本記事では、実家を大掃除してキレイに片付ける方法を解説します。
- 久々に帰省したら実家がゴミ屋敷になっていた
- 実家が空き家になったので、早急に片付ける必要がある
- 親がなかなかものを捨ててくれない
実家の大掃除では、上記のようなお悩みが多く見受けられます。そんな実家の掃除を手際よく進めるための手順や、先延ばしの問題点などをまとめていきます。
記事の後半では、不用品があまりに多く面倒になってしまったり、家族の関係でなかなか進まないケースの対処法にも触れています。今年こそは大掃除を、と思っていらっしゃる方も、ぜひ参考にしてみてください。
実家の大掃除で揃えたいアイテム一覧【欠かせない清掃グッズは?】
実家の大掃除を始めるには、まず清掃グッズを揃えましょう。簡単に揃えられて不可欠なグッズを、以下の表にまとめました。
掃除グッズ | 用途 | 使用時のポイント |
---|---|---|
ゴミ袋 | ゴミを分別して処分する | ゴミの種類ごとに準備する(燃えるゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミなど自治体のルールにあわせる) |
軍手 | ゴミや洗剤から手を守る | 両手でも片手でも使えるタイプがおすすめ |
洗剤 | 床や壁の汚れを落とす | 汚れの種類に対応する成分の洗剤を揃える |
ダンボール | 不用品やゴミの搬出 | 持ち手をくり抜けるタイプが便利 |
ビニール紐 | 古本や新聞をまとめ | ハサミやカッターもあわせて準備する |
雑巾 | 床や壁の水拭きや乾きをする | 捨てる予定の衣類で代用可 |
道具を揃えてから大掃除を開始すると、掃除効率が一気に上がりますよ。
実家の大掃除が効率よく進む手順【簡単5ステップ!】
掃除グッズが揃ったら、さらに効率よく進む手順も把握しておきましょう。
- 断捨離するアイテムを決める
- 大型の不用品を処分する
- 細かい日用品を断捨離する
- 断捨離で出たゴミを処分する
- 片付いた時点で掃除する
順番に沿って、解説していきます。
STEP1:断捨離するアイテムを決める
実家の大掃除の第一歩として、まず断捨離するアイテムを決めていきましょう。
この時点では、大型の家具や家電を中心に、処分するものを絞っていきます。断捨離アイテムを決める時には、必ず家族の意見も取り入れるようにしてください。特に、両親の思い出の家具などは慎重に判断しましょう。
断捨離予定でもすぐには動かせない大型家具には、付箋などを貼って区別していくとわかりやすいですよ。
STEP2:大型の不用品を処分する
実際の処分は、断捨離の中でも特にスペースを取る大型家具や家電から整理していきましょう。
使わなくなったソファ、ガラス扉のついた食器棚、壊れた大型家電などは、運搬だけでも大変な作業。自治体の粗大ゴミに出す際も、予約や運搬の難題が出てくるので、適宜不用品回収サービスを利用するのがおすすめです。
大きな不用品が片付くと一気に作業スペースが広がるので、次のステップに効率よく進められるでしょう。家族のモチベーションも上がってくるはずです。
STEP3:細かい日用品を断捨離する
大型アイテムが片付いたら、次に細かい日用品を断捨離しましょう。
部屋ごとにエリアを区切り、その中で「必要なもの」「不要なもの」「迷うもの」の3つにダンボールを用意してください。不要なものは、ダンボール内でゴミ袋に分別していくと仕分けの手間が省けます。ある期間使用していない物は処分、などの具体的なルールを設けるとスムーズです。
また、迷うものを都度迷っていると作業は進みません。テンポ良く保留できるように保留ボックスを用意するのがポイント。保留ボックスは、物が減ったあとで改めてチェックすると、本当に必要か否かの判断がつきやすくなりますよ。
実家の断捨離のコツは、以下記事で詳しく解説しています。
STEP4:断捨離で出たゴミを処分する
断捨離で出たゴミは、出せるタイミングで速やかに処分しましょう。自治体の一般ゴミとして出す場合は、事前に回収曜日やルールを確認してください。
分別が難しいものや自治体では回収できない産業廃棄物扱いのアイテムなどは、不用品回収業者に依頼すると便利です。不用品回収業者は、パックプランを設定している場合が多いため、利用する際には大型家具などの不用品とまとめて出せるとコストパフォーマンスがUPするでしょう。
仕分けたゴミを長期間放置すると、片付けたスペースが再び埋まって振り出しに戻ってしまいます。この段階で、すべてのゴミを一気に処分するのがポイントです。
STEP5:片付いた時点で掃除する
最後に、断捨離で片付いたスペースを徹底的に掃除しましょう。
掃除機や雑巾を使い、床や棚、窓などのホコリや汚れを取り除きます。このタイミングで、家具の配置を見直したり、収納の効率を上げるための工夫を加えるのもおすすめ。
STEP2,4で不用品回収を利用するのであれば、あわせてハウスクリーニングを依頼するのも割安で便利ですよ。
掃除まで完了したら、実家も見違えるようになるでしょう。
実家の大掃除を先延ばしにするリスク
つい先延ばしにしがちな実家の片付けですが、後回しにすればするほどリスクが高まります。具体的なリスクをチェックしていきましょう。
- 怪我をしやすくなる
- 掃除がしにくい
- 健康被害につながる
- 貴重品の場所が把握しづらくなる
それぞれ参考にしてください。
怪我をしやすくなる
実家の大掃除を先延ばしにすると、部屋に物が散乱しやすくなり、足を引っかけて転倒するリスクが高まります。
特に、高齢になる両親が骨折などの大きな怪我につながる恐れがあります。重い荷物が不安定な場所に積み重なっていると、崩れて落ちてくる危険も。
大掃除によって物の整理整頓を進め、通路を確保できると、安全性もUPするだけでなく生活の質も向上するでしょう。
掃除がしにくい
物が増え続けると、掃除そのものが難しくなります。どこから手を付ければいいのかわからず、そのまま放置してしまう悪循環に陥りがち。
普段動かさずに眠っている大きな不用品にメスを入れると、どれだけ掃除しにくかったのかが実感できるはずです。
健康被害につながる
掃除を先延ばしにすると、埃やカビがたまりやすくなり、健康被害にもつながります。
ダニやアレルゲンからのアレルギー症状や喘息が悪化したり、溜まった湿気で発生したカビによる気管支炎や肺炎を引き起こすしたりするのです。
高齢の親は、ちょっとした体調不良が深刻化しやすい点に充分注意してください。
貴重品の場所が把握しづらくなる
貴重品の場所がわからなくなるリスクも見逃せません。重要な書類や通帳、アクセサリーなどが大量の物に埋もれ、いざ必要となった時に見つからない恐れもあるでしょう。
災害時や緊急時に迅速に持ち出せないと、命にかかわる事態にもなりかねません。引き出しや棚自体の数を減らして、貴重品を入れる場所を限定するのもおすすめです。不用品に交じって貴重品を誤って捨ててしまうリスクも減りますよ。
実家の大掃除を業者に依頼すべきケース
実家の大掃除を、専門業者に依頼すべきケースもお伝えしていきます。自分や家族だけでは手に負えないと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
- 実家が遠方にある
- ゴミ屋敷化している
- 急ぎで片付ける必要がある
- 親の協力が得られない
それぞれ見ていきましょう。
実家が遠方にある
大規模な片付けや不用品処分が必要な場合、一度の訪問では終わらないケースも多いでしょう。もし実家が遠方にある場合は、大掃除のために何度も足を運ぶのは時間や交通費がかかります。
その点、業者に依頼すれば、自分が現地に行かずとも作業を進めてもらえるため、労力や時間の負担を大幅に軽減できますよ。
ゴミ屋敷化している
実家がゴミ屋敷化している場合は、自力での片付けは至難の業と言えます。大量の不用品を運搬する労力や、不衛生なゴミによる健康被害など、体力的・精神的負担がかなり大きくなるので、一刻も早く専門業者に相談すべき。
業者に依頼すれば、専門のスタッフが適切にゴミを処分してくれるだけでなく、ゴミ屋敷特有の臭いや汚れの除去も依頼できるため、近隣の目も気にしないで済むでしょう。
ゴミ屋敷化した実家の対処法は、以下記事をチェックしてみてください。
急ぎで片付ける必要がある
住み替えや親の介護施設への入居が決まった場合など、実家の片付けを急ぐときも、業者の利用をおすすめします。
自治体の粗大ゴミ回収は都合の良い日時に予約が取れるとは限りません。その点、専門業者であればスケジュールの調整がしやすく、迅速に対応してもらえる点が大きなメリット。
片付けに手間をかけずに済む分、その他のやるべきこともスムーズにこなせるはずです。
親の協力が得られない
親が片付けに協力的でない場合、実家の大掃除は難航しがちです。特に、高齢の親世代は、物に対する執着心や判断力の低下から、不用品の処分を嫌がる傾向にあります。
子どもの意見は素直に受け入れられない場合でも、第三者である業者が介入すればスムーズに片付けが進むケースも少なくありません。プロのスタッフは親の意向に配慮しつつ、適切なアプローチで片付けを進めるノウハウを持っています。不要なもめごとで時間を取られるよりも、親子ともにお互い気分よく片付けられるでしょう。
実家の片付けで揉めるケースは、以下記事で詳しく解説しています。
実家の大掃除を安く済ませるコツ
手間がかからないのは嬉しいけれど、費用もできるだけ抑えたいもの。実家の大掃除を安く済ませるコツも見ていきましょう。
- 不用品を捨てる日程を計画する
- 複数の業者から見積もりを取ってみる
- 繁忙期を避けた日程で調整する
上記3点を参考にしてください。
不用品を捨てる日程を計画する
自力で不用品を処分するなら、不用品を捨てる日程を計画的に決めましょう。
自治体の粗大ごみ回収を利用するなら、早めに予約を取るのが鉄則。日にちを確保できたら、それぞれ付箋をつけてわかりやすく明記しておくと、家族全員にも共有できます。
複数の業者から見積もりを取ってみる
不用品回収業者を利用する際は、複数の業者から見積もりを取ると良いでしょう。
業者ごとに料金体系やサービス内容が異なるため、よりコストを抑えつつ、よりニーズにあった業者に出会うためには、比較検討はとても重要。見積もりの内容が明瞭か否かでも、優良業者の判断が付けられますよ。
繁忙期を避けた日程で調整する
可能であれば、業者の繁忙期を避けた日程で大掃除を調整するのも費用節約のポイントです。
不用品回収やハウスクリーニングサービスは、年末年始や引越しシーズンなどの繁忙期に料金が高くなる傾向があります。これらの時期を避け、比較的空いている時期に依頼すると、割引などのお得なキャンペーンを利用できる可能性が高くなるでしょう。
日程調整が柔軟にできる不用品回収サービスとは言え、よりお得な日程で依頼できると嬉しいですよね。
実家の片付け費用の相場は、以下記事で詳しく解説しています。
実家の大掃除の際は大きな不用品の片付けでスッキリ!
実家の大掃除に関する、おすすめの手順や費用節約のコツなどをお伝えしました。
想像以上に大変な実家の片付け。自力では手に負えないと判断したら、早めに片付けのプロに相談するのが得策です。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。