今回は、多くの家庭で使用されているトースターの処分方法を紹介します。
トースターは小型家電リサイクル法の対象品目となっており、各自治体のルールに従って処分しなければなりません。
不燃ゴミとして捨てたら、資源ゴミだったという間違いもあるので注意が必要です。
電化製品であるトースターは、数年で買い替える人もいることでしょう。どの捨て方がよいのか、各処分方法のメリット・デメリット、捨てる際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
トースターの捨て方はさまざま
日ごろの使い方によって状態に差がでるトースターは、捨て方もさまざまです。
まずは、ご自宅のトースターが以下のどれに当てはまるか見ていきましょう。
- 長年使用して汚れがひどいもの
- 数千円で購入した安い製品
- 買い替える
- 状態の良い美品
- 引越しや大掃除などでトースター以外にも捨てたいものがある
このように、トースターの劣化具合や自身の状況によっておすすめの処分方法が異なります。
ここでは、トースターを捨てる一般的な方法から賢くお得に処分する方法まで詳しく紹介。さっそく順番に見ていきましょう。
自治体のゴミ回収に出す
トースターを捨てる際は、自治体によって不燃ゴミとなるケースと、粗大ゴミ回収となるケースに分かれます。コンパクトなトースターは、不燃ゴミに分類されることがほとんどです。
粗大ゴミとなる定義は、一辺が30cm以上、50cm以上、1m以上など地域によって異なります。
そのため、粗大ゴミ回収に依頼する際は、お住まいの自治体のルールを確認してみましょう。
なお、オーブントースターは一辺が35cm以上はあるので、粗大ゴミ回収に分類される自治体が多いです。
メリット | デメリット |
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粗大ゴミ回収の場合は回収方法は2種類ある
粗大ゴミ回収の場合は、次のような方法があります。
- 予約をし自治体が指定する日に個別回収してもらう
- ゴミ処理場に直接持込む
持込の場合は個別収集よりも安くなるケースが多く、地域によっては半額となる場合もあります。
フリマアプリに出品する
人気メーカーや機能性の高いトースターは、フリマアプリに出品してみるのも一つの方法です。
メルカリだけでも利用者が月間2,000万人超えしており、多くのユーザーの目に留まります。
また、自由度が高く出品価格を自分で決められる上に、売れた場合に納得感が高まるのが魅力です。
ただし、梱包・配送の手間や、手数料・送料がかかるので、人によっては利用しづらいかもしれません。
メリット | デメリット |
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リサイクルショップの買取に出す
未使用品や状態の良いトースターは、リサイクルショップに買取ってもらうこともできます。
店頭に持ち込みすれば、梱包作業や配送の手間が省け、加えて直ぐに現金化してもらえるのがメリットです。
しかし買取対象となるのは、バルミューダやアラジン、パナソニックなどの高級メーカーに限ります。
高機能のトースターや状態の良い美品でなければ、ほとんどの場合買取不可と考えてよいでしょう。
メリット | デメリット |
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家電量販店の小型家電リサイクル
上述したとおり、トースターは小型家電リサイクルの対象品目です。家電量販店によっては、小型家電のリサイクルサービスに力を入れている店舗もあるので、持ち込みしてみるのも良いでしょう。
買い替えを検討している人は、下取りしてもらえる可能性も。お得にトースターを新調できるかもしれません。
メリット | デメリット |
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家電量販店3社の小型家電リサイクルサービスの内容は、以下のとおりです。
ヤマダ電機の場合
ヤマダ電機では、回収品目によってリサイクル料金が異なります。電子レンジが1,100円、炊飯器に関しては550円となっており、トースターも1,000円以内でリサイクルしてもらえるでしょう。
ただし、上記は店頭に持ち込しみた場合の料金なので、出張でリサイクル依頼をすると別途費用がかかるので注意が必要です。
ケーズデンキの場合
ケーズデンキの場合も回収品目によってリサイクル料金が変わります。トースターは小型品目に分類され、リサイクル料金は550円です。
こちらも、店頭持ち込みの料金となり、出張依頼をすれば追加料金がかかります。
ビックカメラの場合
ビックカメラの場合は宅配便回収となり、1箱(指定箱有り)1,980円(税込)でリサイクルが可能です。
トースターだけのリサイクルとなるとお得感はありませんが、何品目か処分したいときには便利に活用できるでしょう。
しかし、家電量販店の小型家電リサイクルサービスは、数千円の安いトースターの場合は割高となってしまいます。
不用品回収業者に依頼する
引越しや大掃除などで、トースター以外にも処分したい品目が複数点ある場合は、一般の不用品回収業者が便利です。
回収から梱包作業までのすべてをプロがおこなってくれるため、手間と時間が省けます。
急いで片づけしたい人や多忙な人は、即日対応してもらえる業者も多いので利用しやすいでしょう。
手間と時間が省ける分、自治体回収に比べて費用は高くなりがちですが、部屋全体がキレイになることで気持ちがスッキリします。
メリット | デメリット |
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トースター処分の料金相場
トースターの処分方法別の費用相場は、以下の表のとおりです。
処分方法 | 料金相場 |
自治体の粗大ゴミ回収 | 300~500円 |
リサイクルショップの買取サービスを利用 | 500~2,000円 |
フリマアプリに出品 | 3,000~18,000円 |
不用品回収業者 | 2,000円~ |
料金相場を把握しておけば、不当な高額請求をしてくる業者から身を守れるでしょう。
一方、不用品回収業者の料金体系は、業者によってまちまちです。適正価格を知るには、2~3社見積もりを取り、比較・検討するのがおすすめです。
また、買取を希望する場合は、リサイクルショップよりもフリマアプリの方が高値で売れる傾向があります。
トースターを処分する前に知っておきたい4つの注意点
ここまで、トースターの処分方法や料金相場を見てきました。
ここからは、トースターを処分する際に知っておきたい4つの注意点を紹介します。事前に知っておくことで、トースターの処分がスムーズに進むでしょう。
地域ごとゴミ出しのルールが異なる
冒頭でも触れたように、小型家電リサイクル対象品目に指定されているトースターは自治体によって分別方法が異なります。
不燃ゴミと粗大ゴミ回収以外にも以下の処分方法があるので、ゴミの分類表はチェックしておきましょう。
- ステーション回収:路上や町内会などの共有地に設けられた集積所にゴミを出す方法
- イベント回収:イベントが開催されたときに回収
- ボックス回収:公共施設等に置いてある回収箱に小型家電を投入する
このように、自治体ではさまざまな処分方法があります。不燃ゴミに出したら小型家電リサイクル法に違反していたというケースも少なくないので、注意しましょう。
買取りを利用できるのは美品だけ
お気に入りや高値で購入したトースターは、捨てるのがもったいないと考える人も多いでしょう。処分するのではなく、必要としている誰かに使ってもらいたいと思うかもしれませんね。
しかし、リサイクルショップで買取り対象となるのは、ほとんどが未使用品に限ります。せっかく店頭に持ち込んだのに買取不可となれば無駄足になってしまうので、事前に問い合わせしてみるのがよいでしょう。
トラックで巡回してくる廃品回収業者への依頼はNG
無料とアピールしながらトラックで巡回してくる業者には、くれぐれも注意しましょう。
一般の不用品回収業者や廃品回収業者などは、古物商や一般廃棄物収集運搬許可などの資格や許可が必要です。トラックで巡回してくる業者は無許可の場合が多く、回収後に高額請求してくる可能性もあります。
回収品を山奥や公園に不法投棄する恐れもあるので、気をつけなければなりません。
不用品回収業者はトラック積み放題がお得
トラック積み放題プランが用意されている不用品回収業者は、まとまった量の不用品を処分したいときに非常にお得です。
トースターだけを回収してもらうことも可能ですが、単品回収となると2,000円以上かかる場合もめずらしくありません。
不用品回収業者への依頼は、引越しや大掃除などで処分するものが複数点ある場合におすすめです。
不要になったトースター含む粗大ゴミの処分は不用品回収業者にお任せ
今回は、多くの家庭で使用されているトースターの処分方法をお伝えしました。トースターは汚れがひどい場合と良品とではおすすめの処分方法が異なります。
金額重視の方は費用を抑えられる自治体のゴミ回収や、美品の場合はフリマアプリを利用する手も。
しかし、引越しや大掃除でトースター以外にも不用品が複数点ある場合は、『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』が便利です。
粗大ゴミ回収サービスは、見積もり金額に了承いただいた場合のみ作業を開始するので、はじめて利用される方でも安心です。
また、お客さまにとってもっともお得なプランを提案させていただきます。不用品の種類やサイズがわかれば、LINEやお電話にて無料見積もりが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。