本記事では、ゴミ屋敷を片付ける時の効率良い順番を解説します。
ゴミ屋敷から脱却したくても、いつも途中で挫折してしまっていませんか?自力で片付けようにも、大量のゴミを目の前に、どこから手を付けるべきか途方にくれている方も少なくないはず。
やみくもに片付けて片付くほど、ゴミ屋敷は甘くありません。効率的な片付け方や続けやすいコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。今度こそゴミ屋敷の片付けを成功させましょう!
ゴミ屋敷を片付ける際の「場所」の順番【どこから手をつける?】
ゴミ屋敷を片付ける際には、手を付ける順番をあらかじめ決めていくのが大原則。以下の2点を参考にしてください。
- 出入口の動線を確保が最優先
- 1日1ヵ所を目安に片付ける場所を決める
それぞれ、見ていきましょう。
出入口の動線を確保が最優先
ゴミ屋敷は、家の中だけでなく玄関から廊下まで物があふれて、人が行き来するためのスペースすらないケースも多々あります。その動線の悪さが、さらにゴミ屋敷化を進めるわけです。
片付けを効率的に進めるには、ゴミや不用品を外へ搬出するための動線確保が必須です。以下の順番で作業していきましょう。
- 玄関・廊下
- 部屋
- トイレ
- 洗面所
- 台所
玄関や廊下にゴミがある状態のままで先に他の場所から片付け始めても、ゴミを外に運び出しにくく、効率が悪化します。まずは玄関と廊下のゴミを処分していきましょう。
1日1ヵ所を目安に片付ける場所を決める
片付ける場所の順番が決まったら、1日ずつそれぞれの場所のどのエリアを片付けるかを決めましょう。片付ける範囲は小さくてもかまいません。他の場所へ目移りせず、片付けると決めた場所に一点集中する点が重要です。
つい気が散りがちな片付けですが、色々な場所を同時進行で作業するのは、至難の業。全てが中途半端になって、気持ちが折れてしまうでしょう。
決めた場所の片付けを一つひとつクリアしていくと、気分も乗ってくるはずですよ。
ゴミ屋敷を片付ける際の効率的な順番【具体的な作業手順】
では、ゴミ屋敷を片付ける具体的な作業手順を解説していきます。全体の手順は以下の通りです。
- 指定のゴミ袋を多めに用意しておく
- ゴミの回収日時を確認しておく
- 明らかなゴミを捨てる
- 大きいゴミを捨てる
- 分別ボックスをつくる
- 部屋の上部にあるものから断捨離していく
流れに沿って、詳しく見ていきましょう。
1.指定のゴミ袋を多めに用意しておく
まず、地域の指定ゴミ袋を多めに用意しましょう。大量のゴミが発生するため、袋が不足すると作業が中断してしまいます。
お住まいの自治体のルールに沿って、燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクル用、などゴミの種類に応じた袋を揃えておくのが、スムーズな作業の第一歩です。
2.ゴミの回収日時を確認しておく
次に、一般ゴミの回収曜日や分類ルールを確認しましょう。大量のゴミを一気に出すのを禁止している自治体もあるので、注意してください。事前にスケジュールを把握すると、回収日に合わせて作業を進められ、無駄にゴミを溜め込む事態を防げます。
また、粗大ゴミの回収は予約が必要な自治体がほとんど。引っ越しシーズンなどの繁忙期は予約も取れづらいので、大型家具などの粗大ゴミは、早めに予約して、その日程にあわせて動かすようにしましょう。
注意点として、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンの4種は「リサイクル家電」として自治体では回収してくれません。他の擦れづらい不用品と一緒に、不用品回収で引き取ってもらう対策も検討してください。
3.明らかなゴミを捨てる
いざ片付けを開始する時は、最初に明らかなゴミから捨ててください。
食べ残したままの食品、空の容器、使用済みのティッシュなど、明確に不要とわかるものを優先して処分します。そのようなゴミを捨てるだけでも、片付けスペースが確保されて作業がしやすくなるはず。必要なものと不要なものも仕分けやすくなるでしょう。
明らかなゴミなら、捨てるか否かも迷わずに手際よく作業が進められ、作業全体のモチベーションを高める効果もあります。
4.大きいゴミを捨てる
ゴミらしいゴミをまとめた後は、大きいゴミや不要な大型家具を優先的に処分します。大型のゴミはスペースを占有しているため、早い段階で処分すれば一気に片付けが進むでしょう。
地域の規則に従い、粗大ゴミ回収を予約するか、リサイクル家電などもまとめて回収してくれる不用品回収業者を利用するなど、適切な処理方法を選びましょう。
5.分別ボックスをつくる
ある程度、部屋の見晴らしが良くなったら、分別ボックスをつくりましょう。ボックスには「捨てる」「保管」「保留」などのラベルを付けて、分類しやすくしてください。
片付け作業が中断する大きな理由は、1つのアイテムを捨てるべきか否か迷って手が止まる点。迷ったら「保留」ボックスにどんどん入れましょう。
後で改めて「保留」ボックスを見返せば、いらないものだらけかもしれません。
6.部屋の上部にあるものから断捨離していく
仕分けの準備が整ったら、部屋の上部にあるものからチェックしていきましょう。上部の棚やクローゼットには普段使わない物が溜まりやすいため、先に断捨離したほうが効率的です。
上部が片付くと視覚的にもすっきりとした印象を受け、前向きな気持ちになってくるものですよ。
ゴミ屋敷の片付けで順番よりも実は大事な作業ルール【計画通りに進む!】
ゴミ屋敷の片付けを計画通りに進めるための作業ルールをご紹介します。
- 小さい範囲を集中的に片付ける
- できるだけ短時間で片付ける
- 片付けた場所から清掃していく
ルールと言っても簡単なものばかり。順番に解説していきます。
小さい範囲を集中的に片付ける
まず、小さな範囲を集中的に片付けていきましょう。一つの室内の特定のコーナーだけでもかまいません。決めた範囲がキレイになるごとに達成感を得やすく、次のステップへのモチベーションが高まります。
決めた場所の片付けが済むまで他の場所に移らないように、集中して作業しましょう。
できるだけ短時間で片付ける
片付け作業は、集中力が続く時間内で区切りを付けると良いでしょう。小さい範囲であれば、15分~30分である程度片付けられるはず。
反対に、集中力が続く時間内で片付けられる範囲を目標にするのも得策。無理なく片付けを続けられるでしょう。
片付けた場所から清掃していく
片付け終わった場所は、その時点で清掃していきましょう。後でまとめて掃除機をかけよう、などと思っていると、結局片付けた端からものを置いてしまいかねません。
片付けと清掃を同時に進めれば、片付けの効果が視覚的に確認できてモチベーションを保てるだけでなく、衛生面でも暮らしやすい空間になります。
ゴミ屋敷に逆戻りしないための片付けポイント【完璧を目指さない!】
ある程度片付けが進んだら、ゴミ屋敷に逆戻りしないためのポイントもおさえておきましょう。
- 残したアイテムの定場所を決める
- 毎日ちょこちょこ掃除の習慣をつける
- 定期的にゴミ屋敷片付け業者を利用する
完璧を目指す必要はまったくありません。無理なく続けられるポイントを解説していきますね。
残したアイテムの定位置を決める
一度片付けた部屋をキレイに保つためには、捨てずに残したアイテムの定位置を決めるのが大きなポイント。物の置き場所が決まっていれば、使用後に戻す習慣が身に付き、再度散らかるのを防げます。
ベストな置き場所を決めるのも重要です。よく使う物は手の届きやすい位置に、使用頻度の低い物は収納スペースなどにしまいましょう。収納スペースにラベルを貼るなど視覚的に分かりやすくすれば、どこにしまったかも一目瞭然で、生活しやすくなりますよ。
毎日ちょこちょこ掃除の習慣をつける
毎日少しずつ掃除する習慣も大切です。大がかりな掃除は負担が大きく、面倒になりがちですが、日常的にちょこちょこ掃除する習慣をつければ、大掃除する必要もなくなるはず。
例えば、食事後にすぐ食器を片付ける、決めた時間に掃除機をかける、などの続けやすい掃除だけで良いのです。日々の積み重ねがゴミ屋敷化を防げます。
定期的にゴミ屋敷片付け業者を利用する
「どうしても掃除が習慣化できない」という方は、定期的にゴミ屋敷片付け業者を利用するのもおすすめです。特に、忙しい日々や体調不良などで片付けが難しい時期には、プロにサポートしてもらうと心強いでしょう。
専門業者は、手際よく不用品や粗大ゴミを処分してくれるので、心身ともに身軽になるはず。そのうち、片付いている状態でなければ落ち着かなくなってくるかもしれませんね。
ゴミ屋敷の片付けを業者依頼するメリット【順番不要で丸投げOK】
ゴミ屋敷の片付けを業者依頼するメリットもお伝えします。
- 高齢者の住まいでもスムーズに片付けられる
- プライバシーに配慮してくれる
- 分別不要で回収してもらえる
- トラック積み放題プランがあるので大量のゴミも安心
ニーズにあうメリットがあるのではないでしょうか。
高齢者の住まいでもスムーズに片付けられる
もし、実家がゴミ屋敷化しているなどのケースは、専門業者に依頼するメリットが非常に大きいでしょう。
高齢者は、体力や健康上の理由で片付け作業が負担に感じる方も多く、ロジカルに順序だてて作業するのも難しいケースが少なくありません。
作業実績が豊富なプロの業者は、手際の良い作業に加えて、生活しやすい家具動線のアドバイスやハウスクリーニングサービスも依頼できます。高齢者の住居でも無理なく、安心して住環境を整えられるでしょう。
実家がゴミ屋敷化している場合は、以下記事でも詳しい対処法を解説しています。
>> ゴミ屋敷化した実家片付け完全ガイド【確実な手順や親の説得方法まで徹底解説】
プライバシーに配慮してくれる
プライバシーを遵守した上で作業を進めてくれるのも、嬉しいメリット。作業中は外部から見えないように配慮し、近隣住民への影響を最小限に抑えます。ご近所さんに知られたくない、という不安が解消されますね。
自治体による回収との比較を踏まえて、以下記事も参考にしてください。
>> 近所にバレない粗大ゴミの処分方法は?自治体と不用品回収業者を比較
分別不要で回収してもらえる
ゴミの分別が不要な点も、負担が激減するメリットです。ゴミ屋敷の片付けでは様々な種類のゴミが混在しているため、それぞれをきちんと分別するのは大変な作業。一般ゴミだけでなく、実は産業廃棄物として回収不可な不用品やリサイクル家電など、それぞれの対処だけでも面倒です。
その点、不用品回収業者は分別不要でまるごと引き取ってくれます。回収後も適切に処理してくれるため、安心してさまざまなゴミを任せられるのです。
分別不要がどれだけ楽か、以下記事を参考にしてもらえると実感できるでしょう。
>> なんでも回収業者はこちら!分別不要で生活ゴミ・腐敗物・汚物・事業ごみを格安処分
トラック積み放題プランがあるので大量のゴミも安心
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ゴミ屋敷の片付けが順番通りにいかない時には
ゴミ屋敷の片付けを成功させるための順番やコツなどをご紹介しました。
ゴミ屋敷化するまでためこんでしまったゴミの経緯を考えると、ゴミ屋敷の片付けは容易ではありません。まずは小さい範囲に焦点を当て、コツコツと続けられる計画を立てるのが大切です。
それでも順番通りにいかない時には、『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』に相談してみましょう。ゴミ屋敷片付け実績の豊富なスタッフが揃っていますので、安心してお任せできますよ!
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。