生ごみの臭いや水漏れに悩みながら、ごみの処理をしている方も多いでしょう。生ごみの捨て方には、自分なりに注意を払っていると思うのに、いつの間にか悪臭が出てしまうのはありますね?ごみ収集日が近くなると早く出したいものです。
そこで、今回は基本に戻って生ごみの正しい捨て方をご紹介して行きます。臭いを抑えるためのコツを見直していきましょう。生ごみを出す時に、役立つグッズについてもお伝えしますのでぜひ見直してみてください。生ごみの嫌な臭いをこの機会に解決して行きましょう。
嫌な臭いを抑えるための生ごみの正しい捨て方
生ごみがごみ箱に溜まって来ると、嫌な臭いがし始めます。ごみ収集日が早く来て欲しいと思うことも、特に夏場は多いでしょう。
ご家庭では、何気なく生ごみを捨てているかもしれません。改めて、基本に戻って生ごみの正しい捨て方を実践してみましょう。
水気をきっちりと切っておく
生ごみの臭いが出るのは、雑菌の繁殖によるものです。雑菌は、水分が多い環境を好み繁殖し続けます。三角コーナーに、野菜のくずや食べ残しなど水分が多い状態にしておくと臭いの原因になってしまいます。
臭いの原因を取り除くには、水切りをしっかりするのが基本です。生ごみの6~7割は、水分だとご存知でしょうか?水切りをしっかりすることで、生ごみの削減も目指せるので一石二鳥です。
便利な水切りグッズを活用する
三角コーナーはぬめりや汚れが出やすいため、本体のお手入れも結構手間がかかります。三角コーナーを使わず、シンクに吸盤でくっつける水きりグッズもいろいろと販売されています。
野菜の水切りをするための折り畳み式の水切りグッズも便利です。シンク回りが手狭にならないように、使用後は折り畳める形状になっています。
また、排水用の水切りネットを併用するのもおすすめです。
野菜は皮をむいてから洗うと生ごみを濡らさずに済む
調理の際に、野菜を濡らさない手順で準備すると生ごみの水分を減らせます。具体的には、野菜の皮を剥いてから洗うようにするだけでも、ずいぶんと違ってくるでしょう。
たとえば、もともと水分を含んでいるキュウリなら、新聞紙にくるんで捨てるようにするだけでも水分を吸収できます。
何気なく野菜の下準備で、すぐに水洗いする習慣がある方は見直してみましょう。
生ごみは新聞紙やチラシで包む
生ごみができると、ポリ袋にすぐに入れる捨て方をしている方もいるでしょう。生ごみは、野菜や魚などそれぞれの素材が本来持っている水分があります。
新聞紙やチラシで包む一工夫をしてみてください。新聞紙は、インクが嫌な臭いの緩和にも役立ちます。また、新聞紙の原料である古紙が水分を吸着してくれる効果もあります。
新聞を購読していないなら、カタログやチラシでも代用できるのでぜひ試してみてください。
臭いの強い生ごみは収集日まで冷凍保存する
臭いが強い生ごみが出てしまった時には、生ごみを冷凍保存袋に入れて冷凍するのも役立ちます。0度の冷凍室では、菌が繁殖しない状態になるからです。
ただ、冷凍室で臭いの漏れが出てしまっては困ります。冷凍して臭いを出さなくするためにも、保存袋を二重にして入れるようにしておくと万全です。
生ごみに重曹をかけておく
水切りを徹底するだけではなく、生ごみに重曹をかけるのもおすすめです。生ごみに重曹をふりかけておくだけで、菌の増殖を防げます。
臭いを抑えるお役立ちグッズを活用する
生ごみの正しい捨て方を実践するには、生ごみの嫌な臭いを抑えるお役立ちグッズを使ってみませんか?いろいろなタイプが販売されているので使いやすいものを併用してみるのもおすすめです。
クエン酸スプレーを吹きかける
クエン酸は、消臭作用や殺菌の増殖を抑制する作用があります。市販のクエン酸スプレーももちろんありますが、自分で簡単に作れるので試してみましょう。
クエン酸スプレーに必要なもの
- クエン酸:小さじ1
- 水:200ml
- スプレーの容器
クエン酸を水に入れよく混ぜてから、スプレーの容器に入れるだけで完成です。
三角コーナーやごみ箱などにサッとスプレーするだけで臭いを削減できるので便利に使えます。
- クエン酸 200~300円程度(百円ショップでも購入可能)
消臭シートをごみ箱に貼る
ごみ箱専用の消臭シートも出回っています。たとえば、シリカゲル成分のものはごみ箱の底に入れると、消臭作用が得られるので効果的です。
- 効果の期間:3ヶ月~1年
効果の期間も、製品によって異なります。期間が長いものの方が高いものの、手間もかからず経済的でしょう。
- 消臭シート:500~3,000円程度
ごみ袋を防臭袋に変える
生ごみを入れるごみ袋には、防臭機能があるものもあります。臭いが気になるようであれば、防臭袋に変えてみるのも一つの方法です。
通常のごみ袋よりコストは高くなりますが、臭いのストレスに悩まなくても済むようになるのがメリットでしょう。
- 防臭袋:2,000円程度
水切り器を使う
野菜の水切りに使われる水切り器を使って、野菜くずの水を完全に取る方法もあります。ひと手間がかかるのですが、水気を取り除ける優れモノです。
ただ、円形でサイズが30㎝ほどあるので充分なスペースがあるキッチンに向いていると言えるでしょう。
- 水切り器:1,000~2,000円程度
自治体によっては、加古川市や北見市のように生ごみの水切り器を無料配布しているところもあります。お住まいの自治体で、こうした取り組みがないかも調べてみましょう。
生ごみ処理機を使う
生ごみを加熱乾燥して微生物の分解の処理までできるのが、生ごみ処理機です。この機械に生ごみを入れるとごみはコンパクトで軽くなります。
臭いや虫対策になり、ごみを出す時も抵抗なく出せるようになるのが魅力です。
ただし、生ごみ処理機は購入コストや月々の電気料もかかります。
そのため、自治体で購入の助成を行っているところもあるので、購入前に問い合わせしてみましょう。助成を受け付けていても、購入前の申請が必要になる自治体もあるためです。
- 生ごみ処理機:20,000~100,000円程度
家庭にもある捨てるもので臭いを抑える
生ごみの正しい捨て方には、家庭にある不用品で臭いを抑える方法もあります。コストをかけずにできる上にエコにも役立つ方法です。
牛乳パックの中にゴミを入れる
臭いも水分もあるものなら、牛乳パックに入れて密封するのもおすすめです。生ごみからでる水漏れを防ぐこともできます。
生ごみを入れたら牛乳パックの口を折って、ガムテープで留めておきましょう。
コーヒーかすやお茶の出がらしを生ごみにかける
どこの家庭でもごみとしてでるのが、お茶の出がらしでしょう。消臭効果があるので、三角コーナーの生ごみにふりかけるようにしてみてください。
また、コーヒーかすも同様に使えます。
新聞紙やチラシで箱を作っておく
新聞紙やチラシは、生ごみを包むのには向いていますが、そのままだと入れにくいものでしょう。そんな時に役立つのが、新聞紙やチラシを使った箱を作っておくことです。
キッチンに新聞紙やチラシで折った箱を置いておけば、その場で生ごみを入れられます。また、各部屋にあるごみ箱に新聞紙の箱を入れておくと、ごみ集めがしやすくなるメリットもあるでしょう。
生ごみの処分に迫られている時には粗大ゴミ回収サービスへお任せ!
いつも通りにごみ収集日に出すにしても、お伝えした生ごみの正しい捨て方を実践していけば、臭いを軽減できるようになります。ごみ出しの際の重さや臭い、水漏れなどのストレスを軽くするのにも効果的です。
ただ、生ごみをすぐに処分しなければならない事情がある時もあるでしょう。
- 引っ越しの際に生ごみを転居先へ持って行かなくてはならない
- ごみ収集日に不在になるのでたまってしまう
- 行事があったため生ごみがたくさんできてしまいごみ収集日まで待てない
そのような時には、『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』にへ生ごみの処分もお任せください。最短なら即日回収いたします。
お客様に応じたお得なプランを提案し、業界最安水準の価格設定で対応が可能です。
生ごみの処分ができない事情がある時には、粗大ゴミ回収サービスに電話やメール、LINEでお気軽に問い合わせくださいませ。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。