本記事では、ユニクロ(UNIQLO)での商品回収についてご紹介します。
コストパフォーマンスの良い洋服を提供するユニクロは、衣類のリサイクル・リユースにも注力しています。
- ユニクロの服を買い替えたい
- 古いがまだ着られる服を捨てるのは忍びない
- 服以外にもいろいろ断捨離したいものがある
上記のようなニーズにお応えして、ユニクロの回収サービスの利用方法や注意点を解説しています。記事の後半では、服以外の不用品もまとめて回収できる方法もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
ユニクロは商品の回収をしている?
ファストファッションをリードするユニクロは、服のリサイクルとして回収サービスを実施しています。まずは、回収できるもの、できないものについてお伝えします。
回収できるもの
ユニクロの回収サービスでは、以下のアイテムが対象です。
- ユニクロで販売された全てのアイテム
- ジーユー(GU)で販売された全てのアイテム
- プラステ(PLST)で販売された全てのアイテム
名高いヒートテックなどのインナーや、ソックス、アクセサリー類も全て回収可能です。
回収できないもの
ユニクロの回収サービスは、以下のアイテムは回収できません。
- ユニクロ、ジーユー、プラステ以外のブランドのアイテム
- 貴重品やその他のアクセサリー
回収されたアイテムは、リユースとして必要としている国や人々の元に届けられたり、リサイクルとして再利用されたりします。ただし、ユニクログループ以外のブランドのアイテムは受け入れられません。
ほかのブランドのアイテムを処分したい場合は、別の回収方法を検討しましょう。
ユニクロの回収サービスの特徴
次に、ユニクロの回収サービスの特徴を確認していきましょう。
- 状態の悪い服でも回収できる
- 期間限定でキャンペーンを実施
- 何点でも回収可能
順番に解説していきます。
状態の悪い服でも回収できる
ユニクロのリサイクルボックスのとても良い特長は、ぼろぼろになった状態が悪い服も回収できること。
リサイクルボックスに入れられたアイテムはリユースされますが、リユースが難しいアイテムも、ユニクロ独自のリサイクルプロセスを通じて、燃料やリサイクル素材として活用されます。
さまざまな方法で再利用できるので、状態が悪くても必要資源に生まれ変わり、環境への負担につながるのです。
期間限定でキャンペーンを実施
ユニクロの回収サービスは、期間限定のキャンペーンとして、特典やクーポンがもらえることもあります。
ダウンをはじめとしたリサイクルキャンペーンや、リサイクル素材を使用したアイテムの購入特典など、環境保護にも協力できる内容です。
キャンペーンが実施されるのは期間限定ではありますが、自ら環境保護の一環として行動できる機会でもあります。現在のキャンペーンの詳細や有無については、ユニクロの公式サイトや店舗で確認しましょう。
何点でも回収可能
ユニクロのリサイクルボックスは、一人当たりの回数点数に制限はありません。ユニクロ、ジーユー、プラステの商品であれば、好きなだけ商品をリサイクルボックスに入れられます。
服をまとめて断捨離する際に便利なシステムですが、他ブランドのアイテムが混ざらないように注意しましょう。
ユニクロの古着回収サービスの利用方法
実際にユニクロの回収サービスを利用する流れをご説明します。
- 回収ボックス設置店に行く
- 古着を回収ボックスに入れる
流れ自体はいたってシンプル。それぞれの手順について補足していきます。
1.回収ボックス設置店に行く
ユニクロのリサイクルボックスは、ユニクロ・ジーユー・プラステの全店舗に設置されています。最寄りの店舗で回収できるので、持ち込みやすいですね。
リサイクルボックスの設置場所は店舗によって異なりますが、レジの近くに設置されていることが多いです。普段よく行くエリアの店舗に訪れてみましょう。
2.古着を回収ボックスに入れる
店舗に到着したら、あとは持ち込んだ古着やバッグなどを回収ボックスに入れるだけ。リサイクルボックスの利用に特別な手続きはなく、店員さんへの声掛けも必要ありません。
ただし、一度リサイクルボックスに投入したアイテムの返還はできません。他ブランドの商品を入れないよう注意しましょう。
ユニクロ・ジーユー・プラステの各店舗では、3ブランドのすべての回収が可能。ユニクロの店舗でジーユーのアイテムを投入できます。郵送は受け付けていませんが、多くの店舗があるので利用しやすいでしょう。
ユニクロの「RE.UNIQLO」の仕組み
ユニクロの回収サービスは、「RE.UNIQLO」と名付けられた取り組みによって実施されています。
ユニクロ・ジーユー・プラステの全店舗に回収ボックスを設置し、顧客が手軽にリサイクルできる機会を設けることで、環境に優しい循環型社会に貢献するための取り組みです。
主な流れは以下の通りです。
REDUCE:服の廃棄をできるかぎり減らす
REUSE:着なくなった服に新たな役割を与える
RECYCLE:服の原料や資材として再利用する
引用元:ユニクロ公式HPより
具体的な取り組みとして、リユースとリサイクルとに分けられます。それぞれ見ていきましょう。
リユース
リユースできると判断されたアイテムは、世界中の服を必要としている人たちに届けられます。
具体的な支援先は、難民キャンプや被災地への緊急災害支援など。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界中のNGO・NPOと肩を並べたグローバルな活動です。
リサイクル
リユースが難しい状態のアイテムは、素材を再利用して新しい服を作るリサイクル活動に活用されます。
回収したダウンを再利用して生まれ変わらせたダウンジャケットや、リサイクルポリエステル素材を使用したフリース商品など、リサイクル活動の一環で作り上げられた商品も定着しつつあります。
服へ活用できないものは、断熱材や防音材などの素材として活用されます。
回収した服に新たな付加価値をプラスして、新たに消費者の手元へ届ける活動を積極的に発信しているのも、「RE.UNIQLO」の特徴です。
ユニクロの回収サービスを利用するときの注意点
ユニクロの回収サービスを利用する際には、注意点もあります。
- 持ち込む前に洗濯をする
- ポケットの中身を確認する
- 回収した商品は返却できない
それぞれ、確認していきましょう。
持ち込む前に洗濯する
ユニクロの回収サービスは、どのようなアイテムでも回収できますが、持ち込む前に洗濯してください。
特別なクリーニングは不要で、自宅での通常の洗濯だけで充分です。そのひと手間が、リユース時に活かされます。自分にとっていらなくなった衣類でも、世界のどこかでまた役立つことを意識してみてください。
ポケットの中身を確認する
回収する衣類やバッグのポケットなどに、貴重品やコインなどが残っていませんか?一度リサイクルボックスに入れたアイテムは、ユニクロ側では貴重品などの責任を負わないと明記しています。
持ち込む前に必ず隅々までチェックしましょう。
回収した商品は返却できない
一度ユニクロのリサイクルボックスに入れた商品は、返却してもらえません。回収された衣類は、リユースやリサイクルのために使用されるため、手元に戻すことは不可能です。
回収ボックスに入れる前に、アイテムを手放しても良いか、紛れてしまっている貴重品はないか、今一度よく確認してください。
ユニクロ以外の服も回収する方法はある?
便利なユニクロのリサイクルサービスですが、そうはいっても家にある衣類がすべてユニクロというわけではないでしょう。ユニクロ以外の衣類の処分を検討する際には、以下の方法を参考にしてください。
- 不用品回収業者を利用する
- リサイクルショップで売る
- フリマアプリで売る
- 自治体の回収日に出す
- 寄付する
順番にご紹介していきます。
不用品回収業者を利用する
引越し時や季節の変わり目、実家の遺品整理などのタイミングに、大量に処分したい古着がある場合は、まとめて不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者なら、古着の他に使わないバッグやアクセサリー、ハンガーなどさまざまな不用品をすべて回収してくれます。分別も不要なので、手間や時間をかけないで済むのが大きなメリットです。
ユニクログループ以外のブランドも気にせず処分できるので、一番手軽な方法と言えるでしょう。
古着回収に特化した記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
>> 古着の処分方法7選!状況別の費用相場や知っておきたいポイントも
リサイクルショップで売る
市場価値の高い服やバッグは、リサイクルショップで売却する方法もあります。
貴重品やユニクロ以外のブランドも、需要に応じて買取してくれます。ユニクロの服であれば、ヒートテックやウルトラダウンなどの人気商品は買取してもらえる場合もあります。
ただ元値が安く広く流通している洋服は、持ち込んでも買取対象外とされることや、状態によっては買取不可となることに注意しましょう。
フリマアプリで売る
処分を考えている商品を、フリマアプリに出品してみる方法もあります。
状態の良い人気商品は、リサイクルショップよりもフリマアプリの方が高値がつきやすいかもしれません。
ただ、一見高値で取引できたとしても、手数料や送料の負担を考慮する必要があります。自己負担分を計算して、適切な価格を設定する独特の難しさがあります。
一度に多くのアイテムを処分しなくてはいけない時には、あまりおすすめできない方法と言えるでしょう。
自治体の回収日に出す
小物を処分するなら、自治体のゴミ回収も利用できます。
可燃ゴミの回収日
衣類は、普通の可燃ゴミとして出せます。
気軽に処分できる反面、ファスナーやホックなどの金属類を分別しなくてはならない自治体もあります。また、一気に大量に処分はできません。
大量の服の分別が難しい場合には、他の処分方法を検討してください。
古布回収日
自治体によって古紙・古布の専用回収日があります。リサイクルの観点から言えば、ただ捨てるよりも古布回収がおすすめ。
月に2回程度は回収されているので活用しやすいですね。状態があまりよくなく、洗濯しても汚れが落ちないものは、リサイクルショップでの買取も難しいので、古布回収日に思い切って処分するのも得策です。
寄付する
古着を施設や団体へ寄付する方法もあります。ただ捨てるには忍びない愛用していたアイテムを、他の場所で引き続き使用してもらえる環境に優しい方法です。
とは言え、自己満足でなんでも押し付けるのは論外。団体ごと、受付可能な古着が決まっているので、確認をした上で寄付を進めてください。
流れとしては、施設や団体に直接打診する以外に、寄付のとりまとめを行っている団体に連絡するのもおすすめです。
- 日本救援衣料センター
- ワールドギフト
処分したいタイミングで需要が合致すれば、社会貢献にもつながります。
ユニクロやその他の服を不用品回収するメリット
ユニクロの回収サービスも便利ですが、他ブランドの不用品も溜まっている場合には、不用品回収業者を利用しましょう。具体的なメリットを解説していきます。
- 状態や衛生面を気にせず回収に出せる
- ファスナーやホック・ハンガーなどの分別が不要
- 服以外の不用品もまとめて断捨離できる
状態や衛生面を気にせず回収に出せる
ユニクロの回収サービスと同様、不用品回収も商品の状態が悪くても回収可能です。違いは、洗濯もする必要がないこと。しまい込んでいたかび臭い服でも、衛生面を気にせずそのまま回収してもらえます。
他ブランドのアイテムもすべてまとめて処分できるので、断捨離が効率よく進みますね。
ファスナーやホック・ハンガーなどの分別が不要
布地だけでなく、ファスナーやホックなども分別の必要はありません。一般ゴミとして捨てる場合は、それぞれ分別しなくてはいけないため、手間が省けますね。
また、服を処分する時に、同時に不要になるのがハンガー。不用品回収業者では、ハンガーなどの備品もまるごと一緒に引取ってくれます。
服以外の不用品もまとめて断捨離できる
服やバッグなどのクローゼットの中を整理したら、部屋のその他の不用品にも目が付くのではないでしょうか。そもそも、たくさんの衣類を断捨離したら、収納していた洋服ダンスなども不要になる可能性がありますね。
不用品回収業者であれば、ニーズにあった大きさのトラックにどれだけ載せても定額という、お得なパックプランがあります。
収納ボックスや洋服ダンスもまとめて引き取ってもらうことで、部屋の模様替えや引っ越し準備なども格段に進めやすくなるでしょう。
ユニクロの古着回収サービスを検討しているなら
ユニクロは、持続可能なファッションから環境保護につながる取り組みを行っています。古着の回収サービスもその一環で、不要になった衣類を有効活用できるメリットがあります。
一方で、ユニクロの古着回収では、リサイクルできるものとできないものがあり、一部のアイテムは回収対象外となることも。
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急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。