こちらの記事は、各種ガスボンベの処分方法を詳しくまとめました。
ガスボンベの処分は危険を伴うため、どうすればいいか悩むでしょう。処分できず、いくつもガスボンベが溜まっていませんか?
「カセットコンロのガスボンベは、何ゴミで出せばいい?」
「古いガスボンベを処分したいけど、錆びていてガス抜きが不安。回収業者に頼める?」
「未使用や残りがあるキャンプ用カセットボンベはどう捨てる?」
上記のような疑問に向けて、ガス抜きのやり方や注意点についても徹底解説しています。
ガスボンベの処分に迷っている方は、ぜひ記事を活用してください。
この記事を監修した専門家
戸塚 誠
粗大ゴミ回収サービス/本社所属
戸塚 誠
粗大ゴミ回収サービス/本社所属
関東エリアを中心に活動している粗大ゴミ回収サービスにて、日々お客様の不用品や粗大ゴミ処分をサポート。業界歴8年、これまでの対応件数は2,000件以上にのぼり、家具や家電の単品処分からゴミ屋敷整理・法人案件まで幅広く対応。穏やかで丁寧な対応を心がけ、安心してご利用いただけるサービスを提供しています。
記事をご覧いただきありがとうございます。粗大ゴミ回収サービスの戸塚です。
今回はガスボンベの種類ごとの処分方法や注意点をまとめました。
安全に処理するために役立てていただければ幸いです。
ガスボンべの処分方法①【カセットコンロ用ガスボンベ】
最初に、ご家庭で使用するカセットコンロの処分方法を紹介します。
「使い残り」「未使用」と2つの状態がありますが、基本的には使い切るかガス抜きするか、2つの方法から選んで処分しましょう。
以下で、ガスを安全に抜く手順や捨て方について解説します。
ガスを安全に抜く手順
ガスボンベは間違った捨て方だと、火災や爆発につながってしまう可能性があるので危険。安全に中身のガスを空にする方法を把握しましょう。
ガズボンベの中身が結構ある場合は、以下の手順で行います。
- キャップを外し先端を下に向け屋外(コンクリートなど)の硬い所に押し付ける
 - 「シュー」と音を立ててガスが抜けていく(抜け切るまで押し付ける)
 - ガスが完全に抜けたらボンベを振って確認
 
ボンベを振っても「シャカシャカ」と音がしなければガス抜き完了の合図です。ガスを吸い込んだり引火したりすると大変危険なので、ガス抜きは屋外の火気のないところで実施しましょう。
ガスボンベに穴を開けてガス抜きする、など、上記以外の行為は、火災の原因となります。国はもちろん、イワタニのような有名ガスボンベメーカーも、このガス抜き方法は推奨していません。
もし残量がそこまでないなら、カセットコンロにガスボンベをセットして使い切るのも安全な方法。お鍋などの料理のついでにうまく空にできれば、無駄なく使いきれるでしょう。
ガス抜きしたガスボンベの処分は自治体のルールを確認
ガス抜きしたガスボンベの処分は、自治体によって以下3種類の方法に分かれます。
- 危険ゴミ
 - 不燃ゴミ
 - 不燃性金属ゴミ
 
回収員さんが一目で空のガスボンベだと判断できるよう、半透明や透明の袋に入れるよう推奨している自治体も多くなっています。以下に、いくつかの自治体の処分事例をまとめました。
| 自治体例 | 分別 | 出し方 | 
|---|---|---|
| 大阪市 | 資源ゴミ | 穴を開けずに中身の見える透明または半透明の袋に入れる
 他の資源ゴミとは分けて出す  | 
| 江東区 | 燃やさないゴミ | 穴開け不要 | 
| 大田区 | 不燃ゴミ | 穴を開けずに、中身の見える別袋に入れる | 
| さいたま市 | 有害危険ゴミ | 穴を開けず、透明袋に入れ収集所の隅に出す
 ※ガス抜きがどうしてもできないものは、「中身あり」と貼り紙をする 中身がないものとは別の透明な袋に入れる  | 
「ガス抜きする量が多くで面倒だし、そのあとの処分もなんかめんどくさそう」「ガスボンベを処分するついでに、ほかの要らないものもゴミに出したい」
こんな悩みがある方は、『粗大ゴミ回収サービス』に相談してみましょう。ガス抜きが面倒なガスボンベのほか、自宅の不用品をまとめて処分できますよ!
             ユーザー 戸塚 誠
ガスボンべの処分方法②【キャンプ用ガスボンベ】
コロナ禍でキャンプ人気が高まり、キャンプ用ガスボンベを購入した方も多いでしょう。キャンプで残ったガスボンベを処分したいケースもあるはず。
キャンプ用のガスボンベもカセットコンロ用と同様に、ガス抜きしてから自治体のルールに従って処分しなければいけません。
キャンプ用ガスボンベとカセットコンロ用ガスボンベの処分について、区別している自治体は基本的にないので、両方とも同じ条件で処分して問題ないでしょう。
| 自治体例 | 分別 | ゴミ出しの方法 | 
|---|---|---|
| 豊中市 | 危険ゴミ | 穴を開けずに使い切る | 
| 名古屋市 | 発火性危険物 | 指定袋または、透明・中身の見える半透明の袋に入れる
 使い切る  | 
ガスを抜く手順はカセットコンロ用ガスボンベと同じですので、「少量なら使い切る」「、残りが多ければ屋外でガス抜きする」の2つの方法から選んで処分しましょう。
アウトドア用品を取り扱うコールマンは、自治体で処分できないLPガスカートリッジの回収サービスを提供しています。コールマンで購入した製品のみ、また回収店舗が限られていますので、利用する方は公式HPより確認してください。
参照元:コールマン
ガスボンベと同じように処分に困りがちな危険物、ライター・チャッカマンについては、下記記事もあわせてご覧ください。
             ユーザー 戸塚 誠
ガスボンべの処分方法③【プロパンガスのガスボンベ】
「プロパンガスからオール電化に切り替えた」「引越しでプロパンガスが不要になった」
こんな場合にプロパンガスボンベを処分したい方は、ガス会社に問い合わせましょう。
プロパンガスが入っているガスボンベは、ガス会社の所有物。不要になったプロパンガスボンベは、本体に業者名や電話番号が記載されているのでそちらへ連絡してください。引き取り費用は4,000円程度です。
ガス会社や取扱業者が判別できなかったりガス会社が廃業したりしている場合は、「一般社団法人 LPガス協会」へ問い合わせてみましょう。
ガスボンベとガスコンロをまとめて処分したいときは、以下の記事も参考にしてください。
             ユーザー 戸塚 誠
ガスボンベの処分方法④【炭酸ガスシリンダー】
簡単に炭酸水が作れる炭酸ガスシリンダーは、飲食業者だけでなく家庭でも愛用されています。処分方法は、販売元へ返却するのが基本です。
炭酸ガスシリンダーは高圧ガス製品に分類されるため、自治体では回収してくれないのです。万が一ゴミに混ざって回収されると、火災事故や爆発の原因となるため、覚えておきましょう。
例として、ソーダストリーム株式会社の製品は「着払い」でガスシリンダーを返却する流れとなっています。
             ユーザー 戸塚 誠
ガスボンベの処分における注意点【ガス抜きのNG行為3つ】
冒頭からお伝えしてきたように、カセットコンロ用やキャンプ用のガスボンベは、ガス抜きすれば自治体のゴミ回収に出せます。
しかし、ガス抜きをするといっても満タンなのか少量残っているのか、判断できない時もあるでしょう。ここでは、ガス抜きの注意点3つを紹介します。
- ガスが残っているまま穴を開けない
 - キッチンでガスを抜かない
 - 車のそばでガスを抜かない
 
危険と隣り合わせの行為なので、必ずチェックしてください。
ガスが残っているまま穴を開けない
ガスが残っているまま穴を開けてしまうと、噴出したガスが止まらなくなり大変危険です。国やメーカーも推奨していないため、穴を開けずにガス抜きして処分してください。
キッチンでガスを抜かない
キッチンでガスボンベのガス抜きをするのは絶対にNG。キッチンは熱やガスが充満しやすく、ガス抜きしたのが原因で火災に発展する可能性があるためです。
ガス抜きは引火の危険がない場所、もしくは屋外で作業してください。
車のそばでガスを抜かない
屋外でガス抜きするときの注意点として、作業場近くに車がないか確認してください。車はガソリンが入っているため、引火の可能性があるためです。
不安な場合は、ガス抜きいらずで回収してくれる不用品回収業者に相談してみましょう。
             ユーザー 戸塚 誠
ガスボンベを処分するなら『粗大ゴミ回収サービス』へ
「古くて錆ついているガスボンベを安全に処分したい」「ガスボンベの処分でガス抜きをするのが怖い…」「何本もあるガスボンベをまとめて処分したい」
こんなときは、不用品回収業者に依頼するのが安全で手軽です。
特に、ガスボンベの他に処分に困るガスコンロや着火具など、あらゆる不用品をまとめて回収依頼できるのは、かなり便利なサービスと言えるでしょう。
ただし、業者によってガスボンベの回収に対応していない場合もあるので、前もって確認してください。
『粗大ゴミ回収サービス』であれば、お得なパックプランのキャンペーンも実施しているので、よりお得に利用できます!



          
    










                
                            
                            
                            
                            
                        
                            
                            
                    
                    
        

            
        








        
                
                
                












































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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。