今回は、鯉のぼりを処分する8つの方法と、処分費用について詳しく解説します。
「鯉のぼりは処分すべきか、供養すべきか」
「鯉のぼりとポールもまとめて処分するには?」
このような悩みを全て解決。適切な処分タイミングや、五月人形や兜(かぶと)の処分まで紹介します。鯉のぼりの処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
鯉のぼりの処分方法8選【それぞれのメリット・デメリットも】
鯉のぼりを処分する方法は、主に以下8つです。
- 不用品回収業者に依頼する
- 可燃ゴミとして捨てる
- 自治体運営のゴミ処理場で処分する
- フリマアプリなどで売却する
- 自治体・必要な人に寄付する
- 他人に譲る
- 供養してもらう
- 再利用する
それぞれのメリット、デメリットについて解説します。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、鯉のぼり本体だけでなく、屋外設置用のポールや吹き流し、矢車などの装飾も一括で処分してもらえます。特に大きな鯉のぼりや重いポールは自分で運ぶのが大変ですが、業者に依頼すれば運搬する必要もないので安心。
連絡一つで回収に来てくれるため、面倒な手続きも不要で、急ぎの場合でも対応可能な業者が多いのがメリット。しかし、処分費用が高くなる場合があるため、事前に見積もりを依頼し、費用を確認しましょう。
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可燃ゴミとして捨てる
自治体のゴミ収集サービスを利用して捨てる方法もあります。
- 鯉のぼり本体やプラスチック製の細いポール→燃えるゴミとして処分可能
- スチールや金属製の矢車、ポール→燃えないゴミ、金属ゴミとして処分可能
- 指定のゴミ袋に入らない場合→粗大ゴミとして処分
自治体によってゴミの分別ルールは異なるため、事前に確認しておきましょう。自治体の規定に従って正しく分別し、手軽に処分できる点がメリットですが、サイズや素材によっては手間がかかります。
自治体運営のゴミ処理場で処分する
自治体のゴミ処理施設に直接持ち込んで、鯉のぼりを処分する方法もあります。自分で持ち込むので、処分費用が安く抑えられます。自治体のゴミ回収で対応出来ない大型の鯉のぼりやポールの処分に適しているでしょう。
事前に市のホームページなどで持ち込み方法や料金を確認し、予約が必要な場合は手続きしましょう。施設によっては、素材や大きさによって持ち込み指定場所が異なるため、注意してください。
直接持ち込む手間はかかりますが、費用を抑えられる点がメリットです。
フリマアプリなどで売却する
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、ネットオークションで鯉のぼりを売却する方法もあります。状態の良いものや未使用の鯉のぼりであれば、購入希望者が見つかる可能性があります。
ベランダ用の小型鯉のぼりやポールであれば、梱包の手間も少なく、比較的簡単に出品できるでしょう。しかし、出品した商品が必ずしも売れるとは限らず、売れ残るリスクもあります。また、梱包や発送の手間がかかるため、急いで処分したい場合には他の方法を検討した方が良いでしょう。
出品や取引の手間を考慮しつつ、売却による収入を得られる点がメリットです。
自治体・必要な人に寄付する
鯉のぼりを寄付するのも検討しましょう。保育園や幼稚園、児童施設などは、行事などで鯉のぼりを使用することがあるため、寄付を受け付けているかもしれません。
寄付先が見つかれば、鯉のぼりが再び使用され、新たな価値を生みだせます。ただし、寄付する前に必ず施設や団体に問い合わせ、受け入れ可能か確認してください。
また、送料は自己負担となりますので、持ち込みが難しい場合は配送方法にも注意が必要です。
他人に譲る
鯉のぼりを近所の人や知り合いに譲るのも一つの方法です。ジモティーなどのマッチングサービスを利用すれば、鯉のぼりが欲しい人を探しやすくなります。
特に大型の鯉のぼりの場合、近くに住んでいる人に譲れば、送料や運搬の手間を省けます。しかし、相手に住所や氏名などの個人情報が知られるため、その点は考慮しなければいけません。
供養してもらう
鯉のぼりをゴミとして捨てるのに抵抗がある場合、地域の神社やお寺で供養を依頼する方法があります。供養という形で処分すれば、感謝の気持ちを込めて丁寧に見送れるでしょう。
お焚き上げの費用は、お寺や神社により異なりますが、依頼する際は直接聞いても問題ありません。また、お焚き上げを代行する業者も存在し、利用すれば手軽に供養できるでしょう。
ただし、金属製のポールや矢車などは燃やせないため、別途処分する必要があります。
再利用する
古くなった鯉のぼりをリメイクし、新しいアイテムに生まれ変わらせる方法もあります。鯉のぼりの独特なデザインを活かし、ポーチやスカーフ、クッションカバーなどにリメイクすれば、おしゃれなアイテムとして再利用できるでしょう。
ネット上やSNSでリメイクのアイデアを得れば、DIYの楽しみも広がります。また、リメイクにより新たな価値を見出すことで、鯉のぼりを最後まで有効活用できるでしょう。
鯉のぼりの処分費用【処分方法別】
鯉のぼりを処分する8つの方法について、費用相場を以下にまとめました。
処分方法 | 処分費用相場 |
---|---|
不用品回収業者に依頼する | 2,000〜15,000円 |
可燃ゴミとして捨てる | 200〜2,000円 |
自治体運営のゴミ処理場で処分する | 100〜1,500円 |
フリマアプリなどで売却する | 送料 |
自治体・必要な人に寄付する | 送料 |
他人に譲る | 送料 |
供養してもらう | 3,000〜10,000円 |
再利用する | リメイクに使用する道具代 |
上記はあくまでも目安として覚えておきましょう。鯉のぼりやポール、そのほかのグッズをまとめて処分したいなら、不用品回収業者に依頼するのが最もラクな方法でしょう。
鯉のぼりを処分するタイミングはいつ?
鯉のぼりを処分するタイミングについて、悩む方も多いでしょう。
一般的には、小学校に入学したあとに鯉のぼりを手放す家庭が多いようです。また、昔の成人式である元服を迎える15歳頃、子どもが自立して家を出るタイミングなども、鯉のぼりを処分するタイミングとして挙げられます。
それでも、具体的な年齢や時期にこだわらず、家族の判断で18〜20歳まで揚げ続けるのも問題ありません。
何年か鯉のぼりを揚げない年が続いた場合、そのタイミングで処分するのがスムーズでしょう。後悔なくすっきりと処分するために、家族全員で話し合い、納得のいくタイミングを見つけてください。
関連記事:雛人形の処分方法7選!ひな壇の捨て方ルールや注意点は?【供養や付属品引き取りの方法も】
鯉のぼり・五月人形・兜をまとめて処分するのはOK?
鯉のぼりと同様に、五月人形や兜も子どもの健やかな成長を願って飾るもの。これらを同時に処分するのに問題はありません。
ただし、五月人形や兜は子どもの厄を引き受ける役割があるため、18〜20歳頃、成人を迎えるタイミングでお焚き上げ供養するのが一般的。
供養を通じ、感謝の気持ちを込めて丁寧に処分すると良いでしょう。
関連記事:勉強机・学習机はいつ捨てる?安く処分する方法と料金を詳しく解説
鯉のぼりの処分は不用品回収業者に依頼しよう
今回は、鯉のぼりの処分方法8選と、処分費用について詳しく解説しました。処分のタイミングについてもお分かりいただけたかと思います。
鯉のぼりの処分方法はさまざまですが、本体とポール、五月人形など、端午の節句に使うものをまとめて処分するなら不用品回収サービスがおすすめです。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。