神棚は古くなったり引っ越ししたりすると、処分をしなければならない時があります。神様を祀る場所だけに、ゴミに出すべきではないと思う方もいるでしょう。
今回は、神棚の処分を悩まずに進められる適切な方法をご紹介します。以下のような内容をお伝えします。
- 神棚の処分におすすめの時期
- 神棚の処分方法
- 神棚の処分で注意すべきこと
心置きなく神棚の処分ができるように、ぜひ最後までご覧ください。
神棚を処分する時期はいつがおすすめ?
神様を祀っていた場所だけに、神棚の処分はいつがおすすめなのか気になるところでしょう。ふさわしい時期は、概ね以下の時期です。
- 傷んだり汚れたりしてきた時
- 新築やリフォームをした時
- 引っ越しの時
- 式年遷宮の年
神棚はだいたい5年で買い替えをするのが理想的です。木製のため、10年程度経過すると傷みや汚れも顕著になります。
何か気分を変えて運気を呼び込みたい時に、買い換えをすることもあるものです。たとえば、家を新築したら神棚も新しくするのも当てはまります。
神棚の適切な処分方法4つ!それぞれの費用相場
ここからは、神棚をどう処分すれば良いのか方法を伝えていきます。気になる費用相場もあわせてご覧ください。
自治体のゴミ回収で出す
神棚は神聖なものですが、自治体のゴミ回収で出してもそれほど問題はないと考えられています。気になる点がなければ、可燃ゴミか粗大ゴミで出しても問題ありません。
可燃ゴミで出す
可燃ゴミのサイズに適した大きさにすれば、木材でできているため出せます。分解をすべきではないと思う方なら、粗大ゴミとして出す方が無難でしょう。
神棚に祀られている「神札」も気にならない場合には、可燃ゴミで出しても問題ありません。
- 費用:無料
粗大ゴミで出す
神棚でも30㎝を超える大型もあります。このような場合には、自治体で粗大ゴミ対象としている場合もあるので、まず確認してみてください。
粗大ゴミの対象なら、まずゴミ処理センターへの申し込みが必要です。必要な手数料分のゴミ処理券を購入しておきましょう。
自治体によっては、収集だけではなく持ち込みにも対応しているところがあります。ただし、神棚の回収をしていない自治体もあるので、注意しておきましょう。
- 費用:400~800円程度
神社へ持ち込んで処分をしてもらう
神棚は神様の宿る場所として見守ってくれたのに、ゴミとしては捨てられないと思われる方も多いでしょう。後悔しない処分をするには、神社へ持ち込んで処分を依頼するのがおすすめです。
ご祈祷やお焚き上げの手順
- 神社の祈祷受付で神棚の処分を申し込む
- 予定時間に神棚を持ち込む
- ご祈祷やお焚き上げを行ってもらう
神社へは神棚だけを持っていきます。榊立てや皿などの神具は、セットになっていても処分ができません。
初穂料は5,000円程度が一般的ですが、感謝の気持ちを示すため、個人で異なる場合もあります。
神社での神棚の処分は正しい方法であり、気持ちよく処分できる安心感もあるものです。
- 費用(初穂料):神社で異なるものの5,000~10,000円
専門業者に回収してもらう
仏具や神棚などを専門業者に回収してもらう方法です。
専門業者なので、ご祈祷やお焚き上げも対応してもらえ、何より安心です。
ただし、回収に来てお焚き上げまで行ってもらえるため、費用は割高になる可能性があります。依頼の前に費用を確認しておきましょう。
他の選択肢を選べない時の処分方法と考えておくのが、良いでしょう。
- 費用:20,000円~(サイズや依頼内容で変動する)
不用品回収業者に依頼する
神棚だけではなく他の不用品がある時には、不用品回収業者に依頼する方法もあります。家まで回収に来てくれるので、神社への持ち込みに比べると非常に楽です。
神棚や神具の他に不用品があっても、分別の心配をせずに処分できます。
自治体の回収に比べると費用はかかりますが、まとめて処分すれば費用を割安にすることも可能です。
- 費用:軽トラックの定額積み放題プランで10,000円~20,000円程度
神棚の処分での注意点
神棚の処分前には、いくつかの注意点があります。神棚は他の家具や家電との扱いが違うので、知っておくと安心でしょう。
高所にある神棚の取り外しは転落に注意しよう
そもそも神棚ですので、ある程度の高い位置に設置しているものです。神棚を取り外す際の転落には、くれぐれも注意しましょう。
脚立に上がらないと手が届かない場合には、特に足元に気をつけて行う必要があります。
神棚が御霊入れしているものかを確認する
神棚の設置時に、御霊入れを行っているものもあるでしょう。御霊入れをしているものかどうかを確かめておく必要があります。
御霊入れをしていた場合、神社でのご祈祷やお焚き上げをするのがふさわしいと考えられるからです。
神棚の設置をやめる場合には、神札の扱いも考えなくてはなりません。神札は、正式には授かった神社へ返納するものです。返納する神社が最寄りにない時は、別の神社の「返納所」へお返ししましょう。
神社が見つからない場合には、郵送での返納を受け付けしている神社に依頼しましょう。お焚き上げを希望する旨を書いて、お焚き上げ料を入れ、現金書留で郵送するやり方があります。お焚き上げ料は、1,000円程度で良いとされています。
神棚を掃除してから処分をする
神棚を処分するからといって、そのまま捨てるのは良くありません。これまで守って来てくれたものですので、埃を払ったり拭き取ったりして掃除をするのがおすすめです。
感謝の気持ちを込めて掃除し、きれいにしましょう。
神棚の処分も業者への依頼がおすすめ
神棚を処分する際には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。他の処分方法を比べても迅速で楽に処分ができます。
神棚の取り外しもすべて業者が対応してくれる
高い位置にある神棚の取り外しももちろんお任せできるので、危ない目に遭うことがありません。無理をしないで神棚の処分ができるのが、魅力です。
また、他に不用品や粗大ゴミがあっても、大きさや個数に関わらず回収してもらえるので、とても楽です。
自治体の粗大ゴミ回収なら、1~2か月先まで神棚の処分に時間がかかりますが、不用品回収業者なら最短で即日回収もできるので、迅速な処分ができます。
他の不用品も分別をしなくても一度に処分できる
自治体の粗大ゴミ回収で対応できるもの、できないものがあります。
また、粗大ゴミ回収を申し込んでも、上限が決められているため一度で処分が済まない場合もあり、期間がかかってしまいます。
不用品回収業者を利用すれば、粗大ゴミの分別は一切不要です。一度の依頼で、すべての粗大ゴミを回収してもらえるので、一気に片付きます。
定額プランならお得な費用で依頼できる
神棚や他の不用品があっても、定額プランならまとめて回収してもらえるので、気になる費用を少しでも抑えることができます。
定額プランは不用品回収業者で異なりますが、以下の点を把握しておくのが賢明です。
- 基本料金や出張費が別途発生しないか?
- 追加料金の有無
- 軽トラ載せ放題プランは、具体的にどれくらいの点数を載せられるのか?
神棚の処分で困った時には?
「神棚の取り外しも自力では不安」「神社へ神棚を持ち込むのも大変そう」など、神棚の処分に戸惑っている方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に心強い存在なのが、自宅まで回収しに来てくれる不用品回収業者です。
神棚の処分にお困りでしたら、『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』へお気軽にお問い合わせください。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。