観葉植物の処分を思い立っても、捨てるとなると鉢植えやプランター、土の処分など処分しづらいものが多く、とまどってしまう方も多いでしょう。
「みすぼらしく枯れた観葉植物の処分はどうすればいい?」
「引越しや断捨離で、観葉植物だけでなくスコップや肥料など園芸用品までまとめて整理したい」
といった方に向け、観葉植物の処分方法をわかりやすくご紹介します。本記事を参考にしながら、愛着を持って育ててきた観葉植物を正しく見送りましょう。
観葉植物の処分方法5選
早速、観葉植物の処分方法を確認していきましょう。
「引っ越し先に置き場所がない」「観葉植物が枯れてしまった」など、観葉植物を処分しなければならない場面では、以下の5つの方法で処分できます。
- 一般ゴミとして捨てる
- 粗大ゴミとして捨てる
- 知人や友人に譲る
- フリマアプリやオークションで売る
- 不用品回収業者へ依頼する
一般ゴミとして捨てる
観葉植物は、一般の家庭ゴミとして捨てることができます。
しかし、そのまま捨てて良いのではなく、植物・植木鉢・土に分けて、そのそれぞれを各自治体で決められたルールに従って処分する必要があります。
植物
植物自体は燃えるゴミとして処分できます。
大きい観葉植物も、小さくカットして燃えるゴミにできますが、粗大ゴミとして処分する必要がある自治体もあります。正確な処分方法は自治体のゴミのルールを確認してください。
植木鉢
植木鉢の素材に合わせて処分しましょう。
プラスチックか陶器かなどの素材によって分別の仕方が定まっているため、この場合も自治体のゴミのルールに従って捨てる必要があります。
土
土の分別区分は、少し注意が必要です。
一般ゴミとして無料で捨てられる自治体から、粗大ゴミ扱いとする自治体、さらには回収すらしていない自治体も多いです。
土自体が粗大ゴミ扱いとなる場合は、自治体の設定した料金が必要です。
粗大ゴミとして捨てる
観葉植物を粗大ゴミ扱いに設定している自治体では、事前の手続きを行うことで、指定された日付に観葉植物を回収してくれます。
しかし、急な引っ越しなどで日程に余裕がない時には、日程調整が難しいことが難点です。
また、指定場所までの運搬が前提のため、量や大きさの観葉植物を室内からの持ち運びを希望する場合は、他の処分方法を検討した方が良いでしょう。
フリマアプリやオークションで売る
植物が枯れておらず、状態の良いまま手放す際には、フリマアプリやオークションで売却する方法もあります。インテリアとしても人気の高い観葉植物は、比較的高値で取引できる可能性があります。
費用がかかる処分方法もある一方で、フリマアプリやオークションで売上金をが入手できるのは嬉しいポイントです。
植物と土を分けて捨てるなどの手間もかかりませんが、梱包を工夫する、及び発送費用を考慮する必要があります。
知人や友人に譲る
引っ越しや模様替えで観葉植物を手放す場合は、花や植物好きの知り合いに譲るのもひとつの方法です。
処分費用がかからない点や、愛着のある観葉植物を、顔見知りに大切にしてもらえる点が魅力です。
元気な状態であることが大前提であるとともに、知人相手では値がつきにくい反面もあるため、利益度外視で処分を考えている方に向いていると言えます。
不用品回収業者へ依頼する
観葉植物の状態の良し悪しや量を気にせず、とにかく簡単に処分したい場合は、不用品回収業者への回収依頼がおすすめです。
枯れてしまった状態でも、土や植木鉢が一緒のままでも、そのまま回収してもらえるのは嬉しいポイント。大きく重さのある観葉植物でも、指定場所まで運び出す必要もありません。
最短即日で回収に来てくれるため、急な引越し時でも対応できる利便性の高い方法です。
観葉植物を処分する前のチェックポイント
観葉植物の処分を検討するきっかけは、植物が枯れてしまったタイミングが多いはず。
しかし、実は枯れたように見える植物でも、後から復活しないとも限りません。処分してしまう前に、以下をチェックしてみてください。
- 植物の休眠期間ではないか
- 元気がない植物を復活させるマメ知識
植物の休眠期間ではないか
植物は、気温が低くなると休眠期に入ることがあり、観葉植物も例外ではありません。
休眠中は一時的に成長が止まるため、枯れてしまったように見える場合がありますが、まずは「根」と「枝」の状態を確認してみましょう。
根
休眠期の根がみずみずしさを保っている一方で、枯れている植物の根は、黒ずんで乾燥し、悪臭も発生します。根がまだ元気なように見受けられる時は、乾燥に注意しながら世話を続けてみましょう。
枝
一旦枯れると、表面や葉だけでなく枝全体まで乾燥が広がります。太めの枝が簡単に折れるようであれば、枯れている可能性が高いです。
元気がない植物を復活させるマメ知識
元気がない=枯れている、というわけではありません。復活する可能性も充分にありますので、以下の方法を試してみてください。
根づまりや根腐れを取り除く
いつの間にか根が植木鉢いっぱいに広がって、根詰まりを起こしているケースが起きがちです。より大きな植木鉢に植え替え、栄養が植物全体に行き渡るようにしましょう。
水をやる分量も意外と難しいものです。元気のない観葉植物の水やりの適正量を確認しましょう。根腐れが起きている部分を切り落としてから再度植え替えると、復活することもあります。
日当たりや室温を変えてみる
植物によって、直射日光を好むか否か、適正気温などが異なります。それぞれの観葉植物に適した環境を確認して、置いている場所を変えるだけでも元気になる可能性があります。
元気な部分だけ挿し木や葉挿しをする
一部だけ枯れているのであれば、元気な茎や葉を挿し木や葉挿しとして使用すると、新しく根が生えてくることがあります。多肉植物などは特に葉挿しが効果的なので、葉を土に植えて根が生えるのを待ちましょう。
観葉植物の処分時の注意点
一見簡単に捨てられる印象のある観葉植物ですが、ルールを守って処分しなければ、不法投棄と判断される可能性があります。観葉植物の処分時の注意点を解説していきます。
- 土の捨て方は難しい
- 観葉植物は大きさによって分別を見極める
土の処分は難しい
意外と知られていない点として、土の処分方法の難しさがあります。
マンションの敷地内や公園に捨てるのは絶対NG
お住いのマンションやアパートの敷地内にある花壇や、近所の公園の植え込みなどに土を捨てる行為は禁止されています。
土のあるところに補充するだけだから、というイメージで公共の場所に土をまいてしまうと、それだけで不法投棄とみなされてしまいます。
自宅以外の場所は公共の場所という認識を持ち、こっそり捨ててしまうことは絶対にやめましょう。
土は自治体で回収してもらえない場合も
土を一般ゴミで処分できる自治体もあれば、土の回収すら行わない自治体もあります。
土と植物とを分けて処分する必要のある観葉植物は、土の処分のハードルも高いことを覚えておきましょう。
自治体での回収が出来ない場合は、以下の記事も確認してみてください。
>> 土の捨て方5選!お得な処分方法も【燃えるゴミ?ホームセンターでの廃棄・引き取りは?】
観葉植物は大きさによって分別を見極める
観葉植物の大きさによって、一般ゴミか粗大ゴミかの線引きをしている自治体もあります。
大きさや重量のある観葉植物を一気に処分したい場合は、粗大ゴミ扱いとなり費用がかさむ可能性があります。
回収場所までの運搬や、土や鉢との分別の手間を考えると、まとめて不用品回収業者に回収してもらった方が得策と言えます。
観葉植物の処分を回収業者に依頼する3つのメリット
意外と面倒な点も多い観葉植物の処分は、不用品回収業者に依頼することで、以下のメリットがあります。
- 観葉植物の状態を気にせず回収してもらえる
- 急なタイミングでも回収してもらえる
- 他の不用品と合わせて断捨離もできる
観葉植物の状態を気にせず回収してもらえる
フリマアプリやオークションでの売却、知人への譲渡は、メリットもあるとはいえ、観葉植物の状態が大きく影響してきます。
少しでも元気がないものは値やもらい手もつかず、処分したいタイミングに間に合わない場合も出てきます。
一方で、不用品回収業者は、枯れていても、植木鉢や土が分別させていなくても、まったく支障はありません。まとめて部屋から回収してくれるので、手間面を考えると、一番ストレスの少ない方法と言えるでしょう。
急なタイミングでも回収してもらえる
フリマアプリでの売却のタイミングや自治体回収の予約を取れる日程が、希望の日時と合致しないケースも多いでしょう。
その点、不用品回収業者は、最短即日での回収を依頼できます。思い立ったら吉日、見積もり確認後に、当日そのまま実施することも可能。
急なタイミングでスムーズに処分ができるのは、引越し前の忙しい時などにも頼もしいですよね。
他の不用品とあわせて断捨離もできる
不用品回収業者の一番の特長として、他の不用品とあわせて処分できる点があげられます。
観葉植物をはじめ、植え替え後の植木鉢や余ってしまった肥料などをそれぞれ分別する必要もなく、一気に回収してもらえます。
定額積み放題プランを利用すれば、先延ばしにしがちな断捨離も、1回でスムーズに実施できるのです。
観葉植物の処分時に回収業者を選ぶ3つのポイント
数ある業者の中からニーズにあった回収業者を見分ける3つのポイントも、あわせて参考にしてください。
- 引取スケジュールが明確
- 自宅付近が管轄エリアかチェック
- 口コミ評価の高さを参考にする
引取スケジュールが明確
不用品回収業者の利点の一つとして、希望日程に対応してもらいやすい点が挙げられます。
処分したタイミングにあった日程を事前にきちんと提示してくれる業者、それにあわせて見積もり対応も行ってくれる業者を選びましょう。
自宅付近が管轄エリアかチェック
自宅付近を管轄に活動している業者を選ぶことで、最短即日で回収が叶うケースが多いです。
急な引越しなどにも柔軟に対応してもらえるように、業者の管轄エリアから絞っていきましょう。
口コミ評価の高さを参考にする
不用品回収業者の実際の利用ユーザーのリアルな声が掲載されている口コミも、判断材料に使いましょう。
サービス内容や対応の良し悪しを一目瞭然で把握できます。
希望のサービスの有無などを目安に以下媒体の口コミを参考にしてみると、ニーズにあった業者が絞れるはずです。
- 業者公式ホームページ内「お客様の声」など
- Google口コミ
- SNS
観葉植物の処分をスムーズに進めるなら
観葉植物を処分しなくてはならない場合の、おすすめの処分方法をご紹介しました。
大切に育ててきた観葉植物とは言え、土と植木鉢と観葉植物自体を、一つひとつ分解作業を行うのは手間がかかります。
捨てたい家具や家電、その他不用品とあわせて、不用品回収業者に丸投げしてしまうのもスムーズな方法です。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。