ダンボールってどうやって捨てるのが正解?
1人暮らしで溜め込んだダンボールを運べない…
引っ越しで出た大量のダンボールの捨て方を知りたい
この記事では、こんな疑問にお答えします。
近年ではネットショッピングが身近になり、Amazonや楽天などで配送されてきたダンボールを溜め込んでいる方も多いのではないでしょうか。
ダンボール処分にかかる手間と時間、費用などを比較し、状況にあった処分方法・捨て方を徹底解説。ダンボールの処分で気をつけるべきポイントも、記事の後半でお伝えします。
ダンボールの正しい処分・捨て方5選
今回紹介する処分方法は次の5つです。
- 自治体回収
- スーパーのエコボックス
- 古紙回収業者
- 引っ越し業者
- 不用品回収業者
さっそく見ていきましょう。
自治体回収|ダンボールは資源ゴミ
自治体ではダンボールを資源ゴミとして捨てるのが正解です。捨てるダンボールが1~10枚程度の時は、自治体の資源ゴミ回収日に捨てるといいでしょう。
地域によってルールは異なりますが、回収日が週1回程度の場合が多く、タイミングを合わせる必要があります。
また、通常の資源回収とは別に、「集団回収」と呼ばれる回収方法を実施している地域もあります。
集団回収とは、町会・自治会・PTA・消費者団体などの団体が、家庭から出る新聞・雑誌・空き缶・空きびんなどの、資源として再利用できるものを集めて、回収業者に引き取ってもらう活動のこと
東京都では渋谷区で行われている回収方法の1つです。お住まいの地域で集団回収が実施されていれば、大量にダンボールを捨てたい時に参加してみるとよいでしょう。
燃えるゴミとしても捨てられる?
ダンボールが1、2枚程度の場合は、細かく裁断して燃えるゴミとして廃棄するのも良いでしょう。これなら、資源ゴミの回収日を待つことなく処分できます。
ただし、ダンボールの角でゴミ袋に穴を開けてしまわないよう、裁断や袋入れの際は注意が必要です。
スーパーのエコボックス|買い物ついでに
スーパーの敷地内に大きなボックスが設置されていたら、ダンボール回収を行っている可能性が高いです。お近くのスーパーにエコボックスが設置されているかどうか確かめ、あれば買い物ついでに利用してみましょう。
エコボックスによっては資源ゴミの重量ごとポイントが貯まることもあり(商品券などと交換が可能)、資源ゴミをお得に処分できます。その上、スーパーのエコボックスには、24時間365日持ち込めることが多く、回収日を気にしなくていいのも便利な点です。
また、資源ゴミ回収を積極的に行っている自治体であれば、リサイクル活動の一環として、スーパー以外にも各地にエコボックスが設置されているかもしれません。
新聞紙やチラシに比べると、ダンボール回収を行うスーパーが限られている点と、強風・台風時などに一時閉鎖されることもある点には注意が必要です。
古紙回収業者|大量のダンボールを捨てたい
トラック1台分になるような大量のダンボールを処分するなら、古紙回収業者に依頼する手も。持ち込みか回収かを選択できる業者もあり、便利に活用できる場合もあるでしょう。
また、古紙回収業者によっては、個人利用の他、法人利用にも対応しています。ダンボールと一緒に会社などから出た機密書類を安全に捨てたいというシーンでは大変役立つでしょう。
しかし、ダンボールの状態が悪かったり量が少なかったりすると、断られてしまう可能性もあります。必ず事前に問い合わせましょう。
引っ越し業者|引っ越しで出たダンボール
引っ越し時に出た大量のダンボールは、引っ越し業者に回収してもらうのが便利です。引っ越しと同時に回収してもらえれば、大量のダンボールを効率良く処分でき、手間と時間が省けます。
引っ越し業者によっては、「ダンボール引き取りサービス」といったオプションが用意されている場合も。業者選びの段階から気にしてみてもいいでしょう。
ただし、引っ越し業者によって回収費用は異なります。また、引っ越しシーズンの繁忙期は、回収サービスを行っていない業者もあるので、依頼する際は事前に問い合わせましょう。
不用品回収業者|ダンボール以外の不用品も
ダンボールと一緒に古くなった家具家電の処分も検討しているなら、不用品回収業者に丸投げしてしまうのがお手軽です。
業者によっては、積み放題プランを用意しているケースもあり、費用を抑えた処分が実現します。また、即日対応している業者が多いので、急いで片付けたい人にもおすすめです。
ただし、業者によって回収費用に差があるため、複数の業者を比較できる「一括見積もりサービス」を利用するのがよいでしょう。
加えて、不用品回収業者の中には悪徳業者もいるので、優良業者を見極める必要もあります。
ダンボール処分の料金相場
ダンボールの処分・捨て方が分かったところで、次に気になるのは処分費用ですよね。各処分方法の料金相場を表にまとめたので、参考にしてください。
処分方法 | 料金相場 |
自治体資源ゴミ回収 | 無料 |
スーパーのエコボックス | 無料 |
古紙回収業者 | 運搬費+回収手数料=2,000円〜4,000円 もしくは〇円/kgなど |
引っ越し業者 | 1回につき1,000円~3,000円 |
不用品回収業者 | 軽トラック積み放題プラン10,000円~15,000円 |
自治体やスーパーのエコボックスなら回収費用が無料なので、少量のダンボールでも気軽に捨てられます。しかし、古紙回収業者や引っ越し業者、不用品回収業者は、業者によって料金差が大きく、まとまった枚数の処分に向いています。
ダンボールの処分・捨て方で気をつけるべきポイント
ダンボールの処分にあたって気をつけたいポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
ダンボールは湿気に弱い?ベランダに置いておくのは危険
溜まってしまったダンボールを、ベランダや物置に保管している方もいるでしょう。
しかし、ダンボールを湿気の多い場所に置いたままにしておくと、ゴキブリやダニの温床になってしまう可能性が高く、注意が必要です。
紙素材であるダンボールは、湿気を含みやすいのが特徴です。保温性も高いため、配送段階ですでにダニが付着している可能性すらあるのです。
そのため、ダンボールを溜め込んでおくのは衛生上好ましくありません。早めに捨てるよう日々心がけましょう。
ダンボールは個人情報に注意
インターネットショッピングや知人から届いた郵便物の送付書には、携帯番号・住所・名前などの個人情報が載っています。
うっかり個人情報が書いてある送付書をはがさずに捨ててしまうと、情報漏洩に繋がる危険性があるので注意が必要です。
もしシールがはがれなければ、個人情報の部分だけハサミやカッターなどで切り取るか、油性ペンで塗り潰すとよいでしょう。
ダンボールが複数枚ある時は紐で縛るのが基本
ダンボールを複数枚捨てる際は、紐で縛って崩れないようにするのがマナーです。地域にもよりますが、自治体の集積所に運んだ際、バラバラのダンボールは、収集してもらえない可能性があります。
例えば、1つのダンボールの中に複数枚入れてゴミ出しするのもNGの場合が多く、「回収できません」というイエローカードの用紙が貼られてしまうケースが少なくありません。
複数枚のダンボールは、紐で縛って捨てるのが賢明です。
ダンボール処分・捨て方まとめ
ダンボールをどのように捨てるのか、イメージがつかめたでしょうか。もし、ダンボールの処分で迷ったら、以下のメリット・デメリットを参考に、自分にあった処分方法を選んでください。
処分方法 | メリット・デメリット |
自治体の資源ゴミ回収 |
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スーパーのエコボックス |
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古紙回収業者 |
|
引っ越し業者 |
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不用品回収業者 |
|
ここまで5つの処分方法を紹介してきましたが、ダンボールの量や大きさ、状態、処分地域など、個別の条件によっても最適な処分方法は変わるでしょう。
ダンボールの処分方法を検討する際には、以下のような方針をまず決めてしまうのがおすすめです。
- 費用を抑えて手間や時間をかけるのか
- 多少費用がかかっても手間をかけたくないのか
- 多少費用がかかっても急ぎで捨てたいのか
ご自身にピッタリな処分方法を見つけましょう。
大量のダンボールや不用品を処分するには
今回は、手間と時間、費用などの観点から、状況別の処分方法・捨て方について詳しく解説しました。
ダンボールは自治体のルールに従って処分するのが一般的です。しかし、地域によっては回収日が月に1度だったり、集積所が遠距離だったり、スムーズに捨てられない場合があります。
ダンボールの他にも不用品をまとめて処分したい時は、『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃パイオニア!粗大ゴミ回収サービス』をご利用ください。
不用品回収業者では、大量の不用品の処分を希望されている方向けに、トラック積み放題プランをご用意しています。しかも、定額プラン5,000円OFFのキャンペーンを実施しており、今ならお得な処分が可能です。
集積所まで遠く、トラックも持っていない、他で引き取りを断られたなどの場合は、お気軽にご相談ください。
お電話でのご連絡はもちろんのこと、メールやLINEでの24時間受付にも対応しています。少しでも気になることやお困りごとがあれば、まずはお問い合わせください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。