服の断捨離は、どれを捨てるべきかどれを残すべきか迷ってしまいますよね。悩んだ結果、結局多くの服が残って、断捨離に失敗してしまう人もいるのではないでしょうか。
本記事では、服を断捨離するコツについて解説します。
- クローゼットが服で溢れてる
- 服がありすぎて着たい服が見つからない
- 部屋が片付かない
上記のような悩みを抱えている人は、ぜひ記事を参考に、服の断捨離を行ってみてください。
また、断捨離で部屋全体を片付けるコツについては、以下の記事で解説しています。服の断捨離とあわせて、ぜひ参考にしてみてください。
断捨離する服を決める2つのコツ
断捨離する服を決める上で、重要なコツを2つ紹介します。処分する服決めに悩まされている人は、以下の2つを実践してみてください。
- 今の自分から理想の自分をイメージする
- 今のライフスタイルに合わせた服を残す
2つの項目に共通しているのは、「今」を基準としている点です。断捨離は基準を作ることで、仕分けがしやすくなります。
それでは、詳しく解説していきましょう。
今の自分から理想の自分をイメージする
今の自分にとって理想的なファッションのイメージができれば、断捨離する服の選別はしやすいです。今現在の体型や年齢、ファッションの志向を再認識すれば、似合う服がイメージできて、不要な服を判別できます。
今の自分に似合うサイズや色、デザインや素材をしっかりイメージしてください。理想にそぐわない服は断捨離して良い服といえます。
ポイントはあくまで「今の自分」なので、「いつか着るかもしれない」「やせたら着れる」など、不確定要素は除外するようにしましょう。
今のライフスタイルに合わせた服を残す
残す服を決めるポイントは、今のライフスタイルに合っているかどうかです。現状のライフスタイルで着用シーンが想像でき、日々のモチベーションや見栄えに良い影響を与えてくれるものは、価値のある必要な服なので残しておきましょう。
反対に、流行が終わって着なくなった服や、転職などで環境が変わって着なくなった服は、残しておく理由がないはずです。むしろ着なくなっている時点で、今のライフスタイルに合っていないといえます。
ライフスタイルに合わない服は、タンスの肥やしにせず処分してしまいましょう。
服を断捨離すべきタイミング
服を断捨離すべきタイミングや、不要な服の判断基準について紹介します。服を捨てられない人の多くは、手放すタイミングがわからない人や、不要な基準を設けていない人が大半です。
判断するポイントを4つ紹介するので、断捨離の仕分けの際に活用してみてください。
- 1年着ていない服は処分
- トレンド服は時期が過ぎていたら処分
- 理由があって残している服は処分
- 傷んでいる服は処分
それぞれ具体的に解説していきます。
1年着ていない服は処分
クローゼットやタンスをチェックして、過去1年以上着ていない服があったら、それらの服は処分して問題ありません。それらの服がなくても、春・夏・秋・冬を通して過ごせているからです。
服を残しておく理由はさまざまあるかもしれませんが、1年間、もしくはそれ以上着ていないなら、その期間収納をふさいでいただけに過ぎません。
冠婚葬祭などでしか使用しないスーツやドレスを処分する必要はありませんが、1年以上着ていない服は今後も着ない可能性が高いので、迷わず処分しましょう。
トレンド服は時期が過ぎていたら処分
持っている洋服にしばらく着ていないトレンド服があったら、それは断捨離の有力候補といえます。時代の流行りで購入して着なくなってしまったトレンド服は、今後も着る可能性はきわめて低いです。
ただし、気に入って現在もひんぱんに使っているトレンド服なら、残しておいて問題ありません。「流行っていないから全く着ていない」と明確に認識しているなら、処分してしまいましょう。
理由があって残している服は処分
さまざまな理由で服を残してしまい、服の整理ができないという人は、それぞれの理由を見直す必要があります。「いただきものだから残す」「思い出がある」「もったいない」など、まっとうに思える理由で服を残してきたのかもしれませんが、その結果が服が増えてしまった今の状態です。全ての服に「残す理由」を与えていたらキリがありません。
いただきものや使える服であれば、有効に使ってこそ価値が生まれますし、思い出のある服なら写真で保存ができます。今の自分にとって価値があるかどうかを、服を残す基準にするようにして、そうでない服は迷わず処分するようにしましょう。
傷みのある服は処分
破れていたりヨレていたりなど、痛みのある服は、断捨離に充分値します。ブランドものや愛着のある服だとしても、傷んだ服は人前では着なくなるので、価値のある服とはいいがたいためです。
部屋着として残している人もいますが、人前に着て出られない服に、収納スペースがふさがれているのは効率的とはいえません。傷んだ服を活用するのであれば、必要な部屋着やパジャマの数を考慮して、不要な分は処分しましょう。
服の断捨離を行う3つのメリット
服の断捨離は、生活にさまざまな良い影響を与えてくれます。特に大きなメリットは以下の3点です。
- 服の整理がしやすくなる
- コーディネートに時間がかからない
- 収納がスッキリする
3つのメリットを詳しく解説していくので、断捨離のモチベーションに役立ててください。
服の整理がしやすくなる
服の数を減らせば、収納に空間が生まれるため、洋服の整理は段違いに楽になります。ものを減らした部屋が掃除しやすくなるのと同様の理屈です。
目安として、クローゼットやタンス、衣類ラックなど、収納箇所の8割程度まで減らせると理想的でしょう。収納箇所に余裕ができると、服が探しやすくなり、しまいやすくもなります。
コーディネートに時間がかからない
服が減ると、コーディネートが楽になるのも大きなメリットです。服が多ければ、その分選択肢が増え、コーディネートに時間をとられます。コーディーネートの時間短縮ができ、空いた時間の有効活用も可能です。
スタイルや志向にもとづいて残す服を厳選すれば、残された少ない服で、問題なくコーディネートできます。ほかと合わせにくいという服も、スムーズなコーディネートのために思い切って手放しましょう。
収納がスッキリする
服の断捨離は、収納スペースに空きが作れるのも大きなメリットです。例えば、クローゼットが服であふれかえっていた場合、断捨離をするとクローゼットにスペースができます。
クローゼットに空きができれば、部屋の隅に置いていたようなアイテムや小物、バッグなどを片付けられるでしょう。衣類だけでなく、部屋全体の収納がスッキリするので、部屋の快適さも向上します。
いらない服を処分する方法
いらない服を処分するのであれば、さまざまな方法があると知っておきましょう。それぞれにメリットがあるので、いらない服に最適な方法で処分できると理想的です。
- 売る…不要な服がお金になる
- 譲る…環境にやさしい処分方法
- 捨てる…スピーディで簡単
このほか自治体の回収BOXや、ファストファッションブランドの回収サービスなどもあります。それぞれ具体的に解説していくので、参考にしてください。
売る
新品同様で保管していた服や、傷みもなく充分着れる服であれば、売って処分するのはおすすめです。主に以下のような売り方があります。
- メルカリやラクマなどのフリマサイトを利用して中古販売
- モードオフやセカンドストリートなどのリサイクルショップへの持ち込み
- 引き取りサイトの活用
フリマサイトは時間がかかるケースもありますが、自分で価格設定できるので、納得できる価格で売りたい人はおすすめです。また、状態の良いブランド品は、比較的高値で買ってくれるアパレルブランドの買取店の利用をおすすめします。
しかし、すぐ売るのでなく、「売る時間ができたら売ろう」といって先延ばしにするのはおすすめできません。服が増えるまで溜め込んできた結果が今の状態です。基本的には、次の2つの方法で服を減らしていきましょう。
譲る
趣味や志向の変化により着なくなってしまった服は、友人や家族、親戚に譲るのも1つの手です。愛着のある服を売ったり、高価だった服を捨てたりするのに抵抗がある人も、近しい人が有効活用してくれれば報われます。
「相手の好みもあるので人にあげるのは難しい」と思っている人もいるかもしれません。そのような人は、不要になった服を募っているボランティア団体やおさがりサービスへの寄付がおすすめです。
状態は良いものの売るほどでもない服がたくさんある人は、譲渡や寄付をして再利用してみてください。
捨てる
販売や譲渡・寄付に適さない服は、いさぎよく捨てましょう。汚れた服や破れた服、下着などは、さすがに売ったり譲ったりできません。
住んでいる地域の自治体が定める分別ルールに従って、収集日に集積所にゴミとして出します。ただし、自治体によっては、1世帯につき出せるゴミ袋の上限数が決まっている場合があるので注意が必要です。
1度に大量の服を処分したいのであれば、大量の回収が可能かつ、服以外の回収も同時にできる不用品回収の利用をおすすめします。
断捨離後のリバウンドにも注意
断捨離の後はリバウンドしないようにしっかり注意しましょう。断捨離を実行したものの、リバウンドで前と変わらない状態に戻ってしまったという方は、実際に多いです。
そもそも断捨離とは1度行って終わるものではなく、継続できてこそ意味を成します。服の適正量をキープするためのコツについて、解説していくので参考にしてください。
服を買う基準を考えておく
断捨離のリバウンドを防ぐためには、服を買う基準を作るのが重要なコツになります。例えば以下の2点を基準にしておくだけでも、リバウンド防止に効果的です。
- いつか着るという理由で買わない
- 安いという理由で買わない
いつか着る服を先立って買っても、すぐ着る気がないため、徐々に関心は薄くなってしまいます。安い服は手が届きやすいため、不要なのに買ってしまいがちです。
基準を設定しておけば、入ってくる服に制限がかかるため、このような無駄な買い物を減らせます。
今の服に合う服を買う
服を買う際は、今の自分が所有している服に合うものを選ぶのが、リバウンドを防ぐコツです。魅力的な服を購入しても、合わせられる服がなければ自然と着なくなり、タンスの肥やしになってしまいます。
断捨離で着なくなった服を処分したのに、着ない服を増やしてしまっては意味がありません。断捨離で残した服の写真などをスマートフォンで管理しておき、新しい服選びの際は、着回しがしやすいかどうか確認するようにしましょう。
少しでも悩んだら購入しない
「気づいたら服が増えてしまっている」という人は、「少しでも悩んだら買わない」と決めておくのがおすすめです。悩ましい状況に関わらず、衝動や店員にすすめられるまま服を買っていれば、服は自然と増えます。
商品の前で悩み続けずに、1度商品やお店から離れて検討する習慣をつけましょう。不要な服ならいずれ気にならなくなり、本当に必要な服であれば、再度お店に足を運ぶはずです。
購入に迷った際は、その悩みをいったん持ち帰れば不要な買い物を減らせます。
服の断捨離をスムーズに進めるには
断捨離で多くの服を捨てることになったら、不用品回収業者へ依頼しましょう。不用品回収業者であれば、服と合わせて生活用品の回収も依頼できます。
とくに、家の中が服で溢れているような人は、大量に回収を引き受けてくれる不用品回収業者への依頼がおすすめです。中には、片付けの代行を行ってくれる不用品回収業者もあるので、ぜひ断捨離の際に依頼してみてください。
また、不用品回収業者にお困りであれば、ぜひ『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』までご相談ください。
メールやLINEでのご相談も可能なので、まずはお気軽にご連絡ください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。