こちらの記事では、引っ越し時に大量のゴミが出てしまった場合の対処法をお伝えします。
- ゴミ捨てが引越し期日までに間に合わないかも!
- 一度に捨てられるゴミの量ってどのくらい?
- 引越し時に大量のゴミを手間なく捨てるにはどうしたらいい?
ゴミ捨てが間に合わなさそうな場合でも頼りにできる対処法もご紹介します。引っ越し前の大量のゴミを目の前にして途方にくれている方は、ぜひ参考にしてください。
引っ越し時の「大量のゴミ」ってどの程度?【具体例をチェック!】
「大量のゴミ」とは、具体的にどの程度の量を指すのでしょうか。主な自治体ごとの規定を表にまとめました。
自治体 | 一時大量ゴミの規定量 | 引取時に発生する費用 |
---|---|---|
東京都大田区
東京都杉並区 |
①45Lごみ袋で4袋(束)以上 ②45Lごみ袋で3袋(束)以上 |
①有料(要事前予約) ②「可燃ごみ」「不燃ごみ」「資源」に限る |
神奈川県横浜市 | ①粗大ごみ規格のものを1~5個 ②粗大ごみ規格のものを6~10個 |
①8,000円~ ②20,000円~ |
大阪府枚方市 | ・規定の「粗ごみ」と「大型ごみ」の点数がそれぞれ6点を超える場合 ・規定の「粗ごみ」と「大型ごみ」を同月に2回以上申し込む場合 |
「基本手数料」1,200円 +「粗ごみ」は5点ごとに300円 +「大型ごみ」は品目ごとの手数料 ※「粗大ごみ」=「粗ごみ」+「大型ごみ」 |
福岡県福岡市 | 大45リットルの指定袋で10袋まで ※上記以上は持ち込みのみ(引取不可) |
10kgごとに140円 |
例えば同じ東京都でも、自治体によって規定量の上限が変わります。
その他、基本手数料にそれぞれのゴミの種類ごとの手数料が加算される方式や、規定量以上の回収は実施していない自治体など、さまざま。お住まいの自治体の規定をしっかり確認する必要があります。
【大量はNG!】引っ越し時のゴミ捨ての注意点
ゴミはまとめて捨てられるだろう、とたかをくくっていませんか?引っ越し時のゴミ捨てには注意点もあります。
- 自治体回収では一度に大量のゴミは出せない
- 引っ越し業者は不用品回収できない品目が多い
それぞれ確認していきましょう。
自治体回収では一度に大量のゴミは出せない
粗大ゴミに分類されない可燃ゴミや不燃ゴミは、指定袋に入れさえすればいくらでも一般ゴミとして出せると考えている方も多いでしょう。しかし、一度に出せるゴミの量には上限があります。
引っ越しなどのタイミングで一時的に多量に発生する家庭系ごみは「一時多量ごみ」と称され、自治体ごとに制限が設けられています。45Lの指定袋3~5袋までとしている自治体も多く、それ以降は追加料金がかかります。
お住まいの自治体の一時多量ごみの規定量を確認してください。そもそも、大量のゴミを何日かに分けて捨てるのもかなりの手間なので、一回で大量のゴミを処分できる不用品回収を検討してもよいでしょう。
引っ越し業者は不用品回収できない品目が多い
引っ越し時のゴミ処分は、引っ越しの荷物とあわせて引っ越し業者に回収依頼すれば良いと考える方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、不用品回収のオプションサービスを用意している引っ越し業者でも、ゴミの処分まで自社で完結できるケースは少なく、回収業者に再委託されるケースも。そのため、引っ越し業者のオプションプランは、どうしても割高なケースが多いでしょう。
また回収品目が家電リサイクル法対象の家電4品目に限られたり、粗大ゴミの取り扱いは一部地域のみ、といった場合も。引っ越し当日に大型のゴミが残ってしまう事態を避けるためにも、あらかじめ他の方法で処分を検討するか、不用品回収業者に別途依頼するほうが安心です。
引っ越しに向けて大量のゴミを処分するには
引っ越しに向けて大量のゴミを処分するには、早め行動が鍵になると言えます。
- 少しずつ自治体のゴミ回収に出していく
- 早めに粗大ゴミの回収予約をする
- 売れそうなものは早めに売却する
- 不用品回収業者に依頼する
具体的な対策をそれぞれ解説していきます。
少しずつ自治体のゴミ回収に出していく
引越しのゴミをできるだけ費用をかけずに捨てたいなら、自治体指定の収集日やゴミ捨て場を確認して適切にゴミ出ししましょう。一度に大量のごみは出せないため、こまめな計画を立てて捨てに行く必要があります。
なお、自治体で回収できないようなゴミやリサイクル家電などはゴミとして出せません。結局別途回収の手配は必要になるので、あまり効率の良いゴミの処分方法とは言えないでしょう。
早めに粗大ゴミの回収予約をする
粗大ゴミは早めに回収予約をしましょう。
粗大ゴミの回収は、想像以上に先の日程になる場合が多々あります。繁忙期には1ヵ月以上先の予約しか取れないことも。引っ越しの直前では、退去時に間に合わない可能性も高いです。
そして、前項の繰り返しになりますが、リサイクル家電などは粗大ゴミとして出せません。無理な日程で粗大ゴミ回収をねじ込むより、ゴミの回収自体を不用品回収業者に一任したほうが、手間も時間もだいぶ軽減できるでしょう。
売れそうなものは早めに売却する
売却や譲渡を考えているアイテムがある場合は、引越し日から逆算して早めに準備をはじめましょう。フリマアプリでの売却は、出品準備の手間がかかるうえに、必ず買い手がつくという保証はありません。
また、売れないと判断した時点で、すぐに処分の手配に切り替える必要があります。引っ越し前までに売れ残ってしまったものはまとめて不用品回収へ依頼するのがおすすめ。追加料金が発生しない定額プランで、一般ゴミも粗大ゴミも売れ残りの服や家電もすべてまとめて回収できるので、引っ越し間際の忙しい時期にも、手間がかからずゴミの処分が完了します。
不用品回収業者に依頼する
一番手軽に大量のゴミを処分できるのは、不用品回収です。どれだけ大量のゴミが発生しても、不用品回収業者の定額プランを使用すれば、明朗価格なうえに分別や運搬の手間がまったくかかりません。
大量のゴミでも30分〜数時間で作業が完了し、床・壁の養生や家具の解体も任せられます。その分、引っ越しの準備もはかどるでしょう。
大量のゴミを引っ越しまで処分できない場合の対処法
事前に計画を立てていても、引越し時には思いもよらないゴミが出てきてしまうもの。結局ゴミの処分が間に合わない場合には、どうすればいいのでしょうか。
- 引っ越し先に持って行く
- 不用品回収業者にまとめて回収を依頼
それぞれ確認していきます。
引っ越し先に持って行く
引っ越し当日などに出たゴミは、タイミングが合わなければ自治体のゴミ回収として捨てられません。
ゴミの量が持っていける程度なら、引っ越し先で処分する方法が手っ取り早い手段になります。しかし、引っ越し業者は、不用品回収を実施していない業者がほとんど。当日に出た持ち運びが難しい大量のゴミを、引っ越し先に持ち込むのは現実的ではないでしょう。
次の項でご紹介する不用品回収業者の利用を検討してみてください。
不用品回収業者にまとめて回収を依頼
引越し前にゴミの処分が間に合わない事態に陥ったら、不用品回収業者へ依頼する以外に良い方法はありません。不用品回収業者であれば、自治体や引っ越し業者では回収できない不用品や、急に発生したゴミでも引き取ってくれます。
24時間対応の業者も多いため、引っ越し直前の時間調整が難しい時にも最短即日で駆けつけ、強い味方になってくれます。
引っ越し前の大量ゴミを不用品回収してもらうメリット
引っ越し直前の大量ゴミの回収方法は、不用品回収一択。そのメリットをお伝えします。
- 大量のゴミでも定額で回収してくれる
- 時間がない中でも分別が不要
- ハウスクリーニングもあわせて利用できる
頼りになるサービスが目白押しです。
大量のゴミでも定額で回収してくれる
不用品回収業者のほとんどは、定額のパックプランを設定しています。予期せぬ量になりがちな引越し時のゴミでも、トラックに載りさえすれば定額料金でそのまま回収してくれます。
ゴミ捨ての経験が豊富な作業員が数名体制でゴミ処理をしてくれるため、迅速に搬出してくれるのも頼もしいポイント。プライバシーにも配慮してくれるので、大量のゴミでも一目を気にせずに処分できます。
即日対応してくれる業者を選べば、引っ越し間際に慌てて手配しても、退去までに間に合わせてくれるはずです。
時間がない中でも分別が不要
不用品回収業者にゴミ回収の依頼をすれば、面倒なゴミの仕分け作業が一切不要です。
自治体のゴミ捨て場やクリーンセンターに持ち込む場合でも、ゴミの仕分けは必須。しかし、不用品回収業者では業者がすべて仕分け作業をしてくれます。
なにかとやることが多く時間が押しがちな引越し前に、分別の手間をかけずにゴミが片付くのは、かなり嬉しいメリットと言えるでしょう。
ハウスクリーニングもあわせて利用できる
不用品回収業者の取り扱いメニューは、不用品回収だけではありません。
ハウスクリーニングや片付け、遺品整理など、オプションサービスをあわせて利用できることも特徴です。大量のゴミを処分した後に、部屋をまるごとキレイにできるサービスを依頼できるので、退去後の敷金が多く返金される効果も期待できるでしょう。
引っ越し時の大量ゴミを不用品回収する時の費用相場
ここからは、不用品回収にかかる料金をお伝えします。
- 不用品回収の料金相場
- ハウスクリーニング費用
不用品回収とあわせて、ニーズが多いハウスクリーニング費用もあわせてご紹介します。
不用品回収の料金相場
業者の不用品回収システムは、一般的には以下のメニューでそれぞれ料金が設定されています。
- 単品回収
- トラック載せ放題プラン
- その他のオプションサービス(ハウスクリーニング・片付けなど)
大量のゴミを処分するなら、「トラック載せ放題プラン」が断然お得。載せるだけ載せられるため、不用品の量が多ければ多いほどコストパフォーマンスが向上するわけです。
載せ放題プランはトラックの大きさで費用が異なるため、ゴミの量にあわせてトラックの大きさを検討してください。
トラックの種類 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック積み放題(作業員1人) | 10,000円~25,000円 |
2tトラック積み放題(作業員2人) | 50,000円前後 |
4tトラック積み放題(作業員2人以上) | 80,000円前後 |
ハウスクリーニング費用
ハウスクリーニングは、部屋の間取りやエリアごとにメニューを選べます。たとえば、敷金返金に影響するスポットだけハウスクリーニングを依頼することも可能です。
掃除箇所 | 料金 |
---|---|
床・フローリング | 8,000~15,000円/6畳 |
エアコン | 8,000~16,000円/台 |
トイレ | 6,000円~10,000円 |
不用品回収とハウスクリーニングなどのオプションサービスを同業者内で依頼できれば、別々の業者を探すよりも費用も割安になるメリットもあるでしょう。
引っ越し間際に大量のゴミが出てしまったら
引っ越し間際の大量ゴミの処分方法や注意点などをご紹介しました。
急な引っ越し時だけでなく、前々から決まっている引っ越しでもなかなか計画通りに片付けできないもの。新生活にゴミを引き継ぐ事態を避けるためにも、大量のゴミや不用品は、不用品回収業者に依頼しましょう。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。