引っ越し時に家電を処分する方法10選【不用品の捨て方から費用まで解説】

引っ越し時に家電を処分する方法10選【不用品の捨て方から費用まで解説】

 

この記事では、引っ越し時に家電を処分する方法を解説します。記事を読めば、あなたに適した方法で家電を処分できます。

引っ越しで出る不要な家電の処分に困る人は多いです。家電といってもさまざまな種類があり、品目に合わせて処分方法を変えなければいけません

記事内では、複数の家電を一度に処分できる簡単な方法も紹介しています。家電の処分にお困りの方は、ぜひ読んでみてください。

家電以外の引っ越しゴミ全般の処分法が知りたい人には、別記事「引っ越しゴミの正しい捨て方を3通り解説|専門業者を利用するべきケースは?」が参考になります。ぜひ、こちらも読んでみてください。

引っ越し時の不用品処分は家電リサイクル法に注意

引っ越し時の不用品処分は家電リサイクル法に注意

引っ越しで出る家電製品を処分する際は「家電リサイクル法」に注意してください。「家電リサイクル法」では家電製品を処分する場合、指定リサイクル業者に引き渡すことを義務づけています

「家電リサイクル法」に指定されている家電は以下の4品です。・

指定リサイクル業者は、家電製品を解体して再利用します。「家電リサイクル法」は、日本が「リデュース・リユース・リサイクル」を推進するため、家電製品の廃棄量を減らすために制定されました。

家電リサイクル法の遵守は、日本のリデュース・リユース・リサイクルだけでなく、日本の環境保護にもつながります。家電リサイクル法を守らなかった場合、罰金が科せられることもあります

引っ越し時に家電を処分する方法10選

引っ越し時に家電を処分する方法10選

引っ越し時に家電を処分する方法は以下の10個です。それぞれのメリット・デメリットを理解して、適切な方法で家電を処分しましょう。

  • 知人・親族に譲る
  • 粗大ゴミで家電を処分
  • 回収ボックスで小型家電を無料処分
  • 家電量販店で処分
  • 自治体の委託業者で家電を処分
  • 指定集積所に搬入して家電を処分
  • リサイクルショップで家電を処分
  • フリマ・オークションサイトで家電を処分
  • 引っ越し業者で家電を処分
  • 不用品回収業者で家電を処分

知人・親族に譲る

引っ越し時に不要な家電があるなら、知人や親族に譲ることも検討しましょう。あなたにとっては不要でも、知人や親族が必要としている場合があります

引っ越し時に出る不要な家電を、知人や親族に譲るメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・無料で処分できる ・受け渡しの手間がある
・譲る人を探す必要がある

知人や親族に家電を譲るする場合、正しく機能していることが必要です。壊れた家電を欲しがる人はいません。家電を運搬し、誰かに譲渡することは面倒な作業でもあります。

粗大ゴミで家電を処分

引っ越し時に出る不要な家電は、粗大ゴミでも処分できます。家電リサイクル法に指定されていな家電であれば、自治体が回収してくれるからです。

引っ越し時に出る不要な家電を、粗大ゴミで処分するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・自宅まで回収に来てくれる ・費用がかかる
・自宅前まで運ぶ必要がある
・家電リサイクル法指定の家電は処分できない

粗大ゴミで家電を処分する流れは以下のとおりです。

  1. 自治体に問い合わせる
  2. 有料粗大ゴミ処理券を購入
  3. 回収日に自宅前に家電を出す

回収日や費用は自治体によって変わります。詳細は各自治体に問い合わせてみてください。

回収ボックスで小型家電を無料処分

引っ越し時に出る不要な小型家電は、回収ボックスに入れることで処分可能です。スーパーや役所には、小型家電を処分できるように回収ボックスが設置されています。

回収ボックスで小型家電を処分するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・無料で処分できる ・持ち運びの手間がある
・処分できるのは小型家電のみ
・回収ボックスを探す必要がある

処分できるのは携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電のみ。中型〜大型の家電は処分できません。回収ボックスが設置されている施設を探したり、持ち込んだりといった手間もあります。

家電量販店で処分

引っ越し時に家電を処分したいなら、家電量販店に依頼するのも一つの方法です。家電量販店では、不要な家電の引き取りを実施しています。

引っ越し時に出る不要な家電を、家電量販店で処分するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・自宅まで回収に来てくれる(買い替え時) ・費用がかかる

家電量販店で処分する方法には、以下の2つがあります。

  • 購入店で処分
  • 買い替えの店舗で下取り

購入店で処分

引っ越しで出た不要な家電は、購入したお店で引き取ってもらえます。引き取りには費用が必要です。無料では引き取ってくれません。店員に声をかければ、引き取りのときに持ち運ぶ手助けをしてもらえます。

買い替えの店舗で下取り

引っ越しで出た不要な家電は、新しい家電を購入するときにお店で下取りしてもえます。引っ越しで出る不用品処分の手間を減らせる方法です。詳細は新しい家電を購入する店舗に確認してください。

自治体の委託業者で家電を処分

引っ越しで出た不要な家電を処分したいなら、自治体の委託業者に依頼する方法も検討しましょう。各自治体には指定の委託業者が用意されています。

自治体指定の委託業者に家電の処分を依頼するときのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・自宅まで回収に来てくれる ・費用がかかる
・自宅前まで運ぶ必要がある

自治体指定の委託業者で家電を処分する手順は以下のとおりです。

  1. 自治体に問い合わせる
  2. 郵便局で家電リサイクル券を購入
  3. 回収日に自宅前に家電を出す

回収方法や費用は自治体によって変わります。詳細は各自治体に問い合わせてみましょう。

指定集積所に搬入して家電を処分

家電をすぐに処分したい場合は、指定集積所へ持ち込む方法があります。指定集積所へ持ち込めば、家電をその場で引き取ってくれるからです。

指定集積所に家電を持ち込むときのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・すぐに処分できる
・収集運搬料金を節約できる
・費用がかかる
・持ち込みの手間がある

大型の家電を指定集積所に運ぶのは大変なことです。怪我をしたり壁やものを傷つけたりしないように気をつけてください。持ち運ぶ自信のない人は、避けたほうがいい処分方法です。

リサイクルショップで家電を処分

引っ越しで出る不要な家電を処分したいなら、リサイクルショップで売却するのも検討しましょう。中古の家電を探す人はたくさんいるからです。

引っ越しで出る不要な家電をリサイクルショップに売却するときのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・お金を得られる ・持ち込みの手間がある
・古い家電は売却できない

リサイクルショップで売却する場合、利用できる状態でなければいけません。使える状態でも、古すぎる家電だと買取してくれないことも。リサイクルショップに家電を持ち込むのも、かなりの手間です。

フリマ・オークションサイトで家電を処分

引っ越しで出る不要な家電の処分を検討しているなら、フリマ・オークションサイトで売却するのも一つの方法です。中古の家電を探している人は、インターネット上にもたくさんいます

引っ越しで出る不要な家電をフリマ・オークションサイトで売却するときのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・お金を得られる ・古い家電は売却できない
・出品・梱包の手間がある
・個人間トラブルの可能性がある

フリマ・オークションサイトは個人間での手続きが必要のため、トラブルが発生した場合に面倒です。大型家電の送料はかなり高額になりがち。処分できたとしても利益が出ない可能性もあります。

引っ越し業者で家電を処分

引っ越しで出る不要な家電は、引っ越し業者が処分してくれる場合もあります。不用品の処分に対応している引っ越し業者もあるからです。

引っ越し業者に家電の処分を依頼するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・引っ越しのついでに処分できる ・費用がかかる
・対応していない業者もある
・オプションが分かりづらい
・思うように選別ができないことがある

引っ越しついでに処分できるのは大きなメリットです。しかし、引っ越し業者では引っ越し当日でないと処分してくれません。引っ越しの当日は慌ただしく、思うように不要な家電の選別ができないこともあります。

引っ越し業者はオプションが多く、分かりづらい点もデメリットです。そもそも不用品の処分に対応していない引っ越し業者もあるので注意しましょう。

各引っ越し業者のサービスが知りたい人は「不用品回収に対応している引っ越し業者7選【おすすめの処分方法を紹介】」を参考にしてください。

不用品回収業者で家電を処分

引っ越しで出る不要な家電をとにかく簡単に処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者は最短即日、いらない家電を自宅まで回収に来てくれます

引っ越しで出る不要な家電の処分を、不用品回収業者に依頼するときのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・最短即日処分できる
・自宅まで回収に来てくれる
・他の不用品も一緒に処分できる
・費用がかかる

家電以外にもいらないものがある場合、不用品回収業者なら一緒に処分できます。不用品回収業者のトラック積み放題プランを利用すれば、1つあたりの料金を安く済ませることも可能です。引っ越しで出る家電などの不用品を簡単に処分したい人は、不用品回収業者の利用をおすすめします。

不用品回収業者がどこまで処分してくれるのか気になる人は「なんでも回収業者はこちら!分別不要で生活ゴミ・腐敗物・汚物・事業ごみを格安処分」を参考にしてください。

引っ越しで家電を処分するとき費用

引っ越しで家電を処分するとき費用

引っ越しで家電を処分するとき費用は以下のとおりです。予算にあわせた処分方法を検討してみてください。

  • 家電リサイクル法の対象家電:リサイクル料金+収集運搬代金
  • 家電リサイクル法の対象家電以外:品目により異なる
  • 不用品回収業者のトラック載せ放題プランなら一定料金

家電リサイクル法の対象家電:リサイクル料金+収集運搬代金

家電リサイクル法の対象家電であれば、処分費用は「リサイクル料金+収集運搬代金」です。収集運搬代金は各小売業者が個別で設定しています。

家電リサイクル法の対象家電のリサイクル料金は以下のとおりです。

種類 リサイクル料金
エアコン 972円〜
テレビ ブラウン管(15型以下) 1,296円〜
ブラウン管(16型以上) 2,376円〜
液晶・プラズマ(15型以下) 1,836円〜
液晶・プラズマ(16型以上) 2,916円〜
冷蔵庫・冷凍庫 170L以下 3,672円〜
171L以上 4,644円〜
洗濯機・衣類乾燥機 2,484円〜

一例として、各家電量販店における洗濯機の処分費用を紹介します。

店舗 リサイクル料金(税込) 収集運搬料金(税込)
ヨドバシカメラ 2,530円 550円
ビックカメラ 4,180円〜 1,650円
ケーズデンキ 2,530円 1,430円
ヤマダ電機 2,530円〜 1,650円

家電リサイクル法の対象家電以外:品目により異なる

家電リサイクル法の対象家電以外の場合、処分費用は品目によって異なります。同じ品目でも、自治体や回収する店舗によって違うので注意してください。

不用品回収業者のトラック載せ放題プランなら一定料金

不用品回収業者のトラック載せ放題プランなら、多くの家電を一定料金で処分できます。トラック載せ放題プランは、トラックに載せられるだけの不用品を一度に処分できるお得なプランです。

家電以外にも多くの不用品がある場合は、不用品回収業者のトラック載せ放題プランを利用しましょう。不用品を分別したり、持ち運んだりする手間と時間を大幅に節約できます

不用品回収業者のトラック載せ放題プランの費用相場は、軽トラックで14,800円〜です。家電をはじめとする多くの不用品をお得に処分したい人は、不用品回収業者のトラック載せ放題プランを検討してみてください。
» 不用品回収の軽トラック積み放題はお得?積める量と料金相場を紹介

引っ越しで家電を処分するときの注意点

引っ越しで家電を処分するときの注意点

引っ越しで家電を処分するときの注意点は以下の3つです。スムーズに家電を処分するためにも、必ず押さえましょう。

  • 洗濯機は水抜きを行う
  • 冷蔵庫は水抜きと霜取りを行う
  • 売却するときは製造年式を確認する

洗濯機は水抜きを行う

引っ越しで洗濯機を処分するときは、水抜きを行ってください。水抜きをしないと、洗濯機を運ぶときに水が漏れてしまい、水浸しになってしまいます

洗濯機を水抜きする手順は以下のとおりです。

  1. 水栓を閉める
  2. ふたを閉めてスタートボタンを押す
  3. 少し時間が経ったら電源を切って給水ホースを外す
  4. 電源を入れて脱水ボタンを押す
  5. 洗濯層の水分を拭き取る
  6. 排水ホースを抜いてホース内の水を抜く

洗濯機の水抜きには30分〜1時間程度かかります。洗濯機を処分する前日に忘れないようにしましょう。

洗濯機を適切に廃棄するために必要な手順は、取扱説明書を参照してください。洗濯機を処分するときのトラブルを回避できます。

冷蔵庫は水抜きと霜取りを行う

引っ越しで冷蔵庫を処分するときは、水抜きと霜取りをしてください。コンセントを抜き、完全に霜が取れてから、掃除や準備をしましょう

次に、背面のコンプレッサーの近くにあるドレンパンに残っている水をすべて出します。冷蔵庫の棚や引き出しを拭き、庫内に残っている食べかすを捨てるなど、完全に掃除することが大切です。

庫内に残った水分を乾燥させるために、ドアを少し開けておきましょう。最後に、冷蔵庫が安全かつ適切に処理されるような方法で処分してください。

売却するときは製造年式を確認する

引っ越し時に不要な家電を売るときは、製造年式を確認しましょう。多くの場合、売却できるのは製造から5年までの家電です。

古い家電にリサイクルや廃棄の価値はほとんどありません。状態の良い新型の家電であれば、業者は買い取る価値を感じてくれます。家電製品がいつ製造されたかを確認してください。

長く使用されているほど、定期的な修理や早期の交換が必要になる可能性が高くなります。不要になった家電を売却するとき、購入希望者に製造年月日を提供できれば、良い価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。

必要な付属品や電源コードなども準備しておくと、購入希望者はより魅力を感じます。家電をより高く買い取ってもらうことが可能です。

引っ越し時に家電を処分するタイミング

引っ越し時に家電を処分するタイミング

引っ越しする前に家電を処分するのが最適なタイミングです。引っ越しの準備をするときに不要な家電を整理して正しい方法で処分することで、引っ越し作業がスムーズに進められます。

引っ越し先に持っていく家電も事前にチェックしましょう。動作確認を行うことで、引っ越し後のトラブルを防げます。

家電がまだ使える状態でも、使う予定がない場合は処分するのがおすすめです。まだ使えるうちに売却すれば、良い価格で買い取ってもらえる可能性があります。

引っ越しで家電を処分を検討しているなら

引っ越しで家電を処分を検討しているなら

引っ越し時に家電を処分する方法は以下の10個です。それぞれの特徴を理解して、適切な処分方法を選択してください。

  • 知人・親族に譲る
  • 粗大ゴミで家電を処分
  • 回収ボックスで小型家電を無料処分
  • 家電量販店で処分
  • 自治体の委託業者で家電を処分
  • 指定集積所に搬入して家電を処分
  • リサイクルショップで家電を処分
  • フリマ・オークションサイトで家電を処分
  • 引っ越し業者で家電を処分
  • 不用品回収業者で家電を処分

引っ越し時に出る不要な家電を手軽に処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。最短即日、自宅まで不要な家電を回収しに来てくれます。

家電をはじめとする廃品、粗大ゴミ、不用品回収、ハウスクリーニング、ゴミ屋敷清掃、片付け代行などにお困りなら粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービスへご相談ください。

お見積もりは無料です。電話の他、メールやLINEでもお気軽にご相談ください。

私達が選ばれる8つの理由!

  • 1

    即日対応 可能!

  • 2

    最短25分で スグに到着

  • 3

    早朝・深夜でも 対応可能

  • 4

    クレジットカード 利用可能

  • 5

    家電 高額買取

  • 6

    簡単! 無料見積もり

  • 7

    追加料金 なし

  • 8

    クレジットカード 利用可能

  • 5

    家電 高額買取

  • 6

    簡単! 無料見積もり

  • 7

    追加料金 なし

  • 8

    リピーター 利用可能

スタッフ待機中|その場でお見積もり
・即回収!「地域と回収量をお伝えください」

スタッフ待機中・地域と回収量をお伝えください

粗大ゴミ回収サービス