アクリル板を適切に処分する方法5選!事業用もOK【費用を抑えるコツも】

アクリル板を適切に処分する方法5選!事業用もOK【費用を抑えるコツも】

コロナの感染対策や衛生面の観点から、多くの場所で目にするようになったアクリル板。

汚れやキズが目立ってきたり、コロナ5類移行に伴い不要になったりしたアクリル板を、どうやって処分すればいいのか分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、アクリル板を適切に処分する方法について解説します。

事業用として使っていたアクリル板の処分方法や、処分にかかる費用を抑えるコツなども紹介するので、アクリル板の処分にお困りの方はぜひ参考にしてください。

アクリル板をスムーズに処分するための予備知識

アクリル板をスムーズに処分するための予備知識

アクリル板は、自治体によって処分方法に細かいルールが定められているため、処分方法を紹介する前に、いくつかの予備知識を紹介します。

アクリル板は、コロナ後類移行後に一気に撤去が進みました。撤去はしたものの、保管場所もない、廃棄方法が分かりづらい方も多いでしょう。

よりスムーズにアクリル板を処分するために必要な情報なので、まずはじめに目を通してみてください。

アクリル板はプラスチックの一種

アクリル板を処分する際に多くの方が思われるのが、「アクリル板はプラスチック?」という疑問。

結論から言えばアクリル板は、プラスチックの一種です。

そのため、大まかな処分方法は、プラスチック製品を処分するのとほとんど変わりません。

プラスチック製品と同様に、自治体によって不燃ごみになったり、可燃ごみになったりと、各地域で捨て方も異なる点に注意が必要です。

ポリカーボネート板も処分方法は基本的に変わらない

アクリル板と混同されがちな、ポリカーボネート板。

見た目や強度に若干の違いはあるものの、ぱっと見では見分けるのが難しく、自分が持っているのがどちらなのか判断できなくて、分別に困っている人も多いでしょう。

アクリル板とポリカーボネート板は使用している素材は異なるものの、どちらもプラスチックの一種である点は同じです。

そのため、アクリル板とポリカーボネート板は、基本的に処分の仕方に大きな違いはなく、今回紹介する5つの方法で処分が可能です。

事業で使われていたアクリル板は産業廃棄物

飲食店で飛沫防止として使っていたものや、商品ディスプレイ用として使っていたものなど、事業用として使用していたアクリル板は、産業廃棄物となります

産業廃棄物は、排出した事業者が自ら処分することが原則となっており、自治体のごみとして処分ができません

産業廃棄物は資格を持つ業者に処分を依頼するのが一般的

産業廃棄物を処分する方法は以下の2つです。

  • 「産業廃棄物収集運搬車」を用意してごみ処理場へ持ち込む
  • 「産業廃棄物収集運搬業の許可」を持つ業者に処理を委託する

法人として活動している事業者や個人事業主であれば、産業廃棄物収集運搬車を用意することで、個人で処分もできます。

しかし、専用の車両を用意できる方はそう多くないため、産業廃棄物を処分する際は、「産業廃棄物収集運搬業の許可」を持つ業者に依頼するのが一般的です。

事業で使われたアクリル板や各種廃棄物、生活ゴミなど分別も不要で処分してもらえるのが、不用品回収業者です。詳しくは、以下の記事も参照ください。

≫なんでも回収業者はこちら!分別不要で生活ゴミ・腐敗物・汚物・事業ごみを格安処分

アクリル板を適切に処分する方法5選

アクリル板を適切に処分する方法5選!

お待たせしました、アクリル板を適切に処分する方法を5つ紹介します。

それぞれの特徴や注意点についても解説しているので、自分の環境にもっとも合う処分方法を、この中から見つけてください。

自治体にごみとして出す

アクリル板は、一般家庭から排出された小型のものであれば、普通ごみとして廃棄処分が可能です。

多くの自治体では、小さめのアクリル板は「可燃ごみ(燃えるごみ)」と指定していますが、大阪府熊取町などの一部地域では、アクリル板を「不燃ごみ」として取り扱っています。

このように、自治体によってごみの区分が異なるため捨て方には注意してください。

大型のアクリル板は粗大ごみ

ほとんどの自治体では、大きめのアクリル板は粗大ごみとして処分するように指定されています

サイズの区分は自治体によって異なりますが、おおむね30cmを超えるアクリル板を、粗大ごみに指定している地域が多い傾向です。

自治体によって細かいルール分けがされているため、アクリル板をごみとして出す場合は、事前に自治体へ確認するようにしましょう。

プラスチック専門店に買い取ってもらう

プラスチックを専門的に扱う買取店で、アクリル板を売却する方法です。

アクリル板は、大手のリサイクルショップでは買取不可とするところも多いですが、プラスチック専門店であれば買いとってもらえます。

プラスチック専門店ということもあり、アクリル板のほか、ポリカーボネート板や塩ビ板など、種類を気にせずあらゆるプラスチック板を処分できるうえ、買取価格もそれなりに高めな傾向です。

しかし、プラスチック専門の買取り店自体がそう多くないため、一部の地域ではこの処分方法が利用できないのが難点です。

また、アクリル板はリサイクルできる資源なので、専門業者に回収を依頼する方法もあります。リサイクルによって廃棄物の減量にも役立ちます。

たとえば東京都では、一般社団法人 東京都産業資源循環協会(03-5283-5455)に問い合わせをすれば、処理業者を紹介してもらえます。適切なリサイクルのためにも、安心して依頼できる処理業者を見つけましょう。

フリマアプリで売却する

メルカリなどのフリマアプリでアクリル板を売却するのも、有効な処分方法です。

加工が比較的容易に行えるアクリル板は、小物入れや棚板など様々な用途にリサイクルしやすく、DIYを趣味とする人々からの需要が高い傾向にあります。

キズが入っていたりすると大きな値段をつけるのは難しいですが、多少のお小遣い稼ぎを狙うなら、検討してみる価値は大いにあるでしょう。

ただし、送料や梱包作業など、ほかの処分方法と比べて、余分な費用や手間がかかってしまう点には注意が必要です。

必要な人に譲る

アクリル板が欲しいと思っている人に譲るのも、有効な手段です。

近くに求めている人がいないのであれば、ジモティーなどの地元掲示板サイトを利用して、貰い手を探すのも手でしょう。

自分では使い道がなくてゴミにしか見えなくても、「ペット用の間仕切りが欲しい」「簡易的なテーブルを作るのに必要」など、欲しい人にとってはとても重宝されるものです。

誰かに譲る場合は、基本的に費用のやりとりがないので、少々状態の悪いアクリル板でも処分できる可能性が高いのがメリット。

個人間でのやり取りが基本となるため、トラブルに巻き込まれないように、取り引き相手は慎重に選ぶようにしましょう。

不用品回収業者へ依頼する【事業用も可能】

アクリル板を処分するうえでもっとも手軽な方法となるのが、不用品回収業者への依頼です。

サイズが大きかったり、枚数が数十枚以上あったとしても問題なく処分可能で、自宅まで引取りに来てくれるため、持ち運ぶ手間もかかりません。

「産業廃棄物収集運搬業の許可」という資格を持っている業者であれば、事業で排出されたアクリル板の処分も可能です。

難点としては、どの業者に依頼しても数千円ほどの費用がかかるため、ほかの方法と比べると若干費用が高額なところが挙げられます。

しかし不用品回収業者の多くは、定額料金の「載せ放題パックプラン」を用意しているため、大量に処分したい不用品がある際には、お得に処分することも可能です。

載せ放題プランについては、こちらの記事でも詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

≫不用品回収の1.5tトラック積み放題はお得?積める量と料金相場を紹介

アクリル板の処分にかかる費用相場

アクリル板の処分にかかる費用相場

アクリル板を処分するにはさまざまな方法がありますが、場合によっては処分する際に費用がかかります。

アクリル板を処分にかかる費用の相場を紹介するので、参考にして下さい。

粗大ごみとして処分した場合

粗大ごみとして処分する際には、各自治体が発行する粗大ゴミ処理券を購入する必要があります。

費用相場の参考として、今回は東京・大阪・北海道・沖縄でアクリル板を処分した際にかかる料金を比較しました。

自治体 処分手数料
東京都渋谷区 400円/1枚
大阪府大阪市 200円(1.5m未満)
北海道旭川市 650円/1枚(直径30cm未満 長さ1m未満)
沖縄県沖縄市 300円/1枚

サイズによって異なる場合もありますが、1枚あたりおよそ400円前後が相場となります。

多くの自治体では、ホームページ上に粗大ごみの品目一覧表が公開されているので、正確な費用を知りたい方は事前にチェックしてみてください。

不用品回収業者に依頼した場合

不用品回収業者にアクリル板の処分を依頼した場合の相場価格は下記のとおりです。

サービス内容 料金相場
単品回収 1,000~2000円
軽トラック載せ放題プラン 15,000~25,000円

処分したいアクリル板が数枚程度しかない場合は、料金が割高に感じますが、軽トラック載せ放題プランを活用すれば、たとえ100枚処分したとしても料金は一律となるため、お得に処分できます。

載せ放題プランの価格は、特に業者によって差が生まれやすいポイントなので、気になる業者を見つけたら、一度別の業者と比較してみることをお勧めします。

「積み放題プランは、処分したい量が少ないと損をするのでは?」と利用に慎重になってしまう場合は、以下の詳細な記事をご覧になると把握できるはずです。

≫積み放題の不用品回収は本当にお得?トラックの大きさで料金・詰める量を比較

アクリル板の処分費用を抑える2つのコツ

アクリル板の処分費用を抑える2つのコツ

アクリル板の処分を検討中の方は、一度に複数枚を処分したいと考えている方も多いでしょう。特に、事業者であれば枚数も多くなるはずです。

そうなると、処分費用がどうしても高額になってしまうため、なるべく費用を抑える方法を知っておきたいところ。

アクリル板の処分費用を安く抑えるコツを紹介するので、ぜひ目を通してみてください。

小さくカットして普通ごみに出す

多くの自治体のごみ回収は、数十cmを超える大きなサイズのアクリル板を、粗大ごみの対象としています。

小さいサイズであれば普通ごみとして無料で処分が可能なので、小さくカットすることで費用を抑えることができます

カットをする際は、刃物やカットしたアクリル板で手をケガしないよう、滑り止め付きの軍手を装着し、長袖の服を着て作業するなど、重々注意して作業してください

なお、事業用として排出されたアクリル板は、たとえカットしたとしても産業廃棄物扱いとなります。

複数の業者から見積もりをもらう

不用品回収業者へ依頼する料金を抑えたいなら、複数の業者から見積もりをもらいましょう

見積りを比較すれば、一番安い業者が一目瞭然ですし、他社への依頼も検討していることを業者に伝えれば、値下げの提案をしてくれる可能性もあります。

少々手間はかかってしまいますが、費用を抑えるという面では非常に効果的なので、ぜひ実践してみてください。

アクリル板を手間なく処分したいなら

アクリル板を手間なく処分 スマホで電話する女性

アクリル板を処分する方法はさまざまなものがありますが、手間をかけずに処分したいのであれば、不用品回収業者への依頼をご検討ください。

『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス」では、家庭用の使用されていたアクリル板はもちろん、事業用として使用されていたアクリル板の回収も対応しています。

当社では事業ゴミの格安回収、定額の載せ放題プランを複数ご用意しているので、「アクリル板のほかにもたくさん処分したものがある」という方もおすすめです。

フリーダイヤルからのご相談のほか、LINEやメールによる無料お見積もりにも対応しているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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