本記事では、実家を片付けた際のビフォーアフターを、事例とあわせてご紹介します。
実家は、どうしても家族の歴代アイテムがたまりがち。帰省するたびに、片づけの必要性を感じるものの、つい先延ばしにしてしまっている方も少なくないでしょう。
そんな方々もやる気が起きる、ビフォーアフターの事例やメリット、具体的な手順を解説します。記事の後半では、見違えるビフォーアフターをお得に実現させるコツもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
実家片づけのビフォーアフター事例
まず、実際に実家を片付けた方のビフォーアフター事例を見てみましょう。
生前整理を兼ねた片付け
大量の衣服やものがあふれていた部屋がすっきり!他の部屋も断捨離を実施し、結果的に、捨てたゴミ袋の数はなんと130袋だそうです。
動線もすっきりして、より暮らしやすくなりますね。
●母の部屋:ビフォーアフター 写真よりさらに昔の実家は家具や物に溢れてもっと汚部屋でした。 生前整理後、母にとって心地の良い物の量に減らした事で、快適に過ごせるようになったと母自身喜んでいます
https://x.com/mame_minimal/status/1632544906056171521
mame.|ゆるミニマリスト@mame_minimal 9:53 AM · Mar 6, 2023
実家暮らしだった頃の自室の片付け
現在は使っていない子ども部屋も、親の心理としてはそのままにしておきたいもの。子どもサイドも、つい不用品を実家に放置しがちなのではないでしょうか。
想い出を振り返りながら自室を断捨離するのも、気持ちがすっきりするはずです。
実家の自室片付け 別視点からの写真 (beforeの部屋ひどいな…) ビフォーアフター② before 2019/8/31撮影 after 2020/12/31撮影
https://x.com/gdgd_mukubird/status/1344548003902672897
スクワーレル@gdgd_mukubird 4:36 PM · Dec 31, 2020
実家片づけの大きなメリット【気分が上がるビフォーアフター】
実家を片付けると、ビフォーアフターに気分が高まるはず。大きなメリットを5つ、ご紹介していきます。
- 家族が集まりやすくなる
- 高齢者でも暮らしやすくなる
- 維持が楽になる
- 余計なものを買わずに済む
- 資産価値が高まる
それぞれ、解説していきます。
家族が集まりやすくなる
実家が片付くと、気軽に家族が集まりやすくなる傾向があります。
物であふれていた部屋を整理し、広々としたリビングや座れるスペースを確保すれば、親戚や子どもたち一家が訪れる頻度も増え、気兼ねなく家族行事が開催できるでしょう。
「散らかっているから呼べない」という理由がなくなって家族との交流が増えれば、その後も無理なく、片付いた状態を維持できるはずです。
高齢者でも暮らしやすくなる
実家に住む高齢の両親が暮らしやすくなるメリットもあります。
まず、床や通路に散乱した物による転倒などのリスクを減らせます。また、必要な物が収納内に整理されていると探す手間が省け、体力的負担も軽減されるでしょう。
「動きにくい」「何がどこにあるかわからない」という不便さがなくなり、精神的な安心感も得られます。手すりの設置やバリアフリーの工事も視野に入れやすくなりますよ。
維持が楽になる
一旦、しっかり実家を片づけると、日々の掃除や整理が格段に楽になります。不要な物が多いと、掃除機をかける際に移動させる手間がかかったり、ホコリが溜まりやすかったりなどの二度手間がかかりますが、片づけ後はその負担が激変します。
より少ない労力でキレイな状態を保てるでしょう。
余計なものを買わずに済む
片づけによって物の管理がしやすくなると、無駄な買い物が減るメリットも出てきます。
特に、日用品や食品がストックの中で見つけやすくなるため、計画的に消費できるようになるでしょう。収納スペースの状況も把握できれば、自然に浪費を抑える効果もあるはず。
全ての物が把握できる状態に変わると、家計管理のスムーズさにつながるわけです。
資産価値が高まる
資産価値の目線からも、実家の片付けは大きなメリットがあります。
ゴミや不用品があふれた状態では、家全体の印象が悪く、売却や賃貸に不利になるケースが多く見受けられます。きちんと片づけて掃除するだけで、設備の劣化も進みにくくなり、家の寿命を延ばす結果になるのです。
家族の想い出がつまった実家は、どうせなら資産価値も保っていきたいですよね。
実家片づけ簡単5ステップ【ビフォーアフターを実感できるコツも】
実家の片付けの手順も見ていきましょう。
- 大型の不用品から処分する
- 断捨離アイテムを選別する
- 断捨離後の不用品を処分する
- 片付ける
- 掃除する
断捨離の内容さえ決めておけば、すべて業者にも依頼できる流れです。
STEP1:大型の不用品から処分する
最初に、大きな家具や家電を処分しましょう。
実家の家具や家電は大型のタイプが多い傾向にあるので、自力の搬出がむずかしければ、この時点で片付け業者に相談するのも得策です。
先に大きなスペースが空いてすっきりすれば、他の物の整理や仕分け作業がスムーズに進みはじめますよ。
STEP2:断捨離アイテムを選別する
次に、残っている物を「必要」「不要」「保留」に分けて断捨離を進めましょう。
たとえば、古い服や使わない食器などは「不要」に仕分けし、思い出の品や写真は「保留」として後で判断します。家族と相談しながら進めると、誤って大切な物を捨てるリスクも減ります。
実家の断捨離は特に、感情的な判断が難しいアイテムも多いでしょう。家族の意識をあわせて、トラブルのないように仕分ける意識が重要です。
STEP3:断捨離後の不用品を処分する
仕分けで出た「不要」な物は、どんどん処分していきましょう。
断捨離すると決めた不用品を溜め込むと再びスペースが狭くなり、リバウンドする原因になりかねません。
STEP4:片付ける
不用品を整理できたら、最後に片づけていきます。
季節ごとに使う物は収納ケースに分け、普段使いのアイテムは取り出しやすい場所に配置する、などの収納の工夫も大切。収納スペースを超えない範囲で物を管理する点を意識すると、散らかりにくい環境を維持できますよ。
STEP5:掃除する
片付けが終わった後、最後に部屋全体を掃除します。掃除機や拭き掃除などを活用すると、見違えるほどビフォーアフターに変化があるでしょう。
長年蓄積された汚れは、なかなか落ちにくいもの。片付け専用業者のハウスクリーニングサービスを併用するのもおすすめです。
実家片付けで業者依頼がおすすめのケース【簡単に見違える家へ!】
実家の片付けを業者依頼したほうが良いケースも見ていきましょう。
- ゴミ屋敷化している
- 実家が遠方にある
- 空き家の状態が続いている
- 処分に悩む不用品が多い
当てはまるケースがあるようなら、ぜひ検討材料にしてください。
ゴミ屋敷化している
実家がゴミ屋敷化しているようなら、早めに専門業者に依頼しましょう。
膨大な量のゴミや不用品は、個人で対応すると時間と労力がかかりすぎて、片付けが途中で挫折しがち。一方、業者に依頼すれば、作業員が効率的にゴミを分別して手際よく運び出すため、短期間でスッキリとした空間に戻ります。
悪臭や害虫が発生していたとしても、必要に応じて特殊清掃も対応してくれますよ。
ゴミ屋敷化した実家の片付け方法は、以下記事で詳しく解説しています。
実家が遠方にある
実家が遠方にある場合も、業者を依頼するのがおすすめです。
交通費や移動時間がかさむと、どうしても実家へ帰る頻度が減り、実家の片付けもつい先延ばしになります。その点、専門業者に依頼すれば、自分が現地にいなくても作業を進めてもらえて、とても頼もしいでしょう。
スケジュール調整も柔軟に対応してくれるので、限られた時間内でも片付けがかないます。
空き家の状態が続いている
空き家が長期間放置されていると、ほこりや湿気による老朽化が進みます。そのまま放置しておくと、いざ実家じまいをする際にも資産価値の低下につながりかねません。
片付け専門業者は、家具や不用品の処分だけでなく、必要に応じて掃除などのオプションサービスが利用できます。売却を考えているのなら尚更、空き家の状態から売却価値のある空間へ、生まれ変われるはずです。
処分に悩む不用品が多い
実家には、長年保管された想い出のアイテムが多々あり、処分に迷う物も少なくないでしょう。専門業者は、依頼主の意向を聞きつつ、不用品の仕分けから適切な処分まで一括で対応してくれます。
生前整理や遺品整理などの一筋縄ではいかない片付けも、経験豊富なスタッフとともに進められますよ。
実家片付けを安く頼む4つのコツ【ビフォーアフターをお得に実現!】
メリットが多いとは言え、片付け費用の予算も気になりますよね。実家の片付けを安く、かつ便利にできる業者依頼のコツをお伝えしましょう。
- トラック載せ放題のパックプランを利用する
- 複数の業者から相見積もりを取る
- 割引キャンペーンを利用する
- 口コミ評判のよい業者を選ぶ
一番のコツは、パックプランを利用すること。複数の業者から見積もりを取って、一番コストパフォーマンスの多いプランを提供している業者を選びましょう。
『粗大ゴミ回収サービス』のように、キャンペーンを実施している業者に依頼するのもお得です。
積み放題料金は本当にお得なのか気になる方は、以下記事を参考にしてみてください。
実家片付けを業者依頼する時の費用相場
では、片付け専門業者の費用相場を見ていきましょう。間取り別、積載量別それぞれの相場を表にまとめました。
間取り別の費用相場
間取り別の一般的な相場は以下の通りです。
片付け費用相場 | |
---|---|
1R、1K | 3万円〜5万円 |
1DK、2K | 5万円〜9万円 |
1LDK、2DK、3K | 9万円〜14万円 |
2LDK、3DK、4K | 14万円〜18万円 |
3LDK、4DK | 18万円〜21万円 |
4LDK〜 | 21万円〜 |
上記をベースに、不用品の量が多い場合や処分が難しいアイテムには追加料金がかかります。
トラックの積載量別の費用相場
なにかと物の多い実家の片付けは、広さと処分する不用品量が比例するとは限りません。そのため、トラックに載るゴミの量で費用の目安を提示している、トラック載せ放題プランを活用するのがおすすめです。
(トラックサイズ) | 費用相場 |
---|---|
軽トラック | 3~4万円程度 |
2トントラック | 5万〜8万円程度 |
4トントラック | 20~30万円程度 |
上記以外に、遺品整理やハウスクリーニングなどのオプションサービスを提供している業者も多く存在します。同じ業者でオプションサービスを依頼すると、費用も割安になりますよ。
実家片付けは業者丸投げでビフォーアフターの差を実感しよう!
実家片付けのビフォーアフターについて、事例やメリットなどをご紹介しました。
予定があわなかったり親の反対にあったり、家族間だけで実家を片付けるのは意外に大変。ビフォーアフターの成功例を参考にして、具体的な片付け方法を探しましょう。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。