「使わない食器を処分したい」
「贈答用の食器が箱ごとあるけど何とか片付けたい」
「好みが変わってきたので食器を捨てたい」
増えがちな食器の処分に関する悩みは、どこの家庭でもあるのではないでしょうか?
今回は、そんな悩みを解決するために、食器の処分方法をご紹介します。自治体のゴミ回収での捨て方や注意点、価値ある食器の処分方法、手軽で早い処分方法の中から最適な方法をぜひ見つけていきましょう。
食器をゴミに出すには素材によって分別が必要
食器を捨てる方法で一般的なのは、自治体のゴミ回収です。ただ、食器は素材によって分別のルールがあるので守って出さなくてはなりません。
食器の素材による分別と費用は、以下の通りです。
食器の分別 | 一般的な費用 |
ガラス製や陶器⇒不燃ゴミ | 無料 |
木製⇒可燃ゴミ | 無料 |
金属製⇒金属ゴミ、もしくは不燃ゴミ | 無料 |
プラスチック製⇒廃プラゴミ、もしくは可燃ゴミ | 無料 |
大型の食器⇒粗大ゴミ対象になるものも | 300円程度 |
ガラス製や陶器
家庭で多い食器と言えば、ガラス製や陶器でしょう。これらの食器は、「不燃ゴミ」として出します。
ガラス食器や陶器は、割れ物なので出す際には注意が必要です。新聞紙やチラシなどに包んで「割れ物注意」や「品名」を記載してゴミに出すようにしましょう。
割れた食器や欠けた食器は、ケガを避けるためにも梱包には注意をしてください。
「不燃ゴミ」は月に1〜2回の収集日を逃さず出すようにしましょう。
木製
お椀やお盆、お食い初め用などの木製食器は、「可燃ゴミ」で捨てられます。ただ、先の尖っている部分があると、ケガの可能性も。その場合は、新聞紙などで包んでおきましょう。
「可燃ゴミ」の収集日は週に2回はあるので、思いついた時に処分しやすいでしょう。
金属製
お皿やスプーン、フォークなどステンレスやアルミでできた金属製の食器は、「金属ゴミ」で出すところが多くなっています。自治体によっては「金属ゴミ」の分別がなく「不燃ゴミ」で回収しているところも。
「金属ゴミ」「不燃ゴミ」ともに、月に1〜2回の収集なので計画的に出しましょう。
プラスチック製
子供用食器やお皿、鉢などプラスチック製のものは、自治体のルールに沿って「廃プラゴミ」(自治体により名称は異なる)か「可燃ゴミ」で出します。
プラマークのあるものは、「廃プラゴミ」として出すのが一般的です。
大型の食器
大型食器は、粗大ゴミに該当する場合もあります。ただし、粗大ゴミの基準は「一辺が30cmを超える」「50㎝以上」など自治体ごとで決められているため、あらかじめ確認しておきましょう。
粗大ゴミの対象となる大型の食器は、以下の手順に従って出します。
- 自治体の粗大ゴミ回収センターへ電話やインターネットで申し込む
- 手数料分の粗大ゴミ処理券を指定場所で購入する
- 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入して、食器に貼る
- 予約した収集日に食器を出す
粗大ゴミの回収は、数日から数週間前の予約が必要ですので、急いで処分したい場合には向いていません。
食器をゴミ回収で出す際の注意点
食器を捨てたい時、自治体のゴミ回収は誰しも思いつく方法でしょう。「不燃ゴミ」「廃プラゴミ」などの処分は、分別ルールを守ればゴミ袋代だけで済んでしまいます。ただし場合によっては注意が必要です。ここでは、食器をゴミに出す際の注意点を紹介します。
一度に大量の食器をゴミ出しできない
たとえば、ガラス製や陶器の食器がたくさんある時は、「不燃ゴミ」の袋に入れて出すにも限度があります。回収時に食器の重量でゴミ袋が破損すれば、回収員さんやご本人がケガをしてしまう恐れもあり、大変危険です。
食器はゴミ袋に入るギリギリまで入れるのではなく、破損しない程度の重さまで入れるのが無難でしょう。
また、1回の収集日に出せるゴミ袋の数に制限がある自治体もあるので、事前に調べておく必要があります。遺品整理や断捨離などで大量に食器がある場合には、何回かに分けて出すようにしましょう。
ゴミ出し以外の食器の処分方法
食器の処分方法は、自治体のゴミ回収に出す以外にも4つあります。食器の状態や価値によって、適切な方法を見つけて行きましょう。
フリマアプリやネットオークションに出品する
不要になった食器でもフリマアプリやネットオークションに出品すると、欲しい人が見つかることもあります。フリマアプリの出品は、写真・状態・説明・配送方法などを決めれば数分で可能です。ネットオークションなら、ご自身の都合に合わせて入札期限を設定できます。
ネットサービスへの出品は、思いがけず購入者が見つかるのが魅力。ただ、購入者とのやり取りや梱包、発送まですべて責任を持ってやらなくてはなりません。特に割れやすい食器は、梱包の配慮も求められます。
売れやすくするには、食器を厳選して出品するのがコツです。
- 未使用または未使用に近い食器
- ブランドの食器
特に、ネットオークションではアンティーク食器やブランド食器の需要が多くなっているので、価値のある食器を持っている方におすすめの処分方法です。
リサイクルショップや買取専門業者に買取してもらう
未使用の食器やブランド食器があるなら、リサイクルショップや専門買取業者で買取してもらう方法もあります。業者次第ですが、価値の高いブランド食器なら、使用済みでも買取してもらえる可能性も。
リサイクルショップでは、以下の3つの買取方法があるので利用しやすいものを選んでみましょう。
買取方法 | メリット | デメリット |
店頭買取 | 最寄り店舗に持ち込んで現金化できる | 持ち込むために車が必要な場合もある |
出張買取 | 出張してもらえるので手間がかからない | 出張買取の条件を満たしていないと利用できない
出張費がかかるところもある |
宅配買取 | 家に居ながら買取業者を利用できる | 買取不成立の場合に返送料が必要になることも |
総合リサイクルショップよりもより専門性の高い食器買取業者の方が、高く買取してもらえる可能性があります。食器の価値や数、手軽さなどを総合的に考えて、最適な買取先を絞り込んでみましょう。
寄付をする
あまり知られていませんが、食器の寄付を受け付けている団体があります。不要になった食器をこういった団体に寄付することで社会貢献ができます。食器の処分もできるので一挙両得の方法です。
寄付をすると、発展途上国の医療やワクチン、食料、水などの支援や活動費に役立ててもらえます。
ただし、寄付をするには送料の負担(または寄付金という名目になる)があります。3,000円程度から利用できるので、普段から寄付に関心を持っている方は選択肢に入れてみましょう。
不用品回収業者に依頼する
食器をまとめて処分したい時には、不用品回収業者に依頼しましょう。何より不用品回収業者は、以下のように柔軟な対応ができるのが魅力です。
- 食器の分別をしなくて回収してもらえる
- 引っ越しや大掃除などですぐ処分したい場合にも対応してくれる
- 食器以外の粗大ゴミも一緒に回収してもらえる
- 自治体のゴミ回収のように出せる量に制限がない
多忙な方や手間をかけたくない方にとっては、時間や労力を削減できるメリットが大きいので検討してみましょう。
食器を不用品回収業者に回収してもらうといくらかかる?
食器の処分を不用品回収業者に任せたいと思う時、気になることの一つは費用でしょう。おそらく、食器の処分に業者を利用したいという場合には、ある程度まとまった量の食器があると考えられます。
そのような時に、活用して欲しいのが以下のような定額パックのサービスです。不用品の量が多くても規定量内なら定額料金で済むため、1点当たりの回収費用を大幅に抑えられます。
- 軽トラック半分載せ放題プラン 6,000~8,000円程度
- 軽トラック載せ放題プラン 15,000円~20,000円程度
- 1tトラック載せ放題プラン 30,000円~40,000円程度
食器がたくさんある時、その他に粗大ゴミがある時に不用品の量に合わせてプランを選べます。
ただし、定額パックを利用する際には、積み込める量の基準や不用品の種類、追加料金の有無も業者に確かめておくのが賢明です。
また、不用品回収業者では、不用品買取も対応しているところがあります。もし買取対象の食器があれば、その分を差し引いてくれるので費用を抑えられるでしょう。
手軽に食器や不用品を処分するには?
今回は、食器の状態や価値、処分の期限などに応じて選べる処分方法をまとめてみました。自治体の回収はほぼ無料で利用できるものの、回収日が限られていたり分別に注意したりしなくてはなりません。手軽に捨てにくいことも多いものです。
もし、食器やその他にも不用品があって一度に処分をしたい場合には『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』にお任せください。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。