返ります。
部屋の片づけをするだけで、良い精神状態になる場合が多くあります。
面白いメリット
片付けるとは、いわゆる整理・整頓することです。広辞苑無料検索では、「整理」とは乱れた状態にあるものを秩序を正しくすること、また、不必要なものを取り除くこととあります。一方「整頓」とは、よく整った状態にすることとなっています。つまり、不要なものを捨てて、必要なものをしっかりと整った状態でまとめることが、「片付け」と言えます。
かたづけが上手に実行できると、実は、節約という面白いメリットが現れます。
整理・整頓することで、家の中に何がどのくらいあるか分かるようになります。すると同じものを新しく購入することが減るので、お金の節約になります。よく、「また、同じものを買って来ちゃった」てことが無くなります。同じような効果で、物を大切にするようになります。例えば、洋服など、一度仕舞うとなかなか着なくなる人がいますが、これは整理がしっかり出来ていないためです。まだ使えるのにどこに仕舞ったか分からなくなり、新しいものを購入して、以前のものを使わなくなるパターンです。
時間のメリット
「あれどこにいったかな?」、「あれ知らない?」なんて、家族の会話によく出てきませんか?会話のコミュニケーションとしては、大切かもしれませんが、物が見つからない時、特に急いでいる時などは、イライラしてしまうものです。結局、時間だけが過ぎて見つからないことってありますよね。片付けがしっかり出来ている場合、何が、何処に、どのくらいあるか、整理されているので、時間の無駄を無くすことができます。
部屋の片付けのポイント
夫婦共働きが増えている現在、忙しいご家族には、片付けは多くのメリットがあるのではないでしょうか?
では、どうやって片づけをしたらいいのでしょうか?部屋の片付け方で、多くの人がやってしまう駄目な行為は、見えない場所へ入れるという行為です。これでは、せっかく片付けたのに、必要な時に見つからなかったり、不用品が増えたりとデメリットの方が大きくなります。
ここでは、そんな片付けが苦手なあなたに、簡単に整理できる3つのポイントをご紹介していきます。この方法を活用して、片付け上手へと変身しましょう。
やる気をあげる方法
片付けって時間と手間がかかるイメージが強いので、なかなかやる気を起こすことって難しくないでしょうか?そんな人のために、かたづけスイッチの押し方をいくつかあげてみます。
① 季節の変わり目。日本には四季があり、いわゆる模様替えで片づけを実行してはいかがでしょうか?半年に一度、春先と秋口の決まった日を決めて実行するといいでしょう。
② 新しい物を買う前に。せっかく新しいものを買っても、しまうスペースが無ければ、片付けになりません。自分へのご褒美に、プレゼントに新しいものを買う前に、片付けをしてからと言うルールをつけてから実行すると、より前向きになります。
③ 彼氏や彼女を部屋に招待する。もしかすると、人によっては、一番効果的かも知れません。確かに収納や引き出しなど見られることはほとんど無いと思いますが、整理・整頓が行き届いた部屋は相手に好印象を与えますし、自分の精神状態も上がります。片付けの動機付けとしては大きいでしょう。
片付けのスタート第一弾はこれ!
片付けの基本は、整理・整頓です。そのためには、片付ける必要があるものを全部だすところからはじめましょう。
例えば、子供や自分の服などの片付けについて考えましょう。子供の成長によって着られなくなった服、穴が開いて破れてしまった服などはありませんか?また、ご自身の服でも、サイズが合わなくなった、流行が去ってもう着ない服、自分の年齢にふさわしくない服などありませんか?
このような不用な服がいつまでも収納されていては、新しい服を買っても入れる場所がありません。入れ替えのためにも片付けたいものは全部出すところからはじめましょう。
必要なものと不要のものを分けるポイント
さて、全部出したら、次は残すものと不用なものをしっかり分けましょう。ここで大切なのは断捨離の精神です。
まだ使うかもって思うとなかなか捨てられないものですよね。そんな時、残すか、捨てるか迷った時の選択として、考えるのは次の3つです。
- 同じようなものや代用が利く品が2つ以上ある場合は、2つだけ残してあとは捨てる。
- 1年以上使ってないものは捨てる。
- 収納量を減らす。
収納を増やさない
基本的に収納は、部屋に備え付けてある家具があれば、それだけにしましょう。なぜなら、人は収納する場所があれば、無尽蔵に入れたくなるからです。
反対に、入れる場所が少なければ、限られたスペースに必要なものだけを残すように考えていきます。そのため、本当に必要なものだけが残っていきます。どうしても、残したい品が多い時だけ、必要な大きさの収納を用意しましょう。
収納が少なくなると、部屋が広くすっきりした空間に見えます。よく、ドラマとかで見られる広く、綺麗な部屋って、収納が見えないからです。
不用品を処分する賢い方法
さて、断捨離によって必要な品だけ残せば、最後に大量の不用品が出てきます。この不用品の片づけが最大の難関といっていいでしょう。
不用品を処分するには主に4つの方法があります。
- ゴミとして捨てる。
- 友達や知人にあげる
- メルカリや質屋で売る。
- 不用品回収業者で処分する。
比較的に簡単なのは、ゴミとして捨てるか、他人にあげることでしょう。しかし、大量の不用品がある場合、結構な手間になります。また、ごみとして捨てられない家電や家具などもある場合には、処分が難しいかもしれません。
また、流行のフリマで売ってお金に変えるという選択肢もありますが、不用品がいつまでも部屋に残って、片付かないというデメリットもあります。
そこで、大量に不用品がある場合は、不用品回収業者に処分を任せることをお勧めします。不用品回収業者は、基本的にほとんどの品を処分してくれて、最短、相談から1時間以内に取りに来る業者もあります。また業者によっては買取りサービスを実施しているところもあるので、価値があるものなら高額買取りも期待できます。
時間も手間もかからず、簡単に不用品が処分できるので、一気に部屋の片づけが終了します。
まとめ
いかがでしたか?部屋の片付けって本気に取り組んだら、結構、時間も手間もかかるものですよね。すこしでも上手に片付けができるように、紹介した3つのポイントをしっかり実行してみてください。部屋が見違えるほど綺麗に、すっきりします。
今回、お勧めした不用品回収業者の中には、部屋の掃除自体をやってくれる業者もいます。部屋の片付けと不用品の処理が同時にできるので、一人では掃除できない場合は、相談するのも選択肢の1つです。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。