引っ越しの家具処分で最もお得な方法は？4つの処分方法を徹底比較

引っ越し時の家具処分方法について解説します。引っ越し時に合わせて、家電や家具の整理や処分を考えている人も多いでしょう。
また、引っ越し時には何かと費用がかかってしまうため、一番費用をかけずに済む方法を知っておきたいですよね。今回の記事では、家具処分方法から料金目安、注意点について解説するので、引っ越しをする前の参考にしてください。

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1 引っ越し時の家具処分の方法

2 引っ越し時に確認しておくべき家具処分の注意点

3 処分法ごとの料金比較表

4 家具処分の料金例

5 引っ越し時の家具処分なら

引っ越し時の家具処分の方法

引っ越し時の家具処分方法は、主に4つに分けられます。

自治体の粗大ゴミ回収
不用品回収業者へ依頼
引っ越し業者に引き取ってもらう
リサイクル業者で買い取ってもらう

その他、オークションサイトに出品する方法もありますが、オークションサイトは確実に購入者が現れるわけではないため、急ぎの引っ越し時には向いていません。そこで、引っ越しまで短期間でも現実的に可能である4つの方法に絞りました。

以下で、それぞれのメリットデメリットについて解説します。

自治体の粗大ゴミ回収

最も一般的な方法は、自治体の粗大ゴミ回収に出す方法です。粗大ゴミ回収の専用シールを貼り、収集日に指定の場所に出せば回収してくれます。

粗大ゴミ回収にかかる料金は、家具の大きさや種類によって異なりますが、おおよそ1,000円前後です。収集の方法や料金に関しては、自治体によって異なるので、お住まいの自治体の粗大ゴミ回収方法を確認しておきましょう。

自治体に依頼するメリットデメリット

自治体に粗大ゴミ回収を依頼するメリットは、料金が安い点です。粗大ゴミ1つに対して1,000円前後での回収となるので、それほど単品での回収であれば、そこまでの費用負担にはならないでしょう。

デメリットは、収集日が決まっている点です。自治体の粗大ゴミ回収は、お住まいの地域によって収集日が決まっているため、すぐに回収してもらうことはできません。

収集前に粗大ゴミとして出すことはできないので、収集日までは自宅に保管する必要があります。お急ぎで家具を処分したい場合には向いていません。

不用品回収業者へ依頼

不用品回収業者は、どのような不用品でも回収してくれるので、最も利便性が高いです。さらに、即日対応してくれる業者もあるので、お急ぎの場合にもおすすめ。

基本的にはどのような家具・家電も回収しているので、引っ越しの際に処分しきれなかったものを一掃したい際にも依頼しやすいです。ただし、業者によっては回収を受け付けられない家具・家電などもあるので、事前に確認しておきましょう。

また、不用品回収業者であれば、単品回収の他、載せ放題プランがあります。載せ放題プランであれば、決められた積載量内であればどのような不用品でも回収可能です。

「家具や家電がありすぎて、一つひとつ引き取りを依頼するのが手間」という際には、不用品回収の載せ放題プランを選びましょう。

不用品回収業者に依頼するメリットデメリット

不用品回収業者に依頼するメリットは、以下の2つです。

即日回収可能
載せ放題プランでお得に依頼できる

一方で、デメリットは以下の2つ。

自治体回収よりも多少費用が高い
悪質な業者がいる

デメリットとして、悪質な業者に気を付けなければいけない点はありますが、引っ越し時のお急ぎの大量の家具処分であれば、不用品回収業者が向いています。

引っ越し業者に引き取ってもらう

引っ越し時の家具処分は、引っ越し業者に依頼して引き取ってもらうこともできます。引っ越し作業と同時に家具を引き取ってもらえるので、引っ越し時の手間を削減できるでしょう。

ただし、家具回収を受け付けている引っ越し業者と受け付けていない引っ越し業者があるので、事前の確認は必要です。また、業者によって引き取り可能な物と引き取れない物があるので、その点も確認しておくと良いでしょう。

引っ越し業者に依頼するメリットデメリット

引っ越し業者に家具の処分を依頼するメリットは、「作業を短縮できる」点です。引っ越し作業と同時に引き取りも行ってくれるので、日時を調整する必要はありません。

引っ越し時にすべての作業が完結します。

しかし、デメリットとして費用が高くなる点があります。不用品回収業者と比べると、引き取り可能な家具が限られているケースが多く、追加費用がかかる場合もあるので、注意してください。

リサイクル業者で買い取ってもらう

少しでもお得に家具を処分するなら、リサイクル業者で買い取ってもらいましょう。状態の良い家具であれば、買い取ってもらえる可能性が高いです。

リサイクル業者以外に依頼した場合、引き取ってもらうために費用が発生しますが、リサイクル業者であればお金を受け取れる場合もあるので、少しは引っ越し費用の足しになるでしょう。

しかし、すべての家具に値段がつくわけではありません。あまりにも状態の悪い家具では、無料引き取りになることもあります。

リサイクル業者に買取してもらうメリットデメリット

リサイクル業者に家具を買い取ってもらうメリットは、「お金を受け取れる可能性がある」点です。無料もしくは多少の値段がつく場合があるため、お得さでは一番良い方法と言えます。

しかし、デメリットとして「自分でリサイクル業者に持っていかなければいけない」点があります。2～3個程度であれば問題ありませんが、大量の家具や大型の家具がある場合は持ち運ぶ手間がかかってしまうので、引っ越しの手間が増えてしまうでしょう。

引っ越し時に確認しておくべき家具処分の注意点

引っ越し時の家具処分は、すべての家具・家電を引き取ってもらえないケースもあります。とくに家電の場合は、注意が必要です。

いざ回収してもらう際に「引き取れない」とならないように、事前に確認しておきましょう。以下では、家電の取り扱いについて解説します。

参考までに『粗大ゴミ回収サービス』では、どのような家具家電の回収も可能です。家具・家電の処分を一気にお任せしたい場合には、ぜひご相談ください。

家電4品目は家電リサイクル法対象

家電4品目は、家電リサイクル法の対象となるため、回収を断られるケースがあります。対象となる家電は、以下の4つです。

エアコン
テレビ
冷蔵庫
洗濯機

基本的に家電4品目は、製品を購入した店舗に引き取り依頼をします。店舗ごとに引き取り方法は異なるので、購入した店舗にお問い合わせしてみてください。

パソコン処分はパソコンメーカーへ依頼

パソコンの処分は、主に以下2つの方法で行います。

パソコンメーカーによる回収
家電量販店による回収

基本的には、メーカーに回収してもらう方法が良いでしょう。ただし、パソコンにPCリサイクルマークがついていない場合は、有料での回収になります。

小型家電はリサイクルの対象

家電リサイクル法の4品目を除く電気機械器具は、小型家電リサイクルの対象となります。そのため、業者によっては引き取りを断られるケースがあります。

小型家電の回収は、自治体のルールに従って処分する方法が一般的です。

処分法ごとの料金比較表

最もお得に家具を処分してもらうために、処分法ごとの料金を比較してみましょう。例として、3つの家具処分の料金を見ていきます。

	テーブル	ベッド	ソファ
自治体回収	1,100円	2,000円	800円
不用品回収	2,500円～	8,000円～	3,100円～
引っ越し業者	3,000円～	3,000円～	3,000円～

最も安いのは自治体回収です。しかし、上記はあくまで単品回収の参考費用となります。

『粗大ゴミ回収サービス』の場合、安心パックプラン9,800円なので、大量の家具・家電を処分する場合であれば、不用品回収業者がおすすめです。

家具処分の料金例

家具処分の料金例を、『粗大ゴミ回収サービス』を参考に紹介していきます。主に単品回収の料金を紹介しますが、載せ放題プランについても紹介するので、ご家庭に合ったプランを選んでください。

大型家具

大型家具の処分料金例は、以下のとおりです。

洗濯機…2,500円～
ダブルベッド…9,000円～
本棚…4,000円～
大型タンス…8,000円～

大きさによって若干異なりますが、3,000円～1万円の幅で考えておけば問題ありません。具体的な料金については、見積りを取りましょう。

テーブル・机類

テーブルや机類の処分料金例は、以下のとおりです。

学習机…3,000円～6,000円
座椅子…1,000円～3,000円
ダイニングテーブル…2,500円～

いずれも、大きさによって異なります。

生活ゴミ

生活ゴミの処分料金例は、以下のとおりです。

衣類…3,000円～5,000円
自転車…2,000円～9,000円

衣類などの細かい生活ゴミについては、ゴミ袋1袋の料金になります。

お得な載せ放題プランもおすすめ

家具処分の費用負担を抑えるなら、不用品回収業者の載せ放題プランがおすすめです。上記で紹介したように、単品回収では、1点だけでも2,000円～1万円近くの収集料金がかかります。

大型家具をいくつも処分する場合は、費用負担が大きくなってしまうでしょう。載せ放題プランであれば、決められた積載量内であれば、定額でいくつもの家具の引き取りが可能です。

参考として、『粗大ゴミ回収サービス』では、以下の料金設定になっています。

載せ放題プラン	間取り例	料金
軽トラック	1K～1DK	14,800円～
1.5tトラック	1LDK～2LDK	34,800円～
2tトラック	2DK～2LDK	54,800円～
4tトラック	3DK～4DK	応相談