本記事では、ホットカーペットの処分方法を徹底解説していきます。
寒い冬には欠かせないホットカーペットですが、いざとなると処分方法に迷うもの。
- ホットカーペットを処分するタイミングが判断できない
- ホットカーペットを手間ひまかけず処分したい
- ホットカーペットと一緒に不用品も処分したい
このように検討している方に向けて、断捨離も叶うおすすめの方法や費用相場についても解説します。ぜひ最後までご覧ください。
ホットカーペットを処分すべき寿命は?
ホットカーペットの寿命は約6年。ホットカーペットの電熱部分の部品保有期間が6年とされているため、その後壊れた場合は修理ができないためです。電化製品である以上、劣化や故障は避けられず、「壊れて処分」というケースが多いでしょう。
寿命の見極め方としては、以下のポイントを参考にしてください。肌に触れるものなので、肌触りの状況や衛生面にも着目して、総合的に判断することをおすすめします。
- 温かくならない
- 電源が付かない時がある
- 毛質が劣化してきた
- 表面が汚れてきた
- 直接肌に触れるとごわごわする
6年はあくまでも目安として、少しでも異常が見受けられる場合は即座に使用を中止してください。電化製品なので、最悪の場合、火傷や火事などの大きな被害につながる危険があります。
ホットカーペットの処分方法8選
それでは、ホットカーペットの処分方法をご紹介していきます。
- 不用品回収を利用して処分する
- 粗大ゴミとして処分する
- 一般ゴミとして処分する
- 家電量販店のリサイクル回収を利用する
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 寄付をする
- 知人・友人にゆずる
それぞれ見ていきましょう。
不用品回収を利用して処分する
一番手軽な方法として、不用品回収業者にホットカーペットを回収してもらう方法があります。
ホットカーペット以外にも不要な物があれば一緒に回収をしてもらえるため、「ホットカーペットを移動させることすら難しい」「ホットカーペット以外にも処分したいものがある」という方におすすめです。
回収日時の融通が利く対応の速さも大きなポイント。依頼当日の即日回収も可能なので、急な引っ越しで処分の期限が迫っている場合は心強いですね。
粗大ゴミとして処分する
サイズの大きなホットカーペットは粗大ゴミ扱いとなる自治体が多いです。お住いの自治体で定められている、ホットカーペットの分別ルールを事前に確認してください。
一般的には最大辺の長さ30~50cm以上で粗大ゴミとされるため、絨毯タイプのホットカーペットの多くが該当するでしょう。注意点として、粗大ゴミは事前申し込み制で、年末年始の大掃除シーズンや春先の引っ越しシーズンは予約が取りづらい傾向があります。
ホットカーペットの処分を検討し始める季節の変わり目は一番混み合う時期。処分日程が迫っている場合は、他の処分方法を検討する必要があります。
一般ゴミとして処分する
小さめのホットカーペットは、自治体の一般ゴミとして処分できる場合もあります。
必ずしも一般ゴミとして処分ができるわけではありませんが、折り畳んでゴミ袋に入れることができれば捨てられるケースもあるため、一度自治体のゴミ分別ルールを確認してみると良いでしょう。
大きいホットカーペットを切断して捨てる行為は、電熱部分切断時のさまざまな危険を伴うのでおすすめできません。
家電量販店のリサイクル回収を利用する
家電量販店では、電化製品のリサイクル回収サービスを実施しており、不要なホットカーペットを回収してもらえます。
以下はホットカーペットの回収に応じている店舗例です。
(店舗例) | 回収費用 |
---|---|
ヨドバシカメラ | 1,100円 ※3辺の合計サイズが150cm以上は追加料金発生 |
エディオン | 2畳未満→550円 2畳以上→1,100円 |
ケーズデンキ | 1,100円~ ※サイズ、回収方法により別途費用発生 |
ヤマダデンキ | 1,650円~ ※他の電化製品とあわせて一括回収 |
ビックカメラ | 1,958円~ ※他の電化製品とあわせて一括回収 |
上記の通り、リサイクル回収サービスは基本的に有料。事前に価格や回収条件を問い合わせましょう。
リサイクルショップで売却する
状態の良いホットカーペットは、買取業者やリサイクルショップで換金できるケースもあります。季節家電なので、冬本番になる前の9~11月に売ると買取需要が高いでしょう。
ただし、もともとそこまで高価なものでもないので、買取対象となるホットカーペットは状態の良い良品のみ。ホットカーペットは人の肌に直接触れる機会が多く、なおかつ床面に敷いて利用するため、衛生面でも綺麗である必要もあります。
また、ホットカーペットの部品保有期間が6年であるため、製造から5年以上経過しているホットカーペットは売却に向いていません。売れるホットカーペットは限定されますが、状態の良いホットカーペットがあるなら検討の余地があります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
ホットカーペットをフリマアプリやネットオークションに出品して売却するという方法も。ホットカーペットは電化製品ではありますが、敷物・カーペットとしてのインテリア需要もあるところが強みです。
リサイクルショップと比べて業者を介さず、不特定多数の目に留まるため、リサイクルショップで売れなかったホットカーペットも需要がある場合もありえます。
ただし、梱包や発送、購入者とのやりとりに手間がかかるのがデメリットです。当然ながら、買い手がつくまでホットカーペットを保管する必要もあります。
時間や保管場所に余裕がある方に適した方法なので、引越し前ならかなり前から準備を始めるべきでしょう。
寄付する
ホットカーペットを支援品として寄付する方法もあります。
災害時用動物保護団体で寄付を募っている場合が多く、人間用ではなく動物用のホットカーペットの方が需要が高い傾向にあります。動物用のホットカーペットの処分を検討している方には、リサイクルもできてうれしい方法と言えるでしょう。
ただし、寄付をする際の郵送料は基本的に自己負担であり、寄付をする前の念入りな清掃が求められます。
知人・友人にゆずる
ホットカーペットを欲しがっている知人や友人がいれば、ゆずるのも処分方法のひとつ。
ホットカーペットは冷えやすい足元を温めてくれるだけでなく、インテリアとしても利用することも可能。デザインや機能面が相手の希望とマッチすれば、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
実際にゆずる際には、製品の詳細やサイズ、使用頻度や状態をきちんと伝え、相手にしっかり納得してもらったうえで譲渡することが大切です。
ホットカーペットを処分をする際の注意点
ホットカーペットの処分時に注意するべき点をお伝えします。
無料で捨てられるなら、ホットカーペットを切断して一般ゴミサイズにしよう、と考える方も少なくないでしょう。しかし、ホットカーペットの解体や切断は非常に危険です。
カバー部分のみでなく、ホットカーペットは全体が電熱部分となっています。電熱部分には電気を通すための電熱線が大量に埋め込まれており、通常のハサミでは安全に切れません。
また、強力な切断道具があったとしても、切断する際に火花による火傷や感電のリスクもあります。最悪火事につながるケースもあるので、ホットカーペットは解体や切断をせず、そのままの状態で処分すべきでしょう。
ホットカーペットを不用品回収で処分するメリット
労力や時間を考えると、不用品回収業者に回収依頼するメリットがたくさんあります。
- 手間や時間が掛からない
- 季節の変わり目など好きなタイミングで捨てられる
- 他の不用品もまとめて処分できる
順番に見ていきましょう。
手間や時間が掛からない
大きなホットカーペットは、カーペット自体に加えて電熱線の重さもあわさるため、運搬は至難の業。そもそも、運搬するまでの準備として、ホットカーペットの上に乗っている家具を移動させ、ホットカーペットを巻き、部屋から出す、という重労働が避けられません。
しかし、ホットカーペットの処分方法の多くは、自分自身でホットカーペットを移動させる手間が掛かるケースがほとんど。
不用品回収サービスでは、業者スタッフが素早く回収作業を進めてくれます。ホットカーペットの運び出しだけでなく、家具の移動なども対応してもらえるので、大きなホットカーペットの処分には嬉しいサービスです。
季節の変わり目など好きなタイミングで捨てられる
ホットカーペットの処分を検討する春先は、引越しシーズンにもかぶり、自治体の粗大ゴミの予約が取れづらい時期。1~2か月先にやっと予約が取れた、というケースも少なくありません。
不用品回収業者は、年中無休で深夜や早朝も営業している業者も多いです。柔軟な日程調整が可能なので、粗大ゴミの予約が取れずに結局捨てそびれる、などの事態も防げます。
ホットカーペットだけでなく、季節の変わり目に検討しがちなこたつの処分方法もこちらの記事で確認できます。
>> こたつ(炬燵)の処分方法5選!【お得に処分するコツも】 (eco-life-smile.com)
他の不用品もまとめて処分できる
不用品回収業者ならではの大きなメリットである、トラック載せ放題の定額プランは定評のあるサービスです。
ニーズにあわせてサイズを選べるトラックにどれだけ積んでも定額なので、ホットカーペットと一緒に捨てそびれていた不用品を処分できます。
新しい暖房機器を購入したタイミングで奥にしまいこんでいたストーブ・石油ファンヒーターなどはありませんか?熱源を変えて使わなくなったものの、捨て方にいまいち悩む灯油ポリ缶や、いつか来るゲスト用にと長い間使用していない羽毛布団など、押し入れにたまっているものを整理するだけで、大きな断捨離効果があるはずです。
分別不要でなんでも回収できるサービスは、こちらでも解説しています。
>> なんでも回収業者はこちら!分別不要で生活ゴミ・腐敗物・汚物・事業ごみを格安処分
ホットカーペット処分時の費用相場
不用品回収業者の大きなメリットとして、トラックに載せるだけ載せても価格が定額というパックプランがあるとお伝えしました。
ここでは、実際にトラック積み放題プランを利用する際の費用相場を解説していきます。
トラックの大きさごとの目安を、以下の表にまとめました。
トラックの大きさごとの料金目安
トラックサイズごとの回収プラン | 料金相場 |
---|---|
軽トラック積み放題(作業員1人) | 10,000円~25,000円 |
2tトラック積み放題(作業員2人) | 50,000円前後 |
4tトラック積み放題(作業員2人以上) | 80,000円前後 |
たとえば、軽トラックであればどのくらい積めるのか、以下を目安にしてください。
軽トラック1台分に載る不用品の目安
・ホットカーペット・こたつ・ストーブ・ポリタンク・羽根布団・冷蔵庫(高さ制限あり)・洗濯機・テレビ・掃除機・本棚(高さ制限あり)・食器棚(高さ制限あり)・テーブル・イス |
---|
上記のように結構積めるので、ホットカーペットだけでなく、押し入れにしまった古い暖房機材などの買い替えや、部屋の模様替えのタイミングにも良いのではないでしょうか。
積み放題プランをよりお得に利用するための情報は、以下の記事からも確認できます。
>> 不用品回収の軽トラック積み放題はお得?積める量と料金相場を紹介
ホットカーペットの処分を検討しているなら
ホットカーペットの処分方法や費用相場をご紹介しました。
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季節の変わり目の断捨離や、リビングの模様替えのタイミングでインテリアを一新したい時など、不用品をまとめて回収できるのも便利なポイント。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。