本記事では、ビバホームが実施している回収サービスの内容について、引き取り対象商品・対象外商品などを詳しく解説します。
ビバホームでは家庭用品から工具など、さまざまな商品の無料回収サービスを提供しています。日頃から利用しているホームセンターで気軽に不用品を処分できるメリットがありますが、一部対応していない商品や利用条件があるため事前に把握しておけるといいでしょう。
記事後半では、他の大手ホームセンターなどでの回収状況もご紹介。引き取ってもらえると助かる不用品がある方は、ぜひ参考にしてください。
ビバホームの無料回収サービスとは?
ビバホームでは、日常生活で出る一部の不用品を対象に無料回収サービスを実施しています。
対象商品は主に、小型家電やリサイクル資源、日常生活で使用する家庭用品などです。店内に持ち込むと無料で引き取ってもらえるため、簡単に不用品を処分できるメリットがあります。
ただし、引き取りには以下のような条件があります。
- 買い上げ時に付き1点のみ無料引取り
- ビバホームの店舗で同等の商品を購入した場合のみ利用可能
- 引取り希望の際は利用する店舗に問い合わせる
処分のみの利用は不可のため、注意が必要です。また、品物によっては細かい条件があったり、店舗ごとに引き取り対象が異なる場合もあるため、実際に利用する際は事前に確認すると良いでしょう。
ビバホームの回収対象商品
ビバホームでは、以下のような商品を回収しています。
- 調理家電・調理用品
- 家庭用品・小型家電
- 工具・園芸・DIY用品・その他
それぞれの対象商品を詳しくみていきましょう。
調理家電・調理用品
ビバホームでは、以下のような調理家電や調理用品の無料回収を行なっています。
- 電子レンジ
- トースター
- 炊飯器
- ガスコンロ
- フライパン
- やかん
- 鍋など
日常的に使用する家電や調理用品を無料で引き取ってもらえるため、故障時や買い替えを検討している方にとっては大きなメリットでしょう。ただし、同様の商品を購入する場合のみ引き取り可能なため、回収のみの場合は利用できません。
家庭用品・小型家電
ビバホームで回収してもらえる家庭用品や家電は以下のとおりです。
- 扇風機
- ファンヒーター
- 石油ストーブ
- 照明器具
- 室内物干し
- 収納ケース
- 風呂ふた
- 物干し支柱・竿
- 布団・座布団
- クーラーボックス
上記のように、家庭で使用していた家電や家庭用品なども持ち込み可能です。ただし、ファンヒーターや石油ストーブは灯油を抜いてから持って行くことが推奨されているため、事前に処理しておきましょう。
工具・園芸・DIY用品・その他
以下のような工具や庭で使用する日用用品なども、ビバホームで回収できます。
- 芝払い機・替刃
- 電動工具
- 機械工具
- BBQコンロ
- プラスティックプランター
- ホースリール
- 除雪用品
- 塗料の空缶
- 消化器
- 自転車
なお、塗料空缶は中の塗料を処分したうえで空缶の回収が可能です。また、その他の商品も細かい条件が指定されている場合があるため、持ち込み前に問い合わせるのがおすすめです。
ビバホームでスプレー缶は回収不可【要注意!】
ビバホームでは、スプレー缶は回収していません。
スプレー缶は爆発や火災の危険性があるため、一般的な資源ごみや小型家電の回収ボックスに入れることは難しい傾向にあります。そのため、適切な処分方法で捨てることが大切です。
スプレー缶の処分方法は中身を使い切ってから自治体のルールに従い、指定のごみ回収日に出すのが基本です。多くの自治体では不燃ごみや有害ごみなどに分別されており、穴あけの有無など細かいルールも異なるため、必ず自治体の処分方法を確認しましょう。
また、他にも、鉄くず回収業者や不用品回収業者に依頼して処分することが可能です。特に、不用品回収業者では安全に処分が可能で、さらに、他の不用品もまとめ捨てられるためおすすめの処分方法です。無料見積もりなども実施しているため、処分方法でお困りの方はぜひお問い合わせください。
ビバホームの回収ボックスでも手軽に処分
ビバホームの各店舗には回収ボックスが設置されており、以下のようなものが回収可能です。
- 古新聞
- 古い雑誌
- 段ボール
- 乾電池
- 蛍光管
- 電球など
利用方法は非常にシンプルで、対象商品を投函するだけで捨てられます。特別な申請や手数料も不要なため手軽に処分できるメリットがあります。ただし、店舗ごとに対象商品が異なる場合があるため、事前に回収ルールを確認しておくことが大切です。
電池バッテリーの処分方法については以下記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ビバホームで回収できないものは不用品回収へ
ビバホームでは家庭用品や家電製品などさまざまな商品を回収してもらえますが、建設資材や家電リサイクル法の対象品目は回収の対象外になります。
それぞれの詳細と適切な処分方法を解説します。
建設資材
レンガやコンクリートブロック、砂利や土などの建築資材は、ビバホームでは回収対象外です。そのため、安易に店舗へ持ち込まないように注意しましょう。
建設資材の適切な処分方法は、自治体の粗大ごみ受付窓口や建設系の産業廃棄物処理業者への依頼が有効です。ただし、量が多い場合や業務で使用した資材の場合は産業廃棄物として専門業者に処分を依頼する必要があります。
廃材の処分方法は以下記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
家電リサイクル法の対象品目
ビバホームでは、以下のような4つの家電製品の無料回収は行なっていません。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
上記の家電は家電リサイクル法の対象品目のため、適切なリサイクル処理が必要です。家電リサイクル法とは、家庭や事業所から排出される特定の家電製品(家電4品目)を対象に、リサイクルを義務付ける法律を指します。法律によって適切に処分する必要があるため、店に持ち込んでも回収されません。
上記のような家電リサイクル法の対象品目の捨て方には以下のような方法があります。いずれの場合もリサイクル料金と収集運搬費用がかかる点を留意しておきましょう。
- 新しい家電を購入する際に販売店へ引取りを依頼する
- 過去に購入した店舗に回収してもらう
- 指定引取場所へ自分で持ち込む
- リサイクルショップなどに売却する
- 不用品回収業者に依頼する
家電製品は重量があるため、自身での処分が難しいと感じる場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品回収業者では一般で廃棄することが難しいものも依頼可能で、さらに、運搬から搬出まで全て対応してもらえるメリットがあります。また、分別も不要のため、手間や労力をかけずに捨てたい方は不用品回収業者への依頼がおすすめです。
LINEや電話で簡単に依頼できるため、まずは回収業者の無料見積もりフォームなどからお問い合わせください。
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ビバホームだけじゃない!大手ホームセンター各社の回収サービス
ビバホーム以外で回収サービスを導入しているショップは、主に以下のような店舗です。
ホームセンター名 | 回収対象商品・詳細 |
---|---|
カインズ | ・カーバッテリー・ガステーブル・石油暖房機器・自転車・バーベキューコンロ・消火器・電動工具・機械器具・電子レンジ・オーブントースター・刈払機・替刃・照明器具・掃除機・扇風機・空気清浄機など。 ・カインズで購入した場合のみ無料引き取り可能。納品書など購入履歴が必要 |
コメリ | ・エンジンチェーンソー・エンジンポンプ・発電機・電動工具・バッテリー・水中ポンプ・コードリール・コンプレッサー・水道栓・蛇口・鍋・フライパン・包丁・消火器・ストーブ・ファンヒーター・電子レンジ・トースター・炊飯器など。 ・レシート・納品書持参必須で店舗持ち込み可能 |
コーナン | ・布団・こたつ布団・ホットカーペット・消火器・扇風機・電気ストーブ・石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーター・こたつ・ホットカーペット・照明器具・電球・蛍光灯・テント・バーベキューコンロ・レジャーテーブルなど。 ・コーナンで購入した商品1点につき同等品1点を無料引き取り可能。 ・オンライン購入も領収証等で対応 |
各ホームセンターとも購入時のみの回収や同等品1点につき1点回収などの基本的な条件があります。また、回収には納品書やレシート必須の場合や店舗持ち込みが基本になる点に留意しておきましょう。
なお、上記の回収対象商品は一例のため、詳細は事前に公式サイトなどで確認してから持参するようにしましょう。
ビバホームの店舗回収は便利!まとまった量なら回収業者への依頼がおすすめ
ビバホームの回収サービスは便利ですが、回収対象商品が限られていたり数量制限があったりするため事前に確認してから回収してもらうのがおすすめです。また、すべての不用品を一度に処分するには不向きな場合もあるため、注意しましょう。
まとめて処分したいものがある場合や新規で購入せずに不用品を処分したい場合におすすめなのが、不用品回収業者です。粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービスでは、家具や家電をはじめ、幅広い種類の不用品を一括で回収できるメリットがあります。また、単に不用品を捨てたい場合にも利用できるため、時間や手間をかけずにスッキリと片付けたい方にとって大きなメリットでしょう。
制限を気にせずまとめて不用品を捨てたい方は、ぜひ業者の無料見積もりからお問い合わせください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。