引っ越し時に出る不用品を「買取業者・回収業者・自分でやれること」に分け、賢く処分する7つの方法をご紹介します。
引っ越しで荷造りをしていると、新居には持って行きたくなかったり、良い機会だから新しい物に替えて処分したいといった気持ちが出ることがあります。
不用品の処分には多くの場合、自治体の行政サービスの利用を検討しますが、処分できないものが多く、面倒を感じられる方もいらっしゃいます。
ここでは、引っ越しの際に出る不用品をどうやって処分するのが「お得か」について、それぞれの立場からご説明させていただきます。
買取専門店に売却
引っ越しで不用品が出た際の処分方法として、買取専門店で売却をするという方法が挙げられます。
まだまだ使える趣味系の物や、見る人が見れば価値が高そうな物が不要になった場合には、買取専門店に査定を依頼してみましょう。
現在ではインターネットで簡単に無料査定が行えますし、電話でも依頼をすることが可能です。近場の専門店なら出張買取にも対応しています。
楽に処分をしたいけれど、しっかり高額な査定をして欲しい方におすすめの方法です。
店名 | 対象品 | URL |
---|---|---|
高く売れるドットコム | 家電、楽器、カメラ、ホビー、貴金属、骨とう品、農機具など | https://www.takakuureru.com/ |
おいくら | 家電、家具、ブランド品、時計、パソコンなど | https://oikura.jp/ |
買取王子 | ブランド品、家電、カメラ、スマホ、パソコン、カー・バイク用品、お酒など | https://www.kaitoriouji.jp/ |
ただし、不用品のすべてを売却できるわけではないため、買取できない物については、下記の方法で処分をする必要があります。
引っ越し業者を利用する
引っ越しを業者に不用品の回収を依頼するのであれば、引っ越し作業の後に一括で引き取りや処分を依頼できるため、手続きの手間を減らすことができます。基本的には営業マンが事前に荷造り用の段ボール等を置きに来てくれます。
基本的に家具家電はなんでも回収してくれますが、状態などにより「買い取り・無料・有料」が異なります。
またエリアによっては引き取りができない場合もあるため、見積もりの際にきちんと確認しておきましょう。
ただし、どんな物でも査定が必要となるのでまずは見積もり依頼をしてください。
値段等は気にせず、とにかく引っ越し当日に手間や労力がなく不用品を処分したいという方におすすめの方法です。また複数の業者に依頼をするのが面倒という方にもおすすめです。
引っ越しプランに併せて、不用品の引き取りプランもいくつか用意されていることがあるため問い合わせをしてみると良いでしょう。
店名 | 取り扱い商品 | URL |
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サカイ引越センター | 生活家電、AV機器、工具、衣類、生活雑貨、お酒、ブランド品、ベビー用品など | http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/kaitori/delivery/ |
ハート引越センター | 4大家電は有料、その他無料引取 | http://test.hikkoshi8100.com/content/option/disuse.html |
アップル引越センター | 無料・有料引取、買取サービス有 | https://apple-hikkoshi.jp/m-r/ |
リサイクルショップへの持ち込み
近所のリサイクルショップに持ち込んで買取・処分をしてもらう方法です。
全国展開している大手から、地元密着の小さなところまでリサイクルショップは非常に多く存在しています。
お店によっては買取ができない品目もありますが、単品からまとめて売却まで幅広く対応しており、特にレンタルトラックなど自分で引っ越し作業を行った場合、手っ取り早く不用品を処分できる方法と言えるでしょう。
インターネットでの査定や、出張査定、実店舗での査定など、幅広い依頼方法があるのも大きな魅力です。
店名 | 対象品 | URL |
---|---|---|
HARD OFF | オーディオ、衣類、家具、おもちゃなど | https://www.hardoff.co.jp/sell/ |
トレジャーファクトリー | 家具、家電、ブランド品、アウトドア商品、洋服など | https://www.treasure-f.com/ |
2nd STREET | 家具、家電、ブランド品、キッズ衣類、楽器、スポーツ用品など | https://www.2ndstreet.jp/ |
オークション・フリマアプリを活用
ヤフオクなどのオークションサイトや、またメルカリなどのフリマアプリを活用して処分するというのも、スタンダードな引っ越し時の不用品処分の方法です。
メリットは、①自分で不用品の売却金額を設定できること、②高額で売却ができる可能性のあることです。
ただし不用品の数だけ写真撮影をしたり、商品説明を書いたり、購入希望者とのやりとりに手間が掛かります。実際に届いた商品を見て、クレームが来たりとトラブルも多いですから、慣れていないと厳しい方法かもしれません。
上手に売れなければ、心機一転した新居へと持って行くか、他の方法で処分しなければならなくなり、二度手間になる可能性もあります。
サイト名 | 対象品 | URL |
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ヤフオク | 家電、DVD、本、自動車、スポーツ用品、食品、飲料など | https://auctions.yahoo.co.jp/ |
メルカリ | 衣類、コスメ、本、インテリア、家電、チケットなど | https://www.mercari.com/jp/category/ |
ラクマ | 楽器、食品、員r表、衣類、ブランド品、家電、スマホ、スポーツ用品など | https://fril.jp/ |
自治体の行政サービスを利用
売れそうな品物がないというケースであれば、自治体が提供しているごみ処理の行政サービスを利用するのも賢い選択です。
安く処分費を押さえることがメリットですが、他方、自治体ごとにルールが異なるため、収集に関するリサーチをする必要があります。
ただし、次の3つのデメリットがあります。
- 処分物に合わせた有料粗大ゴミ処理券を購入して各不用品に貼る必要ありますが、処分できる品目が限られています。
- 回収日や回収時間が限定されていることもあるため、二度手間になることがあります。
- 分別や運び出しなど作業は基本的に自分で行う必要があります。
不用品が単品等であればおすすめですが、引っ越しの際にある程度の分量の処分をお考えであれば、相当の労力を想定する必要があります。
友人・知人に譲渡、寄付
ちょうど家具家電を欲しいという知人が居たり、インテリアに同じ価値観の持ち主などが周囲にいるなら、譲ってあげるという方法もあります。
自分にとっては不要なものでも、他人には貴重な物というケースがよくある話です。
どうしても売却をして引っ越し資金や処分費の足しにしたいという思いがなければ、無料で譲渡してしまいましょう。
また貰い手の居ない衣服などについては、途上国や紛争地帯、児童養護施設などで必要としている方々に寄付をするといった方法もあります。
あげられる知人などがいない場合や、欲しい人が周囲にいない場合には、破棄してしまうよりも必要としている人に使ってもらった方が良いのではないでしょうか。
物には魂が宿るという素敵な考え方もあります。誰かのためになる事をして心が豊かになる効果も期待できます。
サイト名 | 対象品 | URL |
---|---|---|
もったいないJAPAN | 日用品、年賀状、食料品など | http://mottainai-japan.com/ |
不用品回収業者を利用
最後に不用品回収業者を利用する方法です。自治体の行政サービスを利用するよりも手間が掛からず、中には古物商の資格を保有しており、買取サービスを提供している業者もあります。
分別から解体、取外し作業や戸外搬出、運搬処分まで幅広いサービスが受けられるのは魅力的です。また日付や時間の指定が比較的自由に行えるのも大きなメリットです。
定額のトラック詰め放題プランなども充実しており、引っ越しの際に思い切って家財道具などを一新したいといった方には、便利なサービスとして選ばれています。
引っ越しの不用品の買取回収を一括依頼
引っ越しをする時に出た不用品を処分するなら、買取可能な不用品回収業者に相談するのも1つの方法と定着してきています。
不用品回収業者もサービスの多角展開を行い、地元のリサイクルショップと提携するなど、その利便性を高めています。
粗大ゴミ回収サービスでは、4種類のトラックを用意しており、単身の方からファミリーまで不用品の量に応じた定額パックプランは業界最安水準の料金に設定しております。
買取サービスも実施しており、売れる不用品があれば更にお安く引っ越しの不用品を処分することができるますので、処分をお考えの際はお気軽にご相談くださいませ。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。