本記事では、Amazonの引き取りサービスについてご紹介します。
大型家具や大型家電の品揃えも豊富なAmazonでは、一部の品目について不用品回収を実施しています。
- どうやって回収してくれるの?
- どんな商品でも引き取ってくれる?
- 対象外の不用品はどうすればいい?
上記のような疑問をお持ちの方に向けて、Amazon回収サービスの対象品や利用方法、注意点などを解説します。記事後半では、対象外アイテムの代替回収案もご紹介。断捨離や片付けで処分するものがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Amazonのリサイクル・不用品回収とは?【条件・サービス概要】
まず、Amazonの引き取りサービスについて、サービス概要や利用条件をご紹介します。
サービスの概要
Amazonの引き取りサービスは、新しい家具や家電の購入時に、買い替えで不要になった同種のアイテムを回収してもらえる、便利なオプションです。
Amazon.co.jpが販売・発送する商品が対象であるケースが多く、Amazonマーケットプレイス出品者は、条件が異なります。サービスの対象商品や利用条件をそれぞれのアイテムごとに確認し、必要な手続きを踏みましょう。
利用条件
Amazonの家電リサイクル回収サービスを利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
- Amazonで対象商品の購入が前提
- 同等品・同数の回収に限られる
- 商品購入時にオプション選択が必要
- 設置・配送対象エリアに限られる
- 回収は購入商品配達日に実施
商品購入時の画面で、オプションが選べない商品は対象外、と理解しておきましょう。上記の条件が揃っていないと、回収してもらえない場合があるので、注意してください。
Amazonのリサイクル回収サービス対象商品
Amazonの引き取りサービスの対象には、家具と家電が挙げられます。それぞれ、具体的な回収可能アイテムや条件を見ていきましょう。
家具
Amazonの家具引き取りサービスは、対象となる家具の購入時に、不要になった同種・同数の家具を有料で回収するサービスです。対象となる家具には以下のような例があります。
家具引き取りサービスを利用するには、商品詳細ページで「設置回収サービス」オプションが表示されているかを確認し、購入手続き時に「回収品あり」を選択してください。
注意点は以下の通りです。
- 注文した商品と同等・同数まで
- 商品お届け時のみ対応
- 商品配達と引き取りが同一住所の場合のみ対応
なお、Amazonマーケットプレイスでの購入商品や予約販売商品は対象外のケースがほとんどです。
大型家具を複数処分したい時などは、不用品回収もおすすめ。以下の記事を参考にしてください。
家電
家電リサイクル法に基づき、Amazonでは、リサイクル家電の購入時に、同種の不要家電を有料で回収するサービスを提供しています。商品購入時に「回収品あり」を選択できる家電商品は、「家電リサイクルサービス」の対象です。
このサービスを利用するには、Amazon.co.jpが販売・発送する対象商品を購入し、注文時に「リサイクル回収オプション」を選択する必要があります。回収は新商品の配送時に同時に行われ、リサイクル料金と収集運搬料金が発生します。
大型家電の処分方法は、以下記事でチェックできます。
Amazonのリサイクル回収サービスの利用方法【申込手順・料金】
次に、Amazon引き取りサービスの具体的な利用手順やサービスにかかる料金をご紹介していきます。
手順
利用手順は、いたって簡単。回収対象商品は、サービスオプションを選べるかどうかで判断できます。
- 対象商品かどうか確認する
- サービスオプションを選択する
- 配送日時を指定する
- 当日現金で支払う(家電リサイクルの場合のみ)
家具リサイクルサービスには、回収費用が発生します。その点も含め、次の項で料金体系を解説していきます。
サービスの料金
サービス利用にかかる料金は、家具・家電によって異なります。それぞれ、詳細をチェックしてください。
家具引き取りサービス
家具の引き取りサービスは、基本的に無料ですが、以下のような各種条件をクリアする必要があります。
- Amazon.co.jpが販売・発送する対象家具の購入時に限る
- 購入商品と「同等・同数」の家具を引き取り
- 商品お届け時に限り引き取り可能
- 引き取り対象家具は事前に解体しておく
- マーケットプレイス出品者からの購入商品や予約販売商品は対象外
上記の条件を満たしていたら、追加料金なしで不要な家具を引き取ってもらえますが、配送当日に回収対象のアイテムが用意できていないと回収してもらえないので、注意してください。
家電リサイクルサービス
家電リサイクルサービスの場合は、Amazon.co.jpが引き取り、販売・配送する場合の収集運搬料金は550円となります。Amazonマーケットプレイスの出品者の料金は、出品者情報を確認してください。
リサイクル対象商品 | 家電リサイクル料金(代表例) |
---|---|
洗濯機・乾燥機 | ¥2,530 |
冷蔵庫冷凍庫(170リットル以下) | ¥3,740 |
冷蔵庫冷凍庫(171リットル以上) | ¥4,730 |
液晶テレビ(15インチ以下) | ¥1,870 |
液晶テレビ(16インチ以上) | ¥2,970 |
収集運搬料金と、家電リサイクル料金を合算した金額を、当日支払う流れです。
【番外編】リサイクル家電以外の小型家電の回収サービス
リサイクル家電はAmazonも回収してくれるとお伝えしましたが、その他の小型家電は回収可能なのでしょうか。
Amazonでは、リネットジャパンリサイクル株式会社と提携し、家電リサイクル法の対象外である小型家電も回収する「宅配便リサイクル」サービスを提供しています。
電子レンジ、プリンター、掃除機、パソコンなど400品目以上の小型家電を、以下の手順で回収してもらえます。
- Amazonで「リサイクル券」を購入
- リネットジャパンの専用サイトで回収日時や場所を指定
- 佐川急便が指定日時に自宅の玄関先で回収完了
あくまでも提携のサービスになりますが、箱に入る規定のサイズであれば何点でも同一料金で回収してもらえるため、複数の小型家電をまとめて処分する際に便利です。
Amazonのリサイクル回収サービスの注意事項
ここで、Amazonの引き取りサービスを利用する際の注意事項を解説します。
- 商品購入時のみオプションを選択できる
- 注文確定後のサービスの追加やキャンセルはできない
- 対象外の商品もある
上記3点を、事前にチェックしておきましょう。
商品購入時のみオプションを選択できる
家具や家電の回収サービスを利用するには、Amazonの購入ページからサービスオプションを選択する必要があります。商品ページに表示される「家具引き取りサービス」「大型家具・家電おまかせサービス」それぞれのバナーから、該当するサービスを選択してください。
このオプションを選択しない場合、商品配送時に回収サービスを追加できません。
注文確定後のサービスの追加やキャンセルはできない
注文確定後、出荷準備が開始されると、サービスの追加やキャンセルはできなくなります。そのため、回収サービスを希望する場合は、注文の時点で忘れずに必ずオプションを選択してください。
キャンセルや変更を希望する場合は、出荷準備が開始される前に、購入履歴から手続きする必要があります。
対象外の商品もある
回収サービスの対象となるのは、基本的にAmazon.co.jpが販売・発送する特定の家電や家具に限られます。マーケットプレイス出品者からの購入商品や予約販売商品は対象外となります。
購入画面にサービスの選択バナーが出ない場合は、回収対象外だと認識しておきましょう。対象商品かどうかをさらに確認するためには、商品ページの「配送・設置およびアフターサポート」セクションからも確認できます。
もし、回収対象品のアイテムを処分したい場合は、細かい条件なしで引き取ってくれる不用品回収がおすすめ。次の項で、メリットや料金相場をご紹介します。
\まとまった量なら回収業者へ!/
Amazonの引き取りサービスで回収できない場合の代替手段
Amazonの引き取りサービスは買い替え時に便利ですが、個数やアイテムの縛りもあるので、処分したい不用品をすべて回収してもらえないケースも出てくるでしょう。
そのような時のおすすめ代替手段として、不用品回収をご紹介します。メリットや費用相場を見ていきましょう。
専門業者による不用品回収のメリット
不用品回収専門業者のメリットは、以下が挙げられます。
- Amazonで引き取り対象外の商品も対応
- 回収日時を柔軟に調整できる
- パックプランで他の不用品もまとめて回収できる
Amazonの引き取りサービスは、購入時のオプション選択や対象商品の制限があるため、条件外の場合は回収を依頼できません。その点、不用品回収業者は条件問わず、幅広い品目に対応してくれます。
業務用機器や買い替えを予定していない家具、家電リサイクル法対象外の製品などもまとめて回収可能なうえ、希望の日時に合わせて訪問してくれる柔軟さが魅力です。パックプランが利用できるので、複数の不用品がある場合も安心して依頼できるでしょう。
不用品回収のパックプランに関しては、以下記事で詳しく検証しています。
不用品回収の費用相場
不用品回収業者に回収を依頼した時の費用相場をお伝えします。
家具や家電単体でも回収は可能ですが、せっかく不用品回収を依頼するのなら、「安心パック」が断然お得。一般家庭の不用品だけでなく、業務用として使用していたアイテムなども、まるごとパックプランで回収してもらえます。
トラックの大きさで費用が異なるので、以下の表を参考にしてください。
トラックの種類 | 料金相場 |
---|---|
軽トラックパック(作業員1人) | 10,000円~25,000円 |
2tトラックパック(作業員2人) | 50,000円前後 |
4tトラックパック(作業員2人以上) | 80,000円前後 |
不用品の量にあわせて大きさを選べるので、複数のアイテムごとに買い替えを検討する必要もなく、処分したいものを処分したいだけ回収してもらえます。
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Amazonの引き取りサービスで回収できないものは『粗大ゴミ回収サービス』も
この記事では、amazonの引き取りサービスについて、ご紹介しました。
amazonのリサイクル回収は便利な一方で、回収対象商品が限られているの点が残念なポイントです。すべての不用品を一度に処分するには不向きな場合もあるでしょう。
処分したいものが複数ある場合や新規購入せずに不用品を処分したい場合には、分別不要な不用品回収業者がおすすめ。粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービスでは、家具や家電をはじめ、幅広い種類の不用品をまとめて回収できます。
利用条件を気にせず断捨離したい方は、まずはお気軽に無料見積もりしてみてください!
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。