本記事では、大量のゴミを捨てたい方に向けて、処分方法をご紹介します。
環境保護のためには一つひとつ正しくゴミを分別することが重要ですが、一方で、大量のゴミの分別はかなりの手間や時間がかかります。
- 引っ越しや大掃除で大量のゴミが出た
- 遺品整理で大量のゴミを捨てたい
- 分別が面倒くさい。解体が必要なものもある
このようなケースに役立つ処分方法や注意点を確認できますので、ぜひ参考にしてください。
大量のゴミを捨てたい場合の5つの方法
ゴミはたまればたまるほど、捨てるのがおっくうになるもの。まずは処分方法を確認していきましょう。
- 不用品回収業者に依頼する
- ゴミ処理場に直接持ち込む
- リサイクルショップに売る
- 買い替えなら量販店で回収
- 自治体ルールにそって分別する
ぜひ、ご自身の状況にあった処分方法を実践してみてください。
不用品回収業者に依頼する
手間や時間を極力かけたくない人には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
電話やメールなどで業者に依頼するだけで、即日回収も可能。大量のゴミでも分別は不要な上、粗大ゴミやリサイクル家電、産業廃棄物のような大型の不用品でも、気軽に依頼できます。
引越し業者などと同様に作業スタッフを部屋に上げる必要があるものの、全ての作業を迅速に実施してくれるので、なるべく労力をかけたくない人にぴったりの方法です。
ゴミ処理場に直接持ち込む
自分自身で、ゴミを自治体のゴミ処理場に持ち込む方法もあります。メリットとしては、自分の住んでいる自治体であれば、安価で持ち込みができることが挙げられます。
一方、デメリットは、持ち込む手間がかかること。それに加えて、ゴミの種類によって分別は必須です。そのため、分別する時間と、運搬用の車を確保できないと難しい方法と言えます。
費用は1kgあたり15円〜100円程度。計測方法や持ち込める時間帯などは、各自治体にそれぞれ確認しましょう。
リサイクルショップに売る
3つ目に、リサイクルショップに売る方法をお伝えします。最大のメリットとして、不用品を換金できる可能性があります。もし人気のブランドや状態のよい品物があれば、査定してもらえます。
少しでもお金にしたいという方におすすめの方法ですが、値が付くかどうかわかならい大量のゴミを処分する方法としては、かなりの手間がかかるでしょう。
買い替えなら量販店で回収
新しい大型家電や大型家具に買い換える場合は、古い商品と引き換えに回収してくれる量販店もあります。リサイクル家電に指定されている大型家電であれば、引取だけでも対応してくれるところも。ただし、収集運搬料金やリサイクル料金は必要です。
以下に引取回収をしている販売店の例を挙げるので、費用や条件を参考にしてください。
>> ニトリの不用品回収「家具引取サービス」を利用しよう！条件や注意点
>> ヤマダ電機の家電回収サービスとは？方法と費用・持込や引取の手順を解説
自治体ルールにそって分別する
もちろん、自治体に依頼することも可能です。一般ゴミか粗大ゴミかに分別し、粗大ゴミの場合は各自治体の不良品回収シールを購入して、指定の日時に指定場所へ持ち込みます。
一般ゴミでも、可燃か不燃に分別が必要なこと、粗大ゴミの中でもリサイクル家電や産業廃棄物などは処分できない、などの縛りがあるので注意してください。
大量のゴミを、一つひとつ分別しなくてはならない労力が大きなデメリットと言えます。
引越し業者に依頼する
一部の不要品は、引越し業者に依頼する方法もあります。引越しサービスとあわせたタイミングのみになりますが、同日に片づけられるのは手間が省けますね。
しかし、引越し業者は不用品回収をメインで実施しているわけではないため、回収品目がかなり限られます。多くの引っ越し業者では、冷蔵庫やエアコン、洗濯機などのリサイクル家電のみを回収対象としているため、その他のゴミの処分は別途検討しなくてはなりません。
大量のゴミを捨てたい時は注意が必要
大量のゴミを捨てる時には、注意点もあります。
- 自治体では大量のゴミを一気に捨てられない
- ゴミを正しく分別する必要がある
- ゴミの排出方法をあやまると不法投棄になる
それぞれ確認していきましょう。
自治体では大量のゴミを一気に捨てられない
自治体の粗大ゴミ回収で捨てたいと思っても、一度に大量処分はできません。
戸別回収やゴミ処理場への持ち込みの場合、一回で処分できる個数や重量の上限が定められています。また、以下のゴミは回収できない自治体がほとんど。
- 事業ゴミ
- 家電リサイクル法に該当する家電製品
- 資源有効利用促進法に該当するパソコン製品
- その他、自治体ごとに処分できないと指定された品目
大量に粗大ゴミを全てを処分するまでに長期間を要するため、処分日の計画をあらかじめ立てておかなくてはいけないところも難易度が高いでしょう。
不用品回収業者なら、大量の粗大ゴミでも分別不要で処分可能です。計画がたてられなくてゴミがたまっているケースも多いので、計画を立てる自信のない方や急な引越し時にも不用品回収業者の利用がおすすめです。
ゴミを正しく分別する必要がある
ゴミが大量にたまってしまったとしても、それぞれの分別は必須です。
ゴミを適切に分別しないと、作業員の手間も増えるばかりか、環境にも悪影響を及ぼします。リサイクルできるものも一般ゴミとして廃棄することでゴミの量が増え、環境への負荷につながるわけです。
ゴミの分別は面倒な作業ですが、自分で処理をするからには逃れられない作業。面倒な方は不用品回収を利用しましょう。
>> なんでも回収業者はこちら！分別不要で生活ゴミ・腐敗物・汚物・事業ごみを格安処分
ゴミの排出方法をあやまると不法投棄になる
ゴミの排出場所や時間を間違えると、不法投棄とみなされる可能性があります。故意の場合は当然ですが、知らなかったとしても不法投棄は罰則の対象となるため、注意が必要です。
以下に、不法投棄となる行為の例をあげます。
- 公道や公共のゴミ箱への投棄
- 無断で他人の敷地にゴミを捨てる
- 定められた日時や方法に従わずにゴミを出す
「回収日は翌日だけれどばれないだろう」なども不法投棄となります。5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金を科せられる可能性も。
自治体でゴミを回収してもらうためには、適切なゴミ処理を徹底する必要があります。
大量のゴミを捨てたい時は専門業者へ！依頼メリット5選
ここでは、一人で進めようとするとたいへんな、大量のゴミ出し・粗大ゴミの処分を不用品回収業者に依頼する大きなメリットをまとめました。
- 自力で大量のゴミを運ぶ必要がない
- 分別や梱包をしなくていい
- 最短即日対応してくれる
- オプションサービスを同時に利用できる
- 定額積み放題プランが使える
ゴミをため込みやすい方なら特に、お任せしたくなるメリットがたくさんあるでしょう。
自力で大量のゴミを運ぶ必要がない
不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれるため、自分で搬出する必要がありません。
自力で運べない大型家具や重量のある家電などは、自分で搬出すると壁や床を傷つける可能性もあります。2階などから階下に運ばなければならない場合はなおさら。
大量のゴミを一気に処分したい場合には、もってこいの手軽さと言えます。
分別や梱包をしなくていい
素材の違うゴミを一度に処分できるのも、不用品回収業者の魅力です。大量の不用品を前に、分別方法がわからず途方に暮れることもないでしょう。
可燃ゴミか不燃ゴミか、粗大ゴミとして捨てられるか否か、リサイクルするには・・・などと悩まずに、迅速に作業スタッフが対応してくれます。載せるだけのせて定額のパックプランを利用すれば、コストパフォーマンスも抜群です。
最短即日対応してくれる
即日対応ができることも、不用品回収業者ならではのメリットです。見積もりに納得できれば、依頼したその日にそのまま回収することも可能。
自治体の粗大ゴミ回収は日程が限られている上に、繁忙期には1,2カ月も先になることも。しかし、年中無休で24時間体制の多い不用品回収業者は、時間の融通が利くため急ぎで処分したい人におすすめです。
大量のゴミをため込まずに一気に回収できるので、引越しの日程がせまっている時などにも片付けがはかどり、他の作業を進めやすいでしょう。
オプションサービスを同時に利用できる
不用品回収業者は、メインの不用品回収以外にもさまざまなオプションサービスがあります。
ハウスクリーニングや片付け作業だけでなく、遺品整理などの対応実績がある業者だと、なかなか整理しづらかったアイテムもスムーズに作業を進めてくれます。
女性スタッフが良い、プライバシーを守ってほしい、などの要望にも応えてくれる業者がほとんどです。
定額積み放題プランが使える
不用品回収業者の大きな魅力として、大量にゴミを捨てたい時に最適な「トラック載せ放題定額プラン」があります。
ゴミの種類や点数に関係なく定額回収してもらえるお得なプランで、ファミリーの引っ越し時に使用するような4tトラックも選べるため、大量の粗大ゴミでもお得に処分できます。
以下の表に、トラックの大きさと間取りの目安をまとめました。
| 載せ放題プラン種類 | 回収できる間取り広さの目安 |
|---|---|
| 「軽トラック」載せ放題 | 1R〜1DK・マンション一室 |
| 「1.5tトラック」載せ放題 | 1LDK〜2DK・マンション一室 |
| 「2tトラック」載せ放題 | 2DK〜2LDK・一軒家 |
| 「4tトラック」載せ放題 | 3DK〜4LDK・一軒家 |
分別不要で一度に処分できる定額のシステムは、不用品回収業者特有のメリットと言えるでしょう。
専門業者で大量のゴミを捨てたい時に注意すべき点
不用品回収業者のメリットだけでなく、注意点もあわせてお伝えします。
- 複数業者から相見積もりをとる
- 無許可の業者に注意する
のちのち後悔しないように、事前に確認しましょう。
複数業者から相見積もりをとる
無料の見積もりサービスを利用して、複数業者から相見積もりを取りましょう。WEB限定キャンペーンなどを実施しているタイミングで比較検討できると、よりお得な業者を選べます。
また、見積もりの内容をしっかりと事前確認することで、作業後の高額な追加料金などを防ぐ効果もあります。
無許可の業者に注意する
「無料でなんでも回収する」と謳っている業者には気を付けましょう。無許可で営業している回収業者の可能性があります。
なぜ無料で対応できるのかというと、不法投棄や不適正処理をしているケースがあるため。そもそも、処分費用がかかるのに、無料ではビジネスが成り立ちません。知らないところで不法投棄に協力してしまうことになり、依頼人も罰せられることもあります。
無料回収と伝えながら、後ほど高額な追加料金を請求する悪徳業者もいますので、安さに惑わされないよう注意してください。
業者に依頼して大量のゴミを捨てたい時の料金相場
不用品回収業者では、希望の大きさのトラックに載せられるだけ載せ放題という定額プランがあることをお伝えしました。ここでは、プラン詳細を見ていきましょう。
一人暮らしの断捨離にぴったりな軽トラックサイズから設定があり、1.5t～2tトラックでは、片付けるものがたまってしまった汚部屋に対応できるほどの不用品を積み込めます。
実家の遺品整理や戸建てのゴミ屋敷の処理などに心強い4tトラックの用意も。
それぞれのトラックごとの料金や積載量を、間取りとあわせて確認してください。
| 軽トラック積み放題 | 1.5tトラック積み放題 | 2tトラック積み放題 | 4tトラック積み放題 | |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | 14,800円〜 | 34,800円〜 | 54,800円〜 | 応相談 |
| 積載量 | 350kg | 1.5t | 2t | 4t |
| 間取り目安 | 1R〜1DK | 1LDK〜2DK | 2DK〜2LDK | 3DK〜4DK |
大量の不用品でも定額で処分できるので、手間も時間も節約できるうえに、とてもお得なプランです。
大量のゴミを捨てたい時には不用品回収業者へ
大量にゴミを捨てたい場合の処分方法をご紹介しました。
引越しの前後や家の売却時など、大量のゴミを迅速に処分したい場合は、分別も不要で回収してくれる不用品回収がおすすめです。
『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア！粗大ゴミ回収サービス』は、最短即日で、あらゆる不用品回収に対応。ハウスクリーニングや遺品整理のオプションサービスもあるため、新生活もスムーズに開始できます。
お問い合わせや見積もりともに無料で対応いたしますので、お電話はもちろんのこと、フォームやLINEからもお気軽にご相談ください。
回収サービス
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。