瓦の処分方法5選!安い捨て方は?【産廃業者の選び方も解説】

瓦の処分方法

今回は、瓦の正しい処分方法を徹底解説していきます。

瓦の処分方法が分かりづらくて、そのまま放置されているケースも多いです。枚数が多いと、かなりの重量になり置きっぱなしになることも。

この記事を読めば、「瓦は、自治体で回収できる?」「山や川に捨ててしまうと法律違反になる?」といった疑問も一挙に解決できます。

瓦の処分の際は、適切な処分方法を理解しておくことが非常に重要です。

記事後半では、瓦の処分を依頼する業者の選び方のコツまで分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。大量の瓦をしっかり処分しきってしまいましょう。

瓦の処分方法【自分で捨てられる?】

処分したい大量の瓦

まず、瓦の処分方法をご紹介します。

  • 瓦を自分で自治体ゴミに出せるのか?
  • 業者に依頼して瓦を処分する方法は?

上記の疑問が解決できますので、瓦の量や状況から最適な方法を選びましょう。

自治体のゴミ回収を利用する

家庭ゴミとして瓦を出す場合には、自治体のゴミ回収で処分できるところもあります。

  • 出せる瓦の量の制限がある
  • 自治体によって粗大ゴミ・不燃ゴミなど分別が異なる
  • 粗大ゴミ扱いになると手数料が必要

自治体のゴミ回収には、上記のようなルールに従って出しましょう。そもそも、瓦の回収を行っていない自治体もあるのであらかじめ確認をしておいてください。

自治体のゴミ処理施設に持ち込みする

一方、家庭ゴミとして瓦を自治体のゴミ処理施設に持込する方法もあります。手間や時間はかかるものの、ゴミ回収よりも早く処分できるケースも多いでしょう。

  • 処分の手数料のみで済む
  • ゴミ回収と違い重量の制限にゆとりがある(家庭ゴミとして出す場合)

瓦や廃材などの産業廃棄物や金庫、スプリングベッドなど処理困難物をゴミ処理施設への持込・回収も不可としている自治体もあります。

不用品回収業者に依頼する

瓦を始め、家電や家具など不用品がいくつもある時は、不用品回収業者に依頼すると効率よく処分できます。

たくさんの瓦でも、自宅まで回収に来てくれるので手間がかかりません。作業量に見合った費用は当然かかりますが、まとめて依頼することで費用を抑えられます。

  • 最短即日回収
  • 土日でも対応可能
  • 移動や搬出の手間が不要

不用品回収は、瓦を始め庭に置き続けていたものを簡単に処分できるのが魅力です。たとえば、自治体では回収不可のバッテリー、タイヤ、土なども回収可能。上手にサービスを活用しましょう。

>> 料金・サービスを確認する

瓦を再利用する

一方、瓦を処分せずに再利用する方法も選択肢の一つです。

瓦チップにすると、以下の効果的な使い方もできます。

  • 保水性があるので敷き詰めると水はけが良くなる
  • 砂利のように音が出るので防犯対策になる
  • 防草効果も期待できる

瓦を自分で粉砕するのは、かなりの労力がかかるでしょう。専門業者に相談してみるのもおすすめです。

手軽にお金をかけたくないなら、瓦のままで庭のアクセントとして花壇の仕切りで使ったり、ある程度割って敷き詰めたりした再利用方法もあります。

解体時は専門業者に依頼する

屋根にある瓦を解体する場合には、専門業者に任せて処分するほかありません

この場合、撤去された瓦は産業廃棄物で処理するのが鉄則です。

  • 政令で定められた20種類の産業廃棄物で、瓦は「がれき類」に該当

したがって、産廃物許可業者が適正な方法で瓦を処分する必要があります。一般廃棄物として出せる瓦とは、捨て方が異なるので注意してください。

瓦の処分費用【セメント瓦・粘土瓦などで異なる?】

瓦の処分費用

ここからは、瓦の処分費用をご紹介します。

瓦の種類別での費用や処分費用の内訳を把握しておくと、業者に依頼する時にも役立つでしょう。

屋根瓦を解体時の費用【撤去+運搬+処分】

屋根にある瓦を解体する際の費用は、「撤去費用」「運搬費用」「処分費用」と3つの内訳になっています。

内訳ごとの費用相場を知っておくと、見積もりの際に有効です。

瓦の処分内訳 費用相場
撤去費用 2,000円~4,000円/㎡
運搬費用 2,000円~3,000円/㎡
処分費用 30,000円~50,000円/件

撤去費用がかさむのは、危険な高所作業かつ足場の使用料が発生するため。セメント瓦、粘土瓦共に重量があり、高所作業の負担もありコストもかさみます。

上表をご覧になると、屋根瓦の解体時の処分費用はかなり高額になると把握できるでしょう。

アスベスト含有瓦の処分費用

アスベストによる健康への影響が問題視され、2006 年以降は建築物に使われなくなりました。しかし、それ以前の住宅だと使われている可能性があります。

下表のように、アスベスト含有瓦の場合は処分費用がやや割高になります。

瓦の処分内訳 費用相場
撤去費用 3,000円~4,000円/㎡
産廃処分費用 40,000~70,000円/㎥
運搬費用 2,000円~3,000円/㎡

なぜ費用が高くなるかといえば、アスベスト飛散対策や専用保護具が必要だからです。さらに、アスベスト含有の産業廃棄物は、処分できる処理施設が限定されていることも影響しています。

解体時の瓦は産業廃棄物での処分が必要

解体を伴う瓦の処分は、産業廃棄物扱いになります。家屋の解体を依頼すると、業者が処分まで行うのが一般的です。

しかし、産業廃棄物である瓦を不法投棄や不適切処理をすると、産業廃棄物処理違反と見なされます。業者のみならず、委託した排出者も、罰せられる可能性もあるので注意が必要です。

そのためにも、瓦の処分は最後まで責任をもって行う業者を選ぶのが賢明です。瓦は単独で処分するよりも、屋根材、廃材なども同時に処分するケースが多いでしょう。

  • 石膏ボード
  • コンクリートがら
  • モルタル
  • 残土
  • 庭石

瓦以外の上記の産業廃棄物でも、産廃法に基づいた処分をしなければなりません。

瓦の処分時の注意点

瓦を処分する際には、以下の点に注意してください。

平屋でコンパクトな家の瓦の撤去といっても、高所作業に違いありません。自分で屋根瓦を撤去するのは、大変危険です。

自分で大量の瓦を撤去するのは難しい

まず、瓦の重量や坪当たりの枚数をご紹介します。

  • 一坪当たりの瓦の枚数 53枚
  • 坪数から瓦面積の算出(例 20坪✕1.4倍)
  • 1枚当たりの瓦の重量(2.6~3.8㎏)

上記を踏まえて、平屋と二階建てで使われる瓦の枚数と総重量の目安をまとめました。

家屋の種類 使用されている瓦の枚数 総重量の目安
平屋 25坪 1,855枚 4,823~6,678㎏
平屋 35坪 2,597枚 6,752~9,868㎏
二階建て 40坪 2,968枚 7,716~11,278㎏

庭の片隅にある数枚の瓦ならともかく、自分で大量の瓦を撤去するのは無理な場合がほとんど。屋根に乗っている状態なら、高所作業が必要で大変危険です。すでに地面におろしてあったとしても、上記の重量を運び切ることは通常困難でしょう。

そもそも、足場を使わないと撤去できないケースもあり、高度の技術を持つ専門業者にしか作業できません。

屋根に乗っている瓦の枚数は、イメージよりもはるかに多く、その重量も予想以上のものでしょう。瓦の処分は、専門業者にお願いするのが基本です。

そもそも瓦の処分ができない自治体もある

枚数に関係なく、瓦の処分を受け付けていない自治体もあります。

習志野市、蒲郡市、羽村市、西東京市などでは、瓦の回収を行っていません。なぜなら、自治体での処理ができないからです。

自治体で受け付け不可の場合でも、不用品回収業者なら速やかに回収してくれます。

瓦の処分でやってはいけない行動2つ

瓦の処分において、安易にやってはいけない行動が2つあります。ついうっかりやってしまうこともあるので、目を通しておいてください。

瓦を山や川に捨てると法律違反

セメントや粘土などからできている瓦。石と同じような感覚で、川や山に捨てても影響がなさそうと思うかもしれません。

しかし、瓦を川や山に捨ててしまうと不法投棄に該当します。自治体の条例で罰金が科せられるケースも。

川や山以外でも、河川敷、公園や道路などでも瓦を勝手に捨ててはいけません。これらの土地に瓦を始めとする廃棄物を捨てると、廃棄物処理法第25条によって「不法投棄」とされてしまいます。

瓦は、正しいやり方で処分しましょう。

不適切処理の無許可業者に依頼する

瓦を産業廃棄物扱いで処分する際には、産廃物許可業者に依頼しましょう。

  • 産業廃棄物処分業許可証は、都道府県知事が産業廃棄物の処分を許可した業者だと証明するもの

申請をして審査に通らなければ、許可証は交付されません。無許可業者が産廃物の不適切な処分をすると、排出事業者と業者の双方に罰則が科せられます

瓦の不適切処分には重い罰則あり

産廃の不適切処理で受ける罰則

瓦を処分する時、不適切処理をしてしまうと重い罰則が科せられます。罰則は、罰金1000万円または5年以下の懲役となる事例も。

  • 悪徳業者に依頼し、瓦を不法投棄された事例
  • 許可を得ていない業者へ委託してしまった事例

したがって、瓦の処分は適正な処理をする産廃業者を選ぶのが非常に重要です。

瓦の処分を依頼する業者の選び方【失敗知らず】

失敗しない!産廃業者の選び方3選

ここからは、産廃業者の選び方3選をご紹介します。失敗しないためにも、正しい選び方を把握しておくことをおすすめします。

選び方1:産廃処分の許可業者

まず、依頼する産廃業者が「産業廃棄物処理業」の許可を取得しているかを確認しましょう。

廃棄物処理法第14条で、産業廃棄物の運搬や処理を委託された場合、自治体の許可を取得している必要があるためです。

「産業廃棄物処分業許可証」には、許可番号・優良マーク・住所・氏名・代表者・許可の年月日・事業の範囲などが記載されています。

選び方2:見積りや出張が無料の業者

産廃業者に依頼する際には、費用を抑えるためにも見積もりの比較が欠かせません。

相見積もりができるように、出張や見積もりが無料の業者を選んでください。業者次第では有料に設定しているところや悪徳業者なら追加請求やキャンセル料が発生する可能性もあるためです。

さらに、口頭でしか見積もりを出さない業者は避けてください。

選び方3:定額プランが安い業者

瓦の処分費用を少しでも安くするためには、定額積み放題プランの費用を比較をおすすめします。

トラック積み放題プランなら、一定料金で設定されているので安心です。

解体時の瓦の処分では、他にも廃材・砂利・モルタルなどの産廃物も出る場合も。これらも、定額プランなら一括で委託できるので経済的です。

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瓦の処分は、適切処理をする業者に依頼すれば確実で負担もかかりません。

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