この記事では、大型家具の処分費用について徹底解説します。
「大型家具のサイズでどのくらい料金が変わるもの?費用目安がわかる?」
「大量に捨てたい場合、どの捨て方がお得?」
「運び出しからお任せする場合はどこに頼めば良くて、どんな費用がかかる?」
などの疑問をお持ちの方も必見の内容です。
記事後半では、費用を抑えて安く処分するコツもご紹介!ベッドやソファ、タンスなどの大型家具をできるだけ安く処分したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
大型家具の処分費用はどれくらい?「捨て方」別の料金目安
ベッドやソファーなどの「大型家具を処分する際にかかる費用はどれくらいだろう」と気になる方も多いでしょう。ここでは、以下の4つの処分方法別にかかる費用を詳しく解説します。
- 自治体粗大ゴミ
- 持ち込み処分
- 不用品回収業者
- 引っ越し業者
捨て方によって異なる費用や特徴を把握しておきましょう。
自治体粗大ゴミ
自治体の粗大ゴミで大型家具を処分する際の費用相場は数百円〜1,000円程度で、高くても2,000円未満のケースが多いです。処分費用を安く抑えられるため、お金をかけずに大型家具を処分したい場合はおすすめですが、さまざまな制限があるデメリットがあります。
例えば、処分日や個数などを指定されるため、捨てたい日に捨てられなかったり不用品を全て処分できなかったりする恐れがあります。また、運搬は自身で行う必要があり、処分前に手続きも必要になるため、時間がない方にとってデメリットが多い処分方法です。
持ち込み処分
自治体の処分場に自身で持ち込み、大型家具を処分する方法もあります。
持ち込み処分にかかる料金は自治体によって異なりますが、重量制で現金払いとなるケースが多く、相場は10kgあたり130円程度です。持ち込みの場合は予約不要でいつでも処分できるケースもありますが、予約が必要だったり持ち込み自体が非対応だったりする自治体もあるため、確認が必要です。
また、大型家具を持ち込むためには運搬するための車や人手、時間を確保する必要があり、運搬には労力を要します。そのため、手間なく処分したい方にとってはデメリットに感じるでしょう。
不用品回収業者
不用品回収業者に依頼し、ベッドや本棚などの大型家具を処分することも可能です。不用品回収業者に依頼した際の費用相場は、以下のとおりです。
トラックサイズ | 費用相場 |
---|---|
軽トラの場合 | 14,800円〜25,000円 |
2tトラックの場合 | 35,000円〜80,000円 |
4tトラックの場合 | 80,000円〜 |
不用品回収業者は多くの業者が積み放題定額サービスを提供しているため、ダイニングテーブルやベッドなどの大型家具の処分はもちろん、不用品をまとめて処分できる利点があります。
また、自身で運ぶ必要がなく、最短即日で回収してもらえる点も非常に大きなメリットでしょう。ただし、業者の中には悪質な業者も存在しており、高額請求や不法投棄を行うケースもあるため、信頼できる優良な業者を選ぶことが重要です。
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引っ越し業者
引越しと同時に業者に依頼し、大型家具を処分する方法もあります。
引越し業者に大型家具の処分を依頼した場合の費用相場は、業者や家具の種類によって異なりますが、一般的なテーブルやベッドなどの処分費用相場は2,500円〜3,000円程度です。ただし、業者によっては6,000円程度かかるケースもあります。
また、原則として引越し時のみ利用可能で、費用は引越し料金に加えて不用品処分の費用が加算されます。そのため、他の処分方法に比べると費用が高くなりやすいでしょう。
加えて、引越し業者のなかには大型家具の不用品処分に対応していないケースも。利用できるケースが限られる点や費用が高くなりやすい点を考慮すると、あまり良い処分方法とはいえないでしょう。
大型家具の処分費用はどれくらい?「家具サイズ」別の料金目安
大型家具を処分する際の費用は、家具のサイズによっても変動します。ここでは、以下の2つのサイズに分けて大型家具を1点処分する際の処分費用を解説します。
- 50cm〜180cm
- 180cm以上【多くの自治体で非対応】
それぞれ詳しくみていきましょう。
最長辺が50cm〜180cmの家具の場合
最長辺が50cm以上180cm以内のタンスやテーブル、2人がけソファなどを自治体で処分する場合、費用相場は500円〜1,000円程度です。具体例を挙げると以下のような費用目安です。
- 幅と高さの合計が1m未満→250円程度
- 幅と高さの合計が1m以上1.5m未満→500円程度
大型家具のサイズだけでなく自治体によっても料金体制は異なるため、注意が必要です。また、自治体で大型家具を処分する場合は、家具の幅と高さの合計値で料金が決まる場合があるため、サイズを正確に測定し、自治体のルールのもと該当する料金を支払いましょう。
最長辺180cm以上【多くの自治体で非対応】
180cm以上の大型家具の場合は、多くの自治体が非対応です。そのため、大型家具が180cm以上の場合は小さく切断・解体して処分するように定められており、180cm以下にした場合の処分方法は数百円程度です。
具体的な180cm以上の大型家具には、以下のようなものがあります。
- ダブルベッド
- 3人がけのソファ
- 大型クローゼット
- 大型の本棚
サイズ規定がある自治体がほとんどですが、一部受付しているケースもあるため、気になる場合や確認してみると良いでしょう。また、大型家具を解体する場合は怪我をするリスクもあるため、十分注意が必要です。
本棚やダイニングテーブルなどの大型家具の処分を検討中の方は、下記記事を参考にしてみてください。
大型家具の処分費用はどれくらい?「処分点数」別の料金目安
ここでは、大型家具の処分点数別にかかる費用相場を以下の3つに分けて紹介します。
- 大型家具1点
- 大型家具2〜3点
- 大型家具4点以上
それぞれ詳しくみていきましょう。
大型家具1点の場合
ベッドやダイニングテーブルなどの買い替え時に1点だけ処分する場合の費用相場は、処分方法によって異なります。
例えば、自治体の粗大ごみ回収を利用する場合は1点あたり500~2,500円が一般的な相場ですが、不用品回収業者に依頼する場合は、1点あたり8,000円以上が目安です。ただし、家具の大きさや重量、業者の料金体系によって変動します。
大型家具が単品の場合、自治体などを利用するとお得に捨てられますが、処分時にかかる運搬の手間なども考慮しなければいけないでしょう。
大型家具2〜3点の場合
引越しや断捨離などで大型家具を2〜3点処分する場合、自治体で処分すると最大で7,500円程度が相場です。自治体の粗大ごみ回収を利用すると処分点数に応じて料金が加算されます。1点あたり500円~2,500円が一般的な相場なため、3点処分する際は最大で7,500円程度になります。
一方、不用品回収業者に依頼する場合は、トラックでの積み放題プランなどを活用して処分するのが一般的です。2〜3点程度の大型家具を処分する場合の費用相場は軽トラの場合が1万円程度〜、2tトラック利用時が35,000円〜80,000円程度ですが、料金体制は業者によって異なるため、事前に確認することが大切です。
一見すると自治体での処分の方がお得に見えますが、不用品が多い場合は処分点数ごとに加算されるため「業者に依頼した方が結果的にお得だった」というケースも多数あります。
また、不用品回収業者に依頼すると運搬の手間から全てお任せで、即日対応してもらえるため、大型家具も簡単に処分できるメリットがあります。不用品回収業者への依頼が気になる方は、ぜひ下記からチェックしてみてください。
大型家具4点以上
実家の片付けやゴミ屋敷の片付けなどで大型家具を多数処分する場合、不用品回収業者の積み放題プランなどを利用するのがおすすめです。以下は、不用品回収業者の積み放題プランの一般的な費用相場です。
トラックサイズ | 費用相場 |
---|---|
軽トラの場合 | 14,800円〜25,000円 |
2tトラックの場合 | 35,000円〜80,000円 |
多くの業者が提供している積み放題プランを利用して大型家具を処分することで、まとめて処分分でき、数ごとに加算されるリスクがないため安心して処分できます。また、処分にかかる時間も手間もかからないため、まとめて処分したい場合は非常におすすめです。
ただし、大型家具を処分する場合は処分内容などによって費用が変動する恐れがあるため、事前に見積もりをとっておくのがおすすめです。気になる方は、ぜひ下記見積もりからチェックしてみてください。
大型家具の処分費用を安く抑える3つのコツ【お得に処分するには?】
大型家具の処分費用は「できるだけ安くしたい」とお考えの方がほとんどでしょう。処分費用を安く抑えるためには、以下の3つのコツが重要です。
- きれいな状態にしておく
- 複数社に見積もりを取る
- 繁忙期を避ける
処分費用を抑えられるように、処分前にチェックしておきましょう。
きれいな状態にしておく
大型家具の処分前は、綺麗な状態に整えることが大切です。できるだけきれいな状態にしておくことで、売却しやすくなります。
特に、リサイクルショップやフリマなどは状態によって価格が変動するため、売却を検討中の方はできるだけ綺麗に掃除しましょう。
複数社に見積もりを取る
複数の業者に見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性が高くなります。不用品回収業者によって料金やサービス内容は異なるため、複数社に見積もりを依頼することで相場を把握し、最もコスパの良い業者を選べます。
また、他社の見積もりを提示すると値引き交渉がしやすくなるケースもあるため、費用を抑えたい場合は複数者に見積もりを依頼しましょう。
繁忙期を避ける
繁忙期を避けることも、費用を抑えるために重要なポイントです。
不用品回収業者や引越し業者に大型家具の処分を依頼する場合、引越しシーズンに依頼すると繁忙期のため価格が上がりやすく、さらに、予約も取りづらくなります。
そのため、3月〜4月の繁忙期を避けた時期に処分依頼するようにしましょう。
大型家具の処分費用はまとめて安くなる!トラック回収がおすすめ!
大型家具の処分費用は、捨て方によって変わります。自身の予算に合う処分方法を選ぶのが1番ですが、なかには1人で運べない家具もあるでしょう。そんなときは、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
「粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス」では、不用品の量ごとにプランが決められるため、予算の調整が可能です。また、運び出しから全て任せられるため、簡単に処分できる点は大きなメリットでしょう。
大型家具の処分でお困りの方は、ぜひご利用ください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。