この記事では、食器棚の処分方法を解説します。記事を読めば、あなたに合った方法で食器棚を処分できます。
特に、運べないほど大きい食器棚(シェルフ)がある場合、捨て方に迷う人は多いでしょう。しかし、捨て方がわからないからといって不要な食器棚をそのままにしておくと、自宅のスペースを圧迫し続けます。
運べない食器棚を処分したい人は、持ち運びまで依頼できる引っ越し業者か不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者のトラック積み放題プランを利用すれば、食器類も一緒に処分できます。
運べない食器棚の処分を検討しているなら
運べない食器棚の処分に困っているなら、以下2つの方法がおすすめです。
- 引っ越し業者に依頼
- 不用品回収業者に依頼
引っ越し業者か不用品回収業者に処分を依頼すれば、自分で食器棚を運ぶ必要はありません。大型の家具の持ち運びに慣れているスタッフが、安全に食器棚を持ち運んで処分してくれます。
ただし、引っ越し業者は「引っ越しをする人」でないと利用できません。単に運べない食器棚を処分したい場合なら、不用品回収業者を利用しましょう。
食器棚の処分方法9選
食器棚の処分方法は以下の9つです。それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、適切な捨て方を選択してください。
- 粗大ゴミで処分
- 指定収集場所に持ち込む
- 一般ゴミで処分
- 家具販売店に引き取りを依頼
- 寄付する
- リサイクルショップに売却
- フリマ・オークションサイトで売却
- 引っ越し業者に依頼
- 不用品回収業者に依頼
※食器棚は「木製シェルフ」「オープンシェルフ」「スチールシェルフ」といった言い方をすることもあります。
粗大ゴミで処分
食器棚は粗大ゴミとして処分できます。一般的に「30センチ角を超える大型ゴミ」は粗大ゴミに該当するからです。
粗大ゴミで食器棚を処分するときのメリット・デメリットは以下のようになっています。
メリット | デメリット |
---|---|
・自宅まで回収に来てくれる | ・費用がかかる ・すぐに処分できない ・自宅の前まで運ぶ必要がある |
粗大ゴミでの回収は自宅まで来てくれますが、事前に家の前に運ぶ必要はあります。有料の粗大ゴミ処理券を購入する必要もあるため、意外と手間のかかる処分方法です。
指定収集場所に持ち込む
指定収集場所に持ち込めば、食器棚をすぐに処分可能です。指定収集場所は平日だけでなく、土曜日にも受け付けてくれる場合があります。
指定収集場所に食器棚を持ち込む場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・すぐに処分できる | ・費用がかかる ・持ち運びの手間がある |
大型の食器棚を指定収集場所に持ち込む場合、大きめの車が必要です。食器棚は重いため、複数人で持ち運ぶようにしてください。
一般ゴミで処分
食器棚を解体すれば、一般ゴミとして処分可能です。「30センチ角以下のゴミ」であれば、一般ゴミに分類されます。
一般ゴミとして食器棚を処分するときのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・格安で処分できる ・自宅まで回収に来てくれる |
・解体の手間がある ・分別の必要がある ・すぐに処分できない |
大型の食器棚を分解する場合、かなりの手間がかかります。慣れていないと怪我の恐れもあるため、おすすめはできない方法です。
家具販売店に引き取りを依頼
家具販売店に依頼すれば、食器棚を引き取ってくれます。店舗によっては、引き取りサービスを実施しているからです。
家具販売店に食器棚の引き取りを依頼するときのメリット・デメリットは以下のようになっています。
メリット | デメリット |
---|---|
・買い替えのついでに処分できる | ・費用がかかる ・新しい家具を買う必要がある |
多くの場合、家具販売店の引き取りサービスは新しい商品の購入が条件です。単に食器棚を処分したいだけのときは利用できません。また、費用がかかるので注意しましょう。
寄付する
食器棚を処分したいなら、寄付するのも一つの方法です。NPOや市民団体では、海外支援のために家具の寄付も募集しています。
食器棚を寄付するときのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・手間がかかる ・社会貢献できる |
・送料がかかる |
食器棚を寄付する場合、通常は完全無料ではありません。送料などがかかる場合が多いので注意が必要です。費用は各支援団体によって違うので確認してみてください。
リサイクルショップに売却
食器棚はリサイクルショップで売却することもできます。大きな食器棚になると新品では高いため、中古の食器棚を探している人は多いからです。
リサイクルショップで食器棚を売却するときのメリット・デメリットは以下のようになっています。
メリット | デメリット |
---|---|
・すぐに処分できる ・お金に換えられる |
・持ち運びの必要がある ・売却できない場合がある |
お金に換えられるのはメリットですが、食器棚の状態によっては買取してくれません。人気ブランドの食器棚でない限り、たいした金額にもならないので注意しましょう。
フリマ・オークションサイトで売却
フリマ・オークションサイトで売却する方法でも、食器棚を処分できます。中古の食器棚を探す人は、インターネット上にも大勢いるからです。
フリマ・オークションサイトで食器棚を売却するときのメリット・デメリットは以下のようになっています。
メリット | デメリット |
---|---|
・お金に換えられる | ・送料・手数料が必要 ・出品・梱包・発送が手間 ・売却できない場合がある |
フリマ・オークションサイトに食器棚を出品するのには手間がかかります。売却できた場合でも、大型の食器棚を梱包・発送するのは大変です。よほど時間と労力に余裕がない限り、おすすめはできません。
引っ越し業者に依頼
引っ越しするなら、引っ越し業者に食器棚の処分を依頼できます。引っ越し業者のよって対応の可否があるので確認してみてください。
引っ越し業者に食器棚の処分を依頼するときのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・引っ越しのついでに処分できる | ・費用がかかる場合がある ・引っ越しの予定がないと利用できない |
基本的に引っ越しすることが条件の処分方法です。引っ越しの予定がない場合は、他の処分方法を選択してください。
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者に依頼すれば、食器棚を簡単に処分できます。不用品回収業者は最短即日、自宅まで不要な食器棚を回収に来てくれるからです。
不用品回収業者に食器棚の処分を依頼するときのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・最短即日処分できる ・自宅まで回収に来てくれる ・持ち運ぶ必要がない |
・費用がかかる |
費用はかかりますが、不用品回収業者は食器棚を自宅の中まで回収に来てくれます。自宅の外に持ち運ぶ必要がありません。とにかく簡単に食器棚を処分したい人は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
食器棚を処分するとき費用相場
食器棚を処分するときの費用相場の一覧は以下の通りです。
- 粗大ゴミ:400〜2,400円
- 持ち込み:200〜1,200円
- 一般ゴミ:数十円(ゴミ袋代のみ)
- ニトリの引き取りサービス:4,400円
- 引っ越し業者:無料〜1,000円
- 不用品回収業者:3,000〜15,000円
粗大ゴミ:400〜2,400円
食器棚を粗大ゴミで処分する場合、費用は400〜2,400円です。食器棚の大きさによって、処分費用は変わります。
持ち込み:200〜1,200円
食器棚を指定収集場所に持ち込むと、処分費用は200〜1,200円です。持ち込みは回収がない分、費用が安く済みます。
一般ゴミ:数十円(ゴミ袋代のみ)
食器棚を一般ゴミとして処分する人は、費用が数十円で済みます。ゴミ袋代だけで済むからです。
ニトリの引き取りサービス:4,400円
ニトリの引き取りサービスでは、食器棚を4,400円(税込)で処分してくれます。他の処分方法に比べるとやや高いので、「ニトリで家具を買った人」以外はおすすめできません。
引っ越し業者:無料〜1,000円
食器棚の処分を引っ越し業者に依頼する場合、費用は1,000円程度です。引っ越し業者によって設定金額が異なります。
不用品回収業者:3,000〜15,000円
不用品回収業者で食器棚の処分を依頼すると、費用は3,000〜15,000円です。不用品回収業者や、食器棚の大きさによって処分費用が変わります。
食器棚と大量の食器を一緒に処分する方法
食器棚の他、食器類も一緒に処分したい場合、一つ一つの食器を自分で取り出して自治体の回収で処分するのは大変です。食器棚を運ぶ車と、運び出す人員を集めるのもひと苦労。「大変だからやっぱり業者に…」と投げ出すと、それまでに使った処分コストが無駄になります。
運べない食器棚と食器類を一緒に処分したいなら、不用品回収業者のトラック積み放題プランがおすすめです。トラック積み放題プランを利用すれば、一律料金でトラックに載せられるだけの不用品を処分できます。自分で運び出す手間もなく、費用も抑えられる賢い処分方法です。
運べない食器棚と食器類を処分する場合は、迷わず不用品回収業者のトラック積み放題プランを利用しましょう。トラック積み放題プランについて詳しく知りたい人は「不用品回収業者でおすすめのトラック積み放題プラン【単品回収との違い】」を参考にしてください。
食器棚を処分するときの注意点
食器棚を処分するときの注意点は以下の3つです。スムーズに食器棚を処分するためにも、必ず押さえましょう。
- 食器棚は送料が高い
- 一般ゴミの場合は分別する
- 売却するときは状態を良くする
食器棚は送料が高い
食器棚の送料は高いです。食器棚は大型で重いからです。送料は大きさや重さで変わります。
寄付する場合も、送料が必要な場合があります。なるべく費用を安く済ませたいなら、自らの送料負担で配送が必要な処分方法はおすすめできません。
一般ゴミの場合は分別する
食器棚を一般ゴミとして処分する場合、必ず分別しましょう。分別していないと、自治体は回収してくれません。
必ず各自治体のルールを守り、食器棚を処分しましょう。
売却するときは状態を良くする
食器棚をリサイクルショップやフリマ・オークションサイトで売却する場合、状態を良くしましょう。食器棚の状態によって、売却金額が変わります。
汚れやホコリが付いている場合は、必ず除去してください。撮影する写真で印象はかなり変わります。
いらない食器棚を処分しよう
食器棚の処分方法は9つあります。それぞれの特徴を理解した上で、自身に合った捨て方を選びましょう。
- 粗大ゴミで処分
- 指定収集場所に持ち込む
- 一般ゴミで処分
- 家具販売店に引き取りを依頼
- 寄付する
- リサイクルショップに売却
- フリマ・オークションサイトで売却
- 引っ越し業者に依頼
- 不用品回収業者に依頼
簡単に食器棚を処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者は最短即日、自宅まで食器棚を回収しに来てくれます。
食器棚など、さまざまな不用品を一度に処分したい人は「なんでも回収業者はこちら!分別不要で生活ゴミ・腐敗物・汚物・事業ごみを格安処分」が参考になります。
お見積もりは無料です。電話の他、メールやLINEでもお気軽にご相談ください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。