この記事では、網戸の処分方法について詳しく解説していきます。
網戸が劣化していると換気にも支障が出ます。換気の重要性が注目されている昨今、古い網戸の処分を検討している方も少なくないでしょう。
- 網戸は自治体のゴミに出せる?
- アルミサッシの解体・分別は必要?
- 交換したたくさんの網戸を一度に捨てられる?
上記のような疑問にお答えして、それぞれの処分方法の特徴・注意点などを紹介していきます。コストパフォーマンスの良い処分方法や費用相場もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
網戸処分のタイミング【捨てどきはいつ?】
まず、網戸を処分するタイミングをチェックしていきましょう。
- 網戸の寿命は5年~10年
- 網の破れやほつれがある
- 網と枠との間に隙間ができている
- 戸車(とぐるま)の劣化や枠の歪み
上記4つの捨て時ポイントを、順に解説していきます。
網戸の寿命は5年~10年
網戸の寿命は一般的に5~10年と言われていますが、日当たりの良い場所は劣化が早く、2~3年で交換が必要になるケースもあります。
見た目に異常がなくても、10年以上経過した網戸は素材自体が傷んでいる可能性が高いため、張り替えや交換を検討しましょう。
寿命以外の捨て時は?
寿命の年月が来ていない場合でも、以下のようなケースは網戸の処分時期と言えます。
- 網の破れやほつれがある
- 網と枠との間に隙間ができている
- 戸車の劣化や枠の歪み
網戸の網に破れやほつれが見られる場合や、網戸がたるんで枠との間にすき間ができている場合は、寿命とは関係なく処分を検討しましょう。虫の侵入を防ぐ網戸本来の機能が無駄になるだけでなく、外部からのほこりや汚れも室内に侵入し、室内環境に悪影響を及ぼすことも。
最近妙にほこりっぽい、虫が多くなった、と思ったら網戸の枠付近をチェックしてください。
また、網戸の下部には、「戸車」と呼ばれる網戸の開閉をスムーズにするための小さな部品が取り付けられています。その戸車が劣化したり、枠が歪んでいたりし始めたら、開閉がガタガタして滑りが悪くなります。枠にうまくはまらずすき間もできるので、早めに処分を検討しましょう。
網戸の捨て方5選【ベストな処分方法は?】
早速、網戸の捨て方を5つ、ご紹介していきます。
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体の一般ゴミとして処分
- 自治体の粗大ゴミとして処分
- リフォーム時は業者に引取を依頼する
- 窓枠のみスクラップ場へ持ち込む
状況に応じたベストな処分方法を探してみてください。
不用品回収業者に依頼する
一番手間のかからない方法は、不用品回収業者へ依頼する方法です。電話やネットで申し込むだけで、好きなタイミングで引き取りに来てくれるため、不要な網戸をそのまま置いておく必要がありません。
枠や網を分別しなくてもそのまま回収してくれるので、分解が面倒な方でも安心。
家全体の網戸をまとめて処分したい時も、問題なく回収してもらえるだけでなく、その他の不用品もあわせて回収可能です。網戸処分のタイミングで、庭やベランダの不用品も断捨離すれば、コストパフォーマンスもUPしますよ。
自治体の一般ゴミとして処分
網戸を解体して小さくすれば、一般ゴミとして出せる自治体もあります。
網戸は、以下の3パーツに分解できます。
分解できるパーツ | 自治体に多い分別方法(各自治体によって異なる) |
---|---|
網戸枠 | アルミ製なら資源ゴミ、スチール製なら不燃ゴミ |
網 | 網の素材がポリプロピレンなら可燃ゴミ、グラスファイバーなら不燃ゴミ |
網押さえゴム | 可燃ゴミ |
上記のように分別・解体すれば、一般ゴミとして費用をなるべくかけず処分できますが、作業の手間を考えると、そのまま粗大ゴミに出した方が楽な場合も多くあるでしょう。
また、一生懸命解体しても、結局元のサイズを基準とするルールの自治体もあります。処分する際は、事前にしっかり自治体の分別ルールを確認してください。
自治体の粗大ゴミとして処分
自治体で、網戸を粗大ゴミに設定している場合は、「粗大ゴミ」としてルール通り処分できます。網戸を粗大ゴミとして処分するなら分別は不要。窓枠から取り外した状態のまま、指定場所へ運搬してください。
ただし、粗大ゴミ回収は予約が必要な自治体がほとんど。申し込みから収集日まで、1~2週間ほど、引越しシーズンなどの繁忙期は予約が取れるのに1~2か月ほどかかるケースもあるので、即処分は期待できません。
リフォーム時は業者に引取を依頼する
網戸の全面交換やリフォームなどを業者に依頼した場合は、古い網戸もそのまま引き取ってもらえます。リフォームや交換費用の見積もりに、廃材処分費用があらかじめ含まれているため、別途費用はかからないはず。
ただし、回収処分してもらえるのは、あくまでもリフォームなどを依頼した場合のみで、網戸の回収のみの依頼はできません。
窓枠のみスクラップ場へ持ち込む
複数枚の網戸から、アルミ製やスチール製の枠やフレームがたくさん出た場合は、金物を買い取るスクラップ場などへ買取依頼する方法もあります。
例えばアルミサッシなら、1kgあたり250円~350円ほどで買い取ってもらえますが、かなりの重量をまとめて出さないと受け付けてもらえません。持ち込む前に、事前確認を取った方が得策です。
また、サッシを買い取ってもらったとしても、網や抑えゴムなどは、別途分別して処分する必要があります。
関連記事:鉄くず・金属の処分方法5選!【家庭ゴミから事業系ゴミまで】
網戸処分時の注意点【捨て方のポイント3つ】
では、網戸処分時に注意すべき点も解説していきます。
- 「外れ止め」をチェック
- 一度に大量の網戸処分は難しい自治体も
- 業者が取り外した網戸は自治体で処分できない
それぞれ、順に見ていきましょう。
「外れ止め」をチェック
多くの網戸には、網戸が外れないために固定する「外れ止め」と呼ばれるパーツが取り付けられています。網戸を取り外す時は、外れ止めのロックを解除するわけです。
外れ止めの場所は、多くの場合網戸の上下でロックされているケースが多く見られます。
メーカーによって外れ止めの形状や設置場所が異なったり、古い住居では外れ止めがなかったりしますが、外す時は念頭に置きましょう。
一度に大量の網戸処分は難しい自治体も
自力ですべての網戸を交換した場合など、一度にたくさんの網戸を処分したいというケースもあるでしょう。
一回の処分量が多くなる場合は、自治体回収では注意が必要。1度に収集できる粗大ゴミの点数に上限が設けられていたり、一般ゴミの容量が決められていたりするためです。
何日かに分けて処分する時間がない場合には、不用品回収でまとめて引き取ってもらうのをおすすめします。
業者が取り外した網戸は自治体で処分できない
業者に依頼して網戸を交換してもらう場合は、必ずそのまま業者に引取ってもらいましょう。
業者によって取り外された網戸は、産業廃棄物扱いとなり、自治体の粗大ゴミや一般ゴミなどには出せません。リフォーム時や交換時には、古い網戸を引き取ってくれる業者がほとんどですが、回収忘れに注意してください。
網戸処分は不用品回収が便利!【メリット3選】
複数枚の網戸を同時に捨てたい場合、分解などの手間はかけたくない場合は、不用品回収を活用するのがおすすめです。そのメリットを詳しく見ていきましょう。
- 網をまとめたり分別したりする手間がない
- 好きなタイミングで撤去できる
- その他の不用品もまとめて処分できる
順番に解説していきます。
網をまとめたり分別したりする手間がない
網戸を粗大ゴミに出す場合は、指定場所まで運搬する必要があります。一般ゴミとして処分する場合は、枠や網を分解して分別する作業が必須。双方とも手間や時間がかかります。
一方、不用品回収業者に依頼すれば、自宅から網戸を搬出する必要がないばかりか、分別も分解も不要。
一人で大量の網戸を処分したい場合や指定時間にあわせて運ぶ時間のない方にとって、一番スムーズな方法と言えるでしょう。
好きなタイミングで撤去できる
不用品回収業者は、自分の好きなタイミングで撤去してもらえる点も大きなメリット。
自治体の粗大ゴミ回収は、回収日時が限定されているうえ、繁忙期には予約が取れにくい難点があります。新しい網戸に交換したものの、古い網戸の置き場所に困る時など、柔軟に回収してくれるのはとても助かりますね。
24時間365日受付体制を整えている業者が多いので、仕事の合間の深夜・早朝の回収や即日対応も可能。回収までの待ち時間にストレスを感じることもないでしょう。
その他の不用品もまとめて処分できる
不用品回収の一番のメリットは、網戸以外のその他の不用品もまとめて処分できる点。
例えば、ベランダや庭に放置したままのプランターや鉢、使わないガーデニンググッズ、アウトドア用品など、たまっている不用品を一緒に回収してもらえます。
土やレンガなどの自治体では処理が難しいアイテムも、悩まずに定額プランのトラックに載せるだけ。断捨離すればするほどお得な定額プランは、次の項で詳しく解説していきます。
関連記事:ゴミ屋敷化した実家片付け完全ガイド【確実な手順や親の説得方法まで徹底解説】
網戸処分を回収依頼する際の費用相場
不用品回収業者に回収を依頼した時の費用相場をお伝えします。
網戸単体でも回収は可能ですが、せっかく不用品回収を依頼するのなら、「定額載せ放題プラン」が断然お得。載せるだけ載せて定額のため、不用品の量が多ければ多いほどコストパフォーマンスが高くなります。
載せ放題プランはトラックの大きさで費用が異なるので、以下の表を参考にしてください。
トラックの種類 | 料金相場 |
---|---|
軽トラック積み放題(作業員1人) | 10,000円~25,000円 |
2tトラック積み放題(作業員2人) | 50,000円前後 |
4tトラック積み放題(作業員2人以上) | 80,000円前後 |
網戸処分のタイミングで、ベランダや庭の不用品を断捨離したり、新しいカーテンに交換して古いカーテンを処分したり、などの断捨離に活用してはいかがでしょうか。
>> トラック載せ放題プランのお見積もりはこちら
網戸の捨て方にお困りなら粗大ゴミ回収サービスへ
網戸の捨て方や注意点などを解説しました。
網戸のサッシと網は分別が必要、自分で交換した網戸は一度にまとめて捨てられない、など、網戸の処分には注意点も目白押し。分別だけでなく、運搬や移動も丸投げできる不用品回収を利用しましょう。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。