物干し竿は洗濯でほぼ毎日使うものなので、錆や曲がりなどで処分を考える時が来ます。「粗大ゴミでそのまま出せるのか?」「楽に出せる方法が知りたい!」「引っ越しで物干し竿を捨てたい!」といったお悩みもあるでしょう。
今回は、物干し竿の処分方法4選をご紹介します。粗大ゴミでの出し方、切断が必要な時の方法、買い換え時の引き取り、不用品回収業者の依頼を分かりやすくまとめました。
この機会に目立つ物干し竿を処分して、すっきりしませんか?
物干し竿の分別は何ゴミ?
物干し竿は棒状のため、自治体のゴミ回収の中でも長い部類に入ります。長さ2.5~4m程度の物干し竿も多く出回っており、処分したくて物干し台から外すとその長さに驚くこともあるでしょう。
自治体の粗大ゴミ回収には長さ制限があるものの、基本的に、物干し竿は粗大ゴミとして処分することが可能です。2.5m程度の一般的な物干し竿なら問題ない場合が多いでしょう。
しかし、長さによっては制限に引っかかる場合もあるため、粗大ゴミで出す際には計測しておきましょう。
自治体 | 粗大ゴミで出す際の物干し竿のサイズ |
東京都大田区 | 230㎝以下になるように切断が必要 |
東京都北区 | 180㎝以下になるように切断が必要 |
東京都新宿区 | 180㎝以下になるように切断が必要 |
三鷹市 | 200㎝以下になるように切断が必要 |
調布市 | 250㎝未満になるように切断が必要 |
ご覧のように自治体によって、粗大ゴミで出す場合でも物干し竿の長さの指定があります。切断方法については、以下の「物干し竿の切断の方法は?」でご紹介しますのでご覧ください。
物干し竿の処分方法4選
ここからは、物干し竿の処分方法を4つご紹介していきます。物干し竿の処分で困るのは、長い形状で扱いづらさがある点でしょう。「どの方法が利用しやすいのか?」「手間をかけずに済むのはどんな方法なのか?」などを比べてみた上で選んでみてください。
処分方法1:自治体の粗大ゴミで処分する
自治体の粗大ゴミ回収を利用するには、「収集」「持ち込み」の2種類があります。ただし、自治体によっては、「持ち込み」を不可としているところもあるので、まず確認しておきましょう。
粗大ゴミとして収集をしてもらう
粗大ゴミとして物干し竿を収集してもらうための手順をご紹介します。
- 粗大ゴミ受付センターへ申し込みをする(電話・インターネット)
- 案内された手数料分の粗大ゴミ処理券を指定場所で購入する
- 粗大ゴミ処理券に必要事項(「受付番号」か「氏名」)を記入しておく
- 粗大ゴミの目立つ部分に粗大ゴミ処理券を貼る
- 収集日の朝(指定時間)に物干し竿を出す
手数料300円程度で物干し竿を処分できるので、手間さえ惜しまなければ安く済む方法です。
粗大ゴミを直接施設へ持ち込む
粗大ゴミを処理する施設へ直接持ち込むと、さらに手数料を抑えることができます。軽トラックなどの車両があって人手もある場合には、便利な方法です。
以下に、物干し竿を直接処理施設に持ち込む手順を紹介しておきますので、ぜひ参考にしてください。
- 粗大ゴミ受付センターへ持ち込みの申し込みをする(電話・インターネット)
- 手数料は、自治体ごとに異なり処理券または重量の算定で現金払いをする
- 申込者の本人確認書類を持参する
- 職員の指示に従って物干し竿を降ろす
費用は通常の粗大ゴミ回収よりもさらに安く、特に、他にもまとめて粗大ゴミを持ち込みたい時に便利な方法です。ただし、年末や春の引っ越しシーズンなどには混みあうことも多く希望通りに予約できない場合もあります。
処分方法2:切断すれば不燃ゴミで回収してもらえる自治体も
物干し竿を切断すれば「不燃ゴミ」で回収可能な自治体もあります。自治体によっては「粗大ゴミが解体・切断されていても、粗大ゴミとして回収する」と決まりがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
通常、30㎝を超えるものは粗大ゴミに該当するので、物干し竿を30㎝未満に切断すれば問題なく「不燃ゴミ」で出せるようになります。
手間はかかるものの、不燃ゴミなら無料で出せることも多いのが魅力でしょう。物干し竿をまとめてゴミに出す際に費用を抑えたいならおすすめの方法です。
処分方法3:買い替えするならホームセンターで引き取りをしてもらう
物干し竿を買い替えする予定があるなら、ホームセンターで引き取りをしてもらう方法もあります。無料で引き取りをしている販売店をご紹介します。
ホームセンター | 物干し竿の無料回収サービス内容 |
ビバホーム | 購入時に同等品1台を無料で引き取り |
カインズ | 購入時に同等品1台を無料で引き取り
レシートを持参する(オンラインショップも含む) |
コーナン | 購入時に同等品1台を無料で引き取り
物干し竿・物干し台が対象 |
ジョイフルエーケー | 購入時に同等品1台を無料で引き取り
物干し竿のみ対象 |
購入時に無料で引き取りしてもらえるので、とても便利な方法です。ただし、無料で引き取りしてもらうには、店舗まで持参しなくてはなりません。
地域の金物店やホームセンターでも、同様のサービスを提供しているお店があります。普段から利用しているお店なら、購入時に相談してみても良いでしょう。
処分方法4:不用品回収業者に依頼する
物干し竿は、その長さがネックとなり、なかなか処分できない方が多いでしょう。物干し竿を手軽に処分するなら、不用品回収業者がおすすめです。
- 長さ制限などにより自治体の粗大ゴミ回収が利用できない
- 切断して不燃ゴミとして出すことも難しい
- ホームセンターの引き取りを利用できない
- 早く処分したい
こういった場合に、不用品回収業者なら粗大ゴミの回収日まで待つことなく即日でも駆け付けてくれるので、とてもスピーディーに物干し竿を捨てられます。介護や子育てなどで多忙な家庭では、粗大ゴミの手順を踏むのも億劫でしょう。そんなご家庭でも、不用品回収業者なら電話1本で出張回収してもらえて、すっきりと片づけられます。
お得な処分をするなら定額パックを活用する
不用品回収業者に依頼するといくつものメリットがある反面、以下のようなデメリットもあります。
メリット | デメリット |
即日回収ができる
運搬や労力がかからない |
自治体よりも費用が高くなる |
不用品回収だけでなく買取にも対応している | 悪質な業者もいるので良質な業者を選ぶには注意が必要 |
自治体の安い手数料に比べ費用がかかるデメリットを少しでも減らすためには、「単品回収」でなく「定額パック」の活用を考えてみましょう。
- 単品回収の費用=基本料金(3,000円程度)+単品料金(500円程度)+オプション費(必要に応じて2回からの回収だとかかる場合がある)
物干し竿を単品回収してもらうと、上記の費用がかかります。一方、定額パックだと物干し竿以外で捨てたい不用品も同時に回収してもらえます。回収品の点数が増えるのにお得になるのは、定額パックの場合は料金が一定で済むためです。
- 軽トラック載せ放題プラン=19,800円(一例)
- 規定量まで不用品を載せられるため1点ごとの費用を抑えられる
- 買取品があればさらに安くなるのも魅力
不用品回収業者への依頼を検討している方には、定額パックの利用がおすすめです。せっかく回収を依頼するなら、この機にまとめて処分してしまいましょう。
物干し竿の切断の方法は?
物干し竿の切断にあたっては、以下の道具を用いるのが一般的です。ケガなく作業をするためにも、しっかり準備をしてから始めましょう。
- パイプカッター(物干し竿の直径に合うもの)か金属用ノコギリ
- 軍手
- メガネまたはゴーグル
パイプカッターや金属用ノコギリがない家庭は、以下の特徴や使用頻度を考慮して、どちらを購入するか検討するのがおすすめです。
道具の種類 | 特徴 | 費用 |
金属用ノコギリ | 切断に労力と時間を要する | 3,000円~数万と幅がある |
パイプカッター | 回すだけで簡単に切断できる
女性でも楽に扱える |
1,000円程度から入手できる |
いずれかの方法で切断すれば、月1〜2回の「不燃ゴミ」収集日に物干し竿を処分できます。
物干し台を処分するには?
物干し竿だけではなく物干し台も処分したい時には、自治体で粗大ゴミとして回収をしているところもあります。以下のように物干し台の種類によって手数料が異なるので、確かめておきましょう。
物干し台の種類 | コンクリート台 | ブロー台(水や砂を入れるタイプ) |
自治体の回収 | 不可のところも | 可 |
自治体の回収費用 | 1対 1,200円
1個 700~1,000円 |
コンクリート台よりも処理がしやすいので割安 200〜300円 |
コンクリート部分の重さは22㎏程度もあるため、自宅からの搬出が難しい方もいるのではないでしょうか。物干し台のある場所から粗大ゴミ回収の搬出場所までが遠ければ遠いほど、運搬に苦労するものです。
もっと手軽に物干し台を処分するなら、運び出しや申し込みなどの手間がかからない不用品回収業者が適しています。また、お住まいの自治体でコンクリート製の物干し台を回収していない時には、民間業者を検討するようにしましょう。
物干し竿を楽に捨てるなら不用品回収業者がおすすめ
この記事では、物干し竿の処分方法4選を紹介してきました。自分にあった方法を見つける参考にしていただければと思います。
物干し竿や物干し台、他の粗大ゴミをまとめて捨てたいなら、不用品回収業者がおすすめです。信頼できる業者をお探しなら、私たち『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃パイオニア!粗大ゴミ回収サービス』へお気軽にご相談ください。
お得な定額パックを提供できるので、物干し竿だけではなく家庭の不用品をまとめて処分できます。長くて運びづらい物干し竿、重くて大変な物干し台でもスタッフにすべてお任せいただけます。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。