駒込で粗大ごみを行政サービスを利用して処分する方法をご紹介いたします。
駒込は、東京都の交通の最重要機関と言っても過言ではない山手線が通るエリアです。山手線ばかりではなく、目黒と埼玉を結ぶ東京メトロ南北線の乗り入れ、接続駅ともなっている重要拠点でもあります。
駒込駅周辺は、駒込と文京区の本駒込、北区中里という3区が入り乱れており、東京都内の中でも有名な高級住宅街と、古き良き下町エリアという対極にある二面性を持ち合わせたエリアになります。
繁華街のような風俗エリアがない割に、商店街があり、交通アクセスに優れているため、通勤や買い物に便利な街で、住宅地として人気が高いという特徴を持ちます。
田端や西日暮里のような典型的な下町と比較すると、家賃は若干高めではありますが、それでも東京都内の中で、住みたい街の上位で選ばれるほどに人気が高い状況です。
そんな駒込で不用品が出た場合、行政サービスと不用品回収業者の2つから処分方法をお選びいただけます。本記事では、行政を利用して粗大ごみを処分する方法を紹介します。
また不用品回収業者との比較や、回収業者を利用した処分方法も解説致しますので、粗大ごみを処分される際の参考になさってください。
駒込の粗大ごみの種類
駒込では、豊島区に属する自治体ですので、一辺の長さが30cmを超える不用品は粗大ごみとして処分する必要があります。
どのエリアを駒込としているかですが、本記事では行政地名どおり、駒込一丁目から駒込七丁目までのエリアを駒込としています。
かつては文京区本駒込や千駄木などを含んではいましたが、ここでは含みません。また、北区西ヶ原や北区中里、田端、文京区本駒込などの他区と隣接エリアがありますが、あくまで豊島区の自治体としてご紹介していきます。
駒込で粗大ごみを処分するには、事前に「粗大ごみ受付センター」へ事前に申し込みが必要になります。また、豊島区の自治体で定められているルールに沿って、粗大ごみを出さなければ処分はできません。
特に注意をしたいのは、買い替えなどで処分の頻度が多くなる傾向がある家電製品です。家電リサイクル法に該当する家電製品や、資源有効利用促進法に該当するパソコン製品は、行政サービスでの処分ができませんので注意が必要です。
駒込の行政サービスでは処分できない粗大ごみ
駒込では30cm以上の不用品を粗大ごみとして処分しなければなりませんが、全ての品目が粗大ごみとして処分ができるわけではありません。
以下に主な回収不可能品目を挙げますので、参考になさってください。
駒込の行政サービスでは処分できない品目 |
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東京都内には、家電リサイクル受付センターが存在しているため、そちらを利用して処分をするか、買い替え予定の家電量販店にリサイクル料金と運搬費を支払って処分してもらう方法があります。
パソコンの場合には、同じく家電量販店にリサイクルを申し込むか、3R推進委員会という機関が引取を行っていますので、相談されることをおすすめします。
駒込での行政収集と回収業者の粗大ごみ処分を比較
駒込で粗大ごみを処分したい場合には、豊島区が提供する行政サービスを利用するか、民間の不用品回収業者を利用するかのどちらです。
行政サービスの場合には、事前の申し込みが必須であり、豊島区粗大ごみ受付センターへアクセスをし、フォームから申し込まれるか、電話での申し込みを行います。
また1度の依頼につき、10点までの品数制限があります。11点以上の申し込みは別途豊島区清掃事務局まで相談しなければなりません。また駒込の収集日は、月・水・金・日の4日に限られます。
一方で民間の不用品回収業者であれば、品数の制限はなく、回収日時は利用者の希望どおりに設定することが可能です。受付はフォームの他にも、メール、電話、LINEなどのスマホアプリからの申し込みも可能です。
受付時間は24時間のところが多く、電話対応も深夜帯まで長く設定してある業者が多く見られます。
依頼先 | 豊島区粗大ごみ受付センター | 不用品回収業者 |
粗大ごみの処分制限 | 10品まで | 無制限 |
受付時間 |
月~土曜(年末年始を除く)8:00~19:00 | 24時間365日 |
手数料 | 1品400円~ | 1品2,000円~ |
行政サービスはインターネットでのお申込み・お問合せなら24時間受け付けていますが、メンテンナンス時のご利用はできません。申し込みやお問合せはできますが、返信や対応が実際にされるのは、平日の日中になります。
このため役所が空いている時間帯に対応ができる方でないと、ご利用は現実的ではありません。
収集曜日 | エリア |
月・水・金曜日 | 駒込 |
日曜日 | 豊島区全地域 |
曜日が決められているものの、実際にはお申込み順になりますので、ご希望の曜日に処分してもらえる保証はありません。また日曜日は全地域となっているため、混雑が予測され、処分できる可能性は低いと言えます。
週明けの月曜やGWなどの大型連休前後、年末年始前後、引っ越しの多い2~4月期は大変混み合いますので、行政サービスでの処分をお考えなら、早めの申し込みをおすすめします。
粗大ごみの出し方(豊島区役所)
駒込で粗大ごみを処分するときの流れをご紹介いたします。駒込では、戸別収集のみでの処分となっており、ごみ処理場などへの直接持込での処分は行っていません。
STEP1:申し込みをする
大塚で粗大ごみの処分を行うには、まずは豊島区粗大ごみ受付センターへ、電話かインターネットから申し込みを行います。粗大ごみの品目や大きさ、希望処分数などを聞かれますので、メモを取っておくことが望ましいです。
申し込みをした際に、粗大ごみの処分に掛かる処分費が通知され、処分日も決定されます。
申し込み先 | 豊島区粗大ごみ受付センター |
電話番号 | 03-5296-7000 |
URL | http://sodai.tokyokankyo.or.jp/Sodai/V2Main/13116/0 |
受付時間 |
インターネット:24時間 電話:年末年始を除く月~土、8:00~19:00 |
STEP2:ごみ処理券を購入し、粗大ごみを出す
申し込みの際に通知された粗大ごみの処分に掛かる費用をごみ処理券を購入して支払います。
豊島区のごみ処理券はA券200円とB券300円の2種類があり、他の自治体のごみ処理券はご利用できません。駒込で粗大ごみを処分したいのであれば、必ず豊島区のごみ処理券を取扱店で購入なさってください。
・豊島区ごみ処理券取扱所:http://www.city.toshima.lg.jp/150/kurashi/gomi/shigen/documents/kouboten30.pdf
ごみ処理券はシールタイプになっています。「氏名(集合住宅にお住まいの場合は部屋番号も記入)」を記入するか、申し込み時に通知される「受付番号」をごみ処理券に記載し、粗大ごみの目立つ場所に貼付します。
決められた収集日に指定された収集所へと朝8時までに搬出しておくことで粗大ごみの処分は完了です。
処分日の免除・減額が受けられる条件
駒込で粗大ごみを処分する際、覚えておきたいのは手数料の減額や免除を受けられる可能性があることです。条件を満たしていれば、無料で粗大ごみの処分が行えますので、条件を覚えておくことをおすすめします。
- 生活保護受給世帯
- 児童扶養手当受給世帯
- 特別児童扶養手当受給世帯
- 国民年金の遺族基礎年金受給世帯
- 災害を受けた世帯
- 中国残留孤児の世帯
粗大ごみ受付センターへ直接お電話でお問い合わせ下さい。インターネットでの申し込みは行えません。
粗大ごみの搬出サービス
駒込エリアで65歳の高齢者のみで構成された世帯では、搬出サービスを利用されるのが便利です。基本的に粗大ごみを始めとするごみの収集は、収集所まで利用者が搬出しなければなりません。
豊島区の行政サービスでは、65歳以上の高齢者のみで構成された世帯、障がい者のみで構成された世帯であれば、搬出サービスをご利用できます。
事前の申し込みが必要になりますが、電話で申し込みをするだけの簡単なものですので、活用されることをおすすめします。
・豊島区清掃事務局:03-3984-9681
粗大ごみの出し方(回収業者)
駒込を対応エリアにしている不用品回収業者を利用した粗大ごみ処分の流れをご紹介いたします。不用品回収業者で粗大ごみの処分を行う場合一番最初に行うことは業者選びです。
インターネット等で「不用品回収」や「粗大ごみ収集サービス」などのKWで検索をすれば、業者はいくらでもヒットします。気を付けたいのは、上位ヒットした回収業者です。
タイトルの下に「広告」というマークがついている業者は、広告を支払って上位検索にヒットするようにしており、宣伝広告費にコストをかけているため、利用料金も高めです。
そこで複数の比較サイトなどで高評価されている不用品回収業者を選ぶことが望ましいです。
ご自身が希望する日時を指定した場合、割増料金が発生しないか、住居環境によって追加料金が発生しないか、事前に見積りを取る際に必ず確認することをおすすめします。
サービス内容と料金に納得できる業者を選び、ご依頼をすれば、収集日当日に立ち会いをして料金を支払い粗大ごみの処分は完了となります。
粗大ごみの他にも処分したい不用品やごみがあれば、一度に依頼してしまえば、分別の必要もなくワンストップで処分ができます。簡単な清掃サービスも行ってくれる業者もありますので、労力を掛けることなく粗大ごみの処分が可能です。
駒込の粗大ごみ格安回収業者
駒込が属している豊島区という自治体は、高齢者や障がい者のみで形成された世帯という条件はあるものの、収集所への搬出サービスも行ってくれるごみ処分は充実した自治体です。
しかし戸別収集しか行えず、家電製品とパソコンの処分は基本的には不可能です。4日間の収集日は設けられていますが、日時は自由に指定できるとは限りません。
品目数にも10点という制限があり、行政サービスで粗大ごみを処分できる方は、時間と粗大ごみの数に余裕がある方だけです。一度に沢山の粗大ごみの処分を希望していたり、融通の利くサービスを望んでいるなら、民間の不用品回収業者を利用されることをおすすめします。
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駒込で粗大ごみの処分にお困りでしたら、お気軽にご相談下さいませ。