葛飾区の粗大ごみの出し方をご紹介します。
家電製品が壊れてしまったり、引っ越しの際に新しいものへと買い替えを検討した場合には、粗大ゴミとして処分する必要が出てきます。一般的な可燃ゴミとは違い、頻繁には出ないため、葛飾区内でどうやって粗大ゴミを処分したらいいのか迷っている方もいらっしゃることでしょう。
葛飾区ではどうやって粗大ゴミを処分すればいいのか。収集依頼や持ち込み処分の方法。民間の不用品回収業者と自治体サービスとでは、何が違っているのか。葛飾区における粗大ゴミの処分方法を紹介していきます。
葛飾区の粗大ごみの種類
処分したい品物が粗大ゴミとして葛飾区が処分をしてくれるものなのかどうかをまずは事前に確認するようにしましょう。葛飾区では高さや幅、そして奥行きのいずれかの1辺が30cmを超えてしまうサイズのものを粗大ゴミとして判断します。
電気製品やガス製品、石油器具や寝具。家具、敷物、自転車などが該当します。具体的な商品を表にしてみましたので確認をしましょう。出したい不用品がない場合には、粗大ゴミ受付センターのサイトで検索をしていましょう。
それでも不用品がヒットしない場合には、葛飾区の粗大ゴミ受付センターか葛飾区清掃事務所に直接電話をかけ、問い合わせすることをおすすめします。
受付先 | 粗大ゴミ受付センターまたは葛飾区清掃事務所 |
粗大ゴミとして扱われるもの | 1辺が30cmを超える電気・ガス機器、石油器具、寝具、家具など |
品名 | 電子レンジ、ビデオデッキ、自電車、ベッド、布団、ゴルフ用品、石油ストーブ、食器乾燥機、扇風機、たんす・カラーボックス・本棚・仏壇などの箱物家具 |
URL | http://sodai.tokyokankyo.or.jp/Sodai/V2Main/13122/0 |
粗大ごみの出し方|持ち込み方法(葛飾区役所)
葛飾区で自治体サービスを利用しての粗大ゴミ処分をするには、以下のような流れで行っていきましょう。
粗大ゴミ受付センターへの申し込み
葛飾区で粗大ゴミの処分を担当しているのは、粗大ゴミ受付センターになります。戸別収集を依頼する方法と、葛飾西粗大ごみ持込ステーションか葛飾東粗大ごみ持込ステーションに直接持ち込んで処分してもらうという2つの方法があります。
いずれの場合も、電話かインターネットから事前に申し込みを行います。電話で申し込む場合には、休日明けの午前中などは大変混み合い、なかなかつながらないことも珍しくありませんから、比較的につながりやすくなっている午後や他の日にすることをおすすめします。
戸別収集を依頼する場合
戸別収集とは、各家庭の玄関先や集合住宅の入り口などまで清掃職員が粗大ゴミを回収しに来てくれるサービスです。
収集を依頼する場合には、事前に粗大ゴミ受付センターに電話、インターネットから申し込みを行います。ただし注意が必要で、1m80cmを超えてしまう粗大ごみは収集してもらえません。切断を行うなど、サイズが1m80cmを超えないようにしましょう。
戸別収集を依頼すれば、収集日と手数料、受付番号が提示されます。申し込み時に提示された手数料分のごみ処理券を購入し、不用品に貼り付けます。ごみ処理券には氏名と集合住宅の場合には部屋番号を記載するか、受付番号を記入しておく必要があります。
処理券を貼付しなければ、不用品の回収はされませんから忘れずに貼り付けて下さい。依頼した当日の朝8時までに玄関先や敷地の入り口など分かりやすい場所に粗大ゴミを出しておけば持っていってくれます。
集合住宅の場合には、ちょっと注意が必要で可燃ごみの集積場には出さないようにして下さい。1階ホールの入り口や敷地入り口など目立つ場所に出しましょう。
また石油ストーブや家電製品を回収してもらいたいのであれば、中の灯油を空っぽにしたり、乾電池などを抜いておくようにします。面倒かもしれませんが、これらは粗大ゴミにはなりませんから、ご自身で処分するようにして下さい。
戸別収集はご自身で運び出すことができない方は利用できないようになっています。葛飾区では高齢者の独居も多いですから、もしも粗大ゴミをご自身で出すことができない場合で、自治体サービスをどうしても利用したいのであれば清掃事務所に問い合わせをしてみましょう。
持ち込みで処分する場合
ご自身で持ち込む場合の処分方法はどうすればいいのでしょうか。粗大ゴミを持ち込んで処分してもらう場合は、葛飾区では下記の2つのいずれかに粗大ゴミを持っていき、処分してもらいます。
名称 | 葛飾東粗大ごみ持ち込みステーション | 葛飾西粗大ごみ持ち込みステーション |
住所 | 葛飾区東水元4-5-6 | 葛飾区奥戸3-23-28 |
電話番号 | 03-3694-9522 | 03-3694-9522 |
時間 | 月~日 午前8:00~午後16:00(12/29~1/3を除く) | 月~日 午前8:00~午後16:00(12/29~1/3を除く) |
必要なもの | 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など) | 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など) |
こちらも戸別収集と同じようにごみ処理券を取り扱っているお店で購入をして、必要事項を記入し、不用品の目立つ場所に貼り付けて持ち込むことになります。持ち込みの場合には、持っていく手間もあることから、戸別回収で依頼するよりも、処分費は半額ないし、減額されるというメリットがあります。
ただし制限があり、1世帯あたり年間30個までになっているので注意しましょう。
ごみ処理券の必要がない粗大ゴミ処分ができる?
粗大ゴミの処分を自治体サービスで依頼する場合、以下の条件を満たしていれば、無料で粗大ごみの処分が行えます。
- 生活保護受給者
- 児童扶養手当受給者
- 特別児童扶養手当受給者
- 老齢福祉年金受給者
- 中国残留邦人等支援給付受給者
該当される方は無料で粗大ごみの処分ができるわけですから、積極的に利用していきたいところですね。
葛飾区役所収集と回収業者の粗大ごみ処分比較
葛飾区のサービスと民間の不用品回収業者を使った粗大ゴミの処分方法を比較してみました。
葛飾区の自治体サービスを利用した場合 | 民間の不用品回収業者を利用した場合 | |
品目数 | 年間30個まで | 無制限 |
対応時間 | 月~日 午前8:00~午後16:00(12/29~1/3を除く) | 年中無休 |
手数料 | 1品目300円(持込で0円) | 1品目1,000円前後(買取サービスも有り) |
一見すると自治体サービスが安いと思われがちですが、インターネットなどで捨てたい品物をリサーチし、取り扱い店が少ない店舗までごみ処理券を購入しに行く必要があります。また当日の朝に目立つ場所まで自分で持っていく。何気に手間がかかるものではないでしょうか。
品目数が少ないのであれば、格安で安心できる不用品回収業者を利用した方が、手間はかからず便利ですね。買取サービスを行っている業者なら、無料もしくは逆にお金が入ることも少なくありませんよ。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。