炊飯器の捨て方5選！分別は不燃ごみ？粗大ごみ？手軽でお得な処分を

炊飯器の捨て方5選

炊飯器は、「炊飯器のボタンが反応しなくなった」「通電しない」など突然、故障が起こることもあります。いざ炊飯器を処分しようと思うと、捨て方に悩んでしまうものです。

そんな時にすぐに役立つ炊飯器の捨て方を5つご紹介します。

自治体の不燃ごみ・粗大ごみ回収に出す

一般的な捨て方は、自治体のごみ回収で出す方法です。炊飯器は、「不燃ごみ」または「粗大ごみ」で捨てられます。お住まいの自治体で、分別ルールをまず確認しましょう。

一般的には、以下のようにして分別する自治体が多いです。

• 縦・横・高さ　30㎝以下の炊飯器は不燃ごみ
• 縦・横・高さ　30㎝を超える炊飯器は粗大ごみ

捨て方1：炊飯器を不燃ごみで出す

炊飯器を不燃ごみで出すのは、比較的簡単です。

不燃ごみ収集日に、指定のごみ袋に入れてそのまま収集場所に出すだけで回収してくれます。ただし、不燃ごみの収集日は、月に1〜2回のところが多いので、忘れずに出すようにしましょう。

また、自治体ごとに他の不燃ごみとは、別の袋に入れるルールがある時はそちらに従いましょう。

捨て方2：炊飯器を粗大ごみで出す

粗大ごみ回収で炊飯器を出す手順は、以下の通りです。

1. 自治体の粗大ごみ回収の予約をする（電話・ネット）
2. 指定場所で粗大ごみ処理券を購入する
3. 粗大ごみ処理券に受付番号（または名前）を記入する
4. 炊飯器に粗大ごみ処理券を貼る
5. 予約した回収日の指定時間（朝8時までが一般的）に指定場所に出す

一方、自治体のごみ処理施設への持込ができるところもあります。施設の受付時間内に、炊飯器を持参しましょう。

• 事前申込の有無
• 本人確認書類の有無
• 手数料の支払い方法

これらを確認しておくと、スムーズに受け付けてもらえます。炊飯器は、運びやすい家電なので、他の不用品と一緒に持ち込むのもさらに効率的。

リサイクルショップやフリマアプリで売る

正常に使える炊飯器なら、みすみす捨てるのはもったいないものです。条件を満たす炊飯器なら、売却してみる方法も検討しましょう。

リサイクルショップで買取

汚れがなく、使用頻度もほとんどない状態の炊飯器なら、リサイクルショップで買取してもらえるかも。

高機能の炊飯器ほど、査定額が高くなります。年々、高機能の炊飯器が発売されるので、2〜3年で買い替えを計画している方には、買取がおすすめ。

リサイクルショップへの持込は、炊飯器なら持ち運びしやすいので査定を受ける負担もほとんどないでしょう。

• 使用感がある
• 落ちない汚れが残っている

正常にご飯が炊けても、炊飯器が上記の状態だと買取はされないことが多いです。

フリマアプリで出品

フリマアプリで出品する際には、炊飯器の基本情報や機能を詳しく記載、写真を複数枚撮るなど注意を払いましょう。リサイクルショップよりも高く売れる可能性も。

ただし、送料の出品者負担、配送、梱包と手間はかかります。すぐに炊飯器を処分したい方には向いていません。

小型家電リサイクル法に基づいた回収をしてもらう

小型家電リサイクル法は、家電の有用な資源をリサイクルするための法律です。

自治体での捨て方

自治体のホームページで、炊飯器を小型家電リサイクル法対象としている場合には、決められた処分をしましょう。

• 公共施設に回収ボックスが設置されている
• 回収ステーションを利用する

家電量販店での捨て方

炊飯器を小型家電リサイクル法に基づいて、家電量販店で引き取ってもらう方法もあります。

家電量販店	費用
ケーズデンキ	1,100円（税込）
エディオン	550円（税込）
ヤマダデンキ	550円（税込）

粗大ごみ回収日を待たずに、最寄りの家電量販店へ持ち込んで処分できるので早く処分をしたい時に便利です。

炊飯器の買い替え時に下取りしてもらう

炊飯器を買い替えする際に、下取りをしてもらう方法も活用しましょう。

買い替え先	下取り条件
ヤマダデンキ	使用できるもので買取対象メーカーのもの 色褪せ・破損・錆のないもの 最大2,000円
テレビショッピング	壊れたもの 付属品がないもの

お得に買い替えするには、下取りサービスも活用してみましょう。

不用品回収業者に依頼をする

炊飯器の捨て方には、不用品回収業者に依頼する方法もあります。他にも処分に困っている不用品がある時におすすめの方法です。たとえば、引っ越しやキッチンの模様替えなどの機会にまとめて捨てたい時に便利です。

• 捨てたいタイミングで回収してもらえる
• 分別ルールを考えなくて済む
• 炊飯器など他の不用品も一度に捨てられる
• 手間がかからない捨て方ができる
• トラック載せ放題でお得に処分できる

不用品回収業者に依頼すると上記のようにメリットがあります。ただし、業者に依頼する際には、以下の注意点も把握しておくことも大事です。

• 料金設定が相場内か？
• 見積もり後に追加費用が発生しないか？
• 口コミや評価が高く信頼がある不用品回収業者か？

中には、悪徳業者も存在しているため、依頼の前には業者の見極めをきっちりと行いましょう。

炊飯器の処分費用相場

炊飯器の処分にかかる費用相場をご紹介します。

捨て方の方法	処分費用相場
自治体の不燃ごみ	0円（ゴミ袋代のみ）
自治体の粗大ごみ	200～500円
家電量販店での回収	550～1,100円
不用品回収業者に依頼	・炊飯器単品回収　500円 ・ただし、出張費用や基本料金がかかる ・合計金額　8,000円程度から依頼可能など条件あり ・軽トラック載せ放題なら15,000～20,000円

安さ重視なら自治体の回収、回収日を待たずに回収してもらうなら家電量販店、他の不用品もある時には不用品回収業者を選ぶのが向いています。

炊飯器一つだけ捨てるなら、自治体の回収時まで置いていてもそれほど問題ないでしょう。しかし、炊飯器や洗濯機、テレビ、ソファなど引っ越しや大掃除などの機会となると、時間も限られているため不用品回収業者の依頼が便利です。

• 軽トラック載せ放題なら、家電や家具などまとめて廃棄したい時に、格安で処分が可能
• 業者が移動・搬出・積み込み・分別を行うので手間いらず
• 処分期限までに間に合わせてくれる

炊飯器の捨て時！タイミングは4つ

炊飯器が故障していれば、買い換えにそれほど戸惑うことはまずないでしょう。なくては困る調理家電だけに、早めの買い替えが一般的に考えられます。

ただし、炊飯器を処分する前には、保証期間や購入からの年数などを考えてみましょう。もしかすると、簡単な修理で使えることもあるかもしれません。

炊飯器の捨て時のタイミングは、以下の4つです。

保証期間が終わっている時

まず、炊飯器の保証書を確認してみましょう。メーカー保証は1年ですが、独自に3～5年の保証に加入しているかもしれません。

炊飯器の価格は、1～10万円と幅があります。安価なものほど、メーカー保証に有料延長保証を付けていない方も多いでしょう。

もし、保証期間であれば条件を満たせば修理や交換も可能です。ただし、無料修理規定対象外の場合は有料になることもあるので、確認をしておいてください。

購入から6年以上経過している時

炊飯器を購入してすでに6年以上経過していれば、耐用年数が来ていると考えられます。4～5年前に購入したと思っても、意外と6年以上経過していることはよくあるものです。

• 他の大型家電も耐用年数は、概ね6～10年

最新機種は、高度な機能が備わっているだけではなく、電気料を大幅に削減できるのも年々登場しています。長い目で見て、結果的に買い替えをする方がエコだと言えるでしょう。

家電	耐用年数
炊飯器	6年
テレビ	8年
冷蔵庫	9年
エアコン	10年
洗濯機	6~7年
電子レンジ	8年
掃除機	7～8年
扇風機	8年

特に、家電リサイクル法対象の冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機の捨て方は、法律に沿った捨て方をしなくてはなりません。炊飯器の他にも、耐用年数が過ぎていたり不具合があったりする家電は、それぞれに処分費用がかかります。

処分費用を抑えるためには、不用品回収業者のトラック載せ放題がおすすめです。以下、トラック積み放題プランについて詳しい記事もご覧ください。

≫不用品回収の軽トラック積み放題はお得？積める量と料金相場を紹介

≫不用品回収業者でおすすめのトラック積み放題プラン【単品回収との違い】

ご飯が美味しく炊けなくなった時

ご飯はきちんと炊けていても、風味や水加減など以前よりも美味しくない時は、そろそろ買い替えのタイミングです。

炊飯器の温度を管理するのが、温度センサー。温度センサーの不具合が起こると、美味しい炊き上がりになりません。

お米も水の量も同じなのに、美味しくない時には炊飯器の寿命と考えてみましょう。

同じく、ご飯の異臭がする時も同様です。

別売りの内釜が見つからない時

炊飯器の内釜は、使うに連れてだんだんと剥がれてしまいます。炊飯器メーカーでは、性能や衛生面の問題もなく使用できるとの見解です。

しかし、あまりに内釜が剥がれると、新しいものに交換したいと思う方も。

そんな時は、内釜だけの購入も可能です。ただし、全機種対応ではありません。内釜が見つからない時には、買い換えを検討しましょう。

• 内釜の価格　10,000円前後

内釜だけの価格から考えても、少し上乗せするだけで炊飯器を新調することもできる場合もあるでしょう。

炊飯器の捨て方で知っておきたい注意点3つ

炊飯器の捨て方において、注意点が3つあります。リサイクルの観点からも、正しい捨て方を守るようにしましょう。

炊飯器の分別ルールを把握しておく

自治体によって炊飯器の分別が異なります。

炊飯器のサイズによる分別、内釜と内蓋の分別などに注意して出しましょう。

自治体	分別
横浜市	炊飯器の内釜と内蓋は取り外す 一番長い辺が30cm未満の場合は「小さな金属類」 30cm以上の場合は「粗大ごみ」
大阪市	粗大ごみ
大田区	一辺の長さがおおむね30cm以下のものは「不燃ごみ」 30cmを超えるものは「粗大ごみ」
さいたま市	「もえないごみ」
福岡市	「もえないごみ」 指定袋に入らないものは「粗大ごみ」

リチウム電池内蔵炊飯器は自治体の指示に従う

自治体の分別ルールによっては、リチウム電池内蔵炊飯器は、不燃ごみで捨てられない場合もあります。

リチウム電池は、炊飯器のコンセントを抜いている時にも時計表示をするためにものです。普段からコンセントを抜いている場合だと、リチウム電池は約4～5年使えます。コンセントをいつも入れている場合には、さらに長く使えるはず。

リチウム電池の作動で、予約炊飯ができるわけです。

ほとんどの炊飯器はリチウム電池が使われているため、自治体の分別ルールに基づいた捨て方をしましょう。

無料回収の不用品回収業者に依頼しない

無料回収の言葉につられ、不用品回収業者に依頼したくなる方もいるかもしれません。炊飯器は、手軽に持てる大きさとサイズなので家から持ち出しやすく、なおさら無料回収の誘われやすいでしょう。

無料回収と謳っている不用品回収業者は、後から追加請求をされたり不法投棄されたりする可能性が高いです。

被害に遭わないためにも、無料回収の業者に依頼をしないのが鉄則です。

炊飯器と他の不用品も処分したい時は不用品回収業者へ

今回は、炊飯器の捨て方をお伝えしました。

安さ重視なら自治体のゴミ回収、状態が良いならお得な売却も。

しかし、引っ越しや大掃除などで炊飯器以外にも不用品が複数ある時には、『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア！粗大ゴミ回収サービス』なら早く手軽な捨て方ができます。

不用品の処分に悩んだら、お気軽にお電話やLINEでお問い合わせください。お得なプランを無料見積もりでご提案いたします。