「土は自治体のゴミで捨てられる?」「土を回収してくれるお店はないの?」「重い土を運べない!」など、ガーデニングや家庭菜園で使った古い土の処分方法に、悩む人が多くなりました。
特に、都市部の住宅事情やマンションやアパート住まいといった環境だと、古い土の処分に悩むことが多いですね。
この記事では、身近なホームセンター「ユニディ」の土の回収サービスを解説していきます。ただし、サービスを利用するには条件や注意点も。
また、ユニディ以外での土の簡単な処分方法もご紹介します。
この機会に、古い土をすっきりと処分して気持ちの良い庭にしましょう。
土は自治体でゴミ回収できる?【ユニディより早い?】
家庭で使った土の処分をしたい時、「自治体の回収を利用できるのか?」と考えるでしょう。一般的に、土をゴミとして回収していない自治体が多くなっています。
自治体で回収NGのものは、意外と多いです。土の回収ができないのは、土は廃棄物ではなくそもそも自然にある物だという解釈からです。
ただし、自治体によっては土を「燃えないゴミ」「燃えるゴミ」で回収しているところもあります。
参考までに、以下の自治体での回収ルールをまとめてみました。
自治体 | 分別・注意点 |
---|---|
横浜市 | 燃えないゴミ
量が多い時は分けて出す |
千代田区 | 収集できない |
世田谷区 | 収集できない
販売店の引き取り推奨 または、処理業者を紹介 |
青梅市 | 収集できない |
大阪市 | 普通ゴミ
少量ずつ混ぜて出す |
福岡市 | 燃えないゴミ
園芸土のみ |
少量の土ならゴミとして出せるところもありますが、一般的には土を「収集できないもの」と分別している自治体が多くなっています。
ユニディの土の回収サービス!利用の注意点
土を処分するのに便利なのが、ホームセンターの回収サービスの利用です。ホームセンターで土の引き取りを行っているところは、少ないものの、最寄りのお店が対応していると助かりますね。
買い物のついでに土の処分ができるのがメリットです。
東京・神奈川・埼玉・千葉の一都三県に17店舗があるユニディでは、土の回収サービスに対応しています。
- 買い上げ用土と同量の残土を無料回収可能
- 回収ボックス(コンテナ)が設置されている
いつもユニディを利用している方なら、ついでに土を処分できて便利です。
ただし、利用するには注意点もあります。
- 購入時の土の袋に残土を入れる
- 砂利や肥料など混入していない状態にする
- 土を持ち込む手間がかかる
- ユニディニットーモール熊谷店、ユニハードウェア大谷田店、相模原田名店は回収不可
注意点はあるものの、無料で回収できるので古い土が溜まったら定期的に捨てられます。
ユニディ以外のホームセンターでの土の回収サービス
土の回収サービスを提供しているホームセンターは、現在少ないものの「島忠ホームズ」でも行っています。島忠ホームズなら1都3県、大阪府・兵庫県で53店舗を展開しています。利用条件は、ユニディとほぼ同じ。
お住まいの地域のホームセンターでも独自の引き取りをしているかもしれません。買い物のついでに、問い合わせしておくのも良いでしょう。
残土は、ホームセンターでリサイクルされ新しい培養土に生まれ変わるのでエコにも貢献できますね。
ちなみに、ホームセンターの「コーナン」でも回収サービスは実施されていますが、肝心の土が対象品目ではありません。
ユニディ以外の土の回収方法と処分にかかる費用
ユニディや引取可能なホームセンターが近くにない方のために、その他の土を処分方法と費用をご紹介しましょう。また、ユニディで処分できる土は、購入が前提なので処分したい量が購入数を上回る場合は利用ができません。
以下の方法から、利用しやすい方法を選んでみましょう。
土の処分方法でより詳しい内容を知りたい方は、以下もご覧ください。
≫土の捨て方5選!お得な処分方法も【燃えるゴミ?ホームセンターでの廃棄・引き取りは?】
ゴミ回収・持ち込みで処分する(回収可の自治体)
自治体で土を廃棄物として回収しているなら、収集や持込で処分できます。ただし、分別ルールや土の量、出し方をきちんと守って出しましょう。
メリット | デメリット | 費用 |
---|---|---|
近くの収集場所に出しやすい | 少量しか処分できない
回収できない自治体が多い(特に都市部) |
ゴミ袋代 |
園芸店(購入店)で引き取りしてもらう
土の購入店で引き取りしてもらえる可能性もあります。利用している園芸店に、相談してみるのも良いでしょう。
メリット | デメリット | 費用 |
---|---|---|
来店時に処分できる
無料引取してくれるところもある |
対応していない園芸店もある
運搬の手間がかかる |
園芸店により費用の有無が異なる |
土専門回収業者を利用して処分する
土の専門回収業者を利用する方法もあります。土の専門回収業者なら、適切な処分が可能なので任せて安心です。とはいえ、自宅まで回収に来てもらうため費用は発生します。
メリット | デメリット | 費用 |
---|---|---|
適切なリサイクルが可能 | 出張費がかかる | 出張費(500~3,000円)と
㎏あたりの料金(40~60円程度)で算定 |
不用品回収業者に処分を依頼する
自治体で回収不可の土でも、不用品回収業者に回収を依頼できます。ガーデニングや家庭菜園に取り組む人は多いため、土を始めプランター、鉢、砂利、レンガなど関連用品を捨てるケースもよくあるでしょう。植木や植物の処分も依頼可能です。
運搬は面倒なので、簡単に処分したいと思う方や土以外の関連用品や家電、家具、粗大ゴミをまとめて処分したい方におすすめです。
メリット | デメリット | 費用 |
---|---|---|
即日回収できる
分別や運搬に必要なし 土以外の不用品も一括回収できる |
回収費用がかかる
階段がある場合、追加料金がかかる場合もある
|
基本料金(5,000円程度)と
㎏当たりの料金(50円~100円程度)で算定 |
実際、不用品回収業者に依頼する際には、土以外もまとめて回収してもらえる定額パックを選ぶのが経済的です。一定料金で利用できるトラック積み放題なら、結果的に処分費用を抑えられます。
定額パックについてもっと詳しく知りたい方は、以下も参考にしてみてください。
≫不用品回収業者でおすすめのトラック積み放題プラン【単品回収との違い】
≫不用品回収の軽トラック積み放題はお得?積める量と料金相場を紹介
土の処分を不用品回収業者に依頼するメリット
ユニディ以外の土の処分方法もご紹介しましたが、確実な捨て方を選びたいなら不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。ユニディ・自治体・土の回収業者による処分は、お住まいの地域によっては利用できない場合も。
不用品回収業者に依頼する方法なら、対応エリア内の業者をいくつか見つけやすいはずです。不用品回収業者に依頼するメリットを確認してみてください。
土に小石や肥料が混じっていても回収可能
使用済みの土には、小石や肥料、根っこ、鉢底石が混じりやすいものです。ユニディの土回収は、余分なものが入っていると回収できません。
一方、不用品回収業者なら土に混じっているものがあっても、そのまま回収可能なので手間も時間もかかりません。
大量の土や園芸用品などでも一括回収できる
捨て方が分からず置きっぱなしになっていた大量の土やプランター、鉢、盆栽土の入っていた発泡スチロールなどの園芸用品がある時でも、品物に関係なく一括で回収してもらえるのもメリットです。
など自治体で収集できないものがあっても、一緒に引き取ってもらえて非常に便利。ブロックやレンガなど重量級のものから、プランターや発泡スチロールなどかさばって置き場所を占めていたものまで、一回の依頼で回収できます。
庭の不用品だけではなく、室内の不用品もまとめて回収可能なので家中が一気に片付けられます。
自宅まで出張して回収できるので負担がない
ユニディを始めとするホームセンター、園芸店の回収は、買い物のついでとはいっても店舗まで持参しなくてはなりませんが、不用品回収業者なら自宅まで出張してくれます。
特に、一般的な培養土は10Lでも4~6㎏もあり運搬の負担も。購入時も当然重いのは同じなので、軽量の培養土も各種出回っているくらいです。
重い土を自家用車に載せ、お店の駐車場で降ろし回収ボックスまで運ぶのは結構な労力になるでしょう。さらに、いくつも袋に入れていればかなりの重量になるのは、想像しやすいですね。
その点、不用品回収業者なら、庭や倉庫に置いていた土の運び出しからスタッフが対応してくれます。
土や園芸用品などの一括回収ならおまかせ
ユニディの土の回収サービスは、利用条件を満たしている時は上手く利用すれば処分ができます。
ただし、土やプランター、植木鉢などの園芸用品など手間なく一括で処分したい時は、不用品回収業者の利用がおすすめです。品目ごとの分別も、運搬も必要もありません。
しかも、回収業者なら電話一本かけるだけで希望日時に出張が可能です。もちろん、お見積りは無料。
大型家電や家具といった廃品、粗大ゴミ、不用品回収からゴミ屋敷清掃ハウスクリーニング、片付け代行でお困りでしたらなら『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』までご相談ください。
お得なトラック積み放題プランは、土や園芸用品を始め家電や家具などまとめて依頼しても定額なので安心です。電話やフォーム、LINEでお気軽にお問合わせください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。