情報漏洩を確実に防ぐために、欠かせないシュレッダー。
家庭用もさまざまな製品が出回っています。また、使用頻度の高いオフィスではシュレッダーの廃棄の機会も多いはずです。
今回は、シュレッダーの処分方法をご紹介します。
家庭用と業務用のシュレッダーの捨て方の違い、おすすめの処分方法、費用をまとめました。さらに、処分する際の注意点もご紹介します。
これから、シュレッダーの処分を検討している方はぜひご活用ください。
家庭用シュレッダーは自治体収集でも処分可能
シュレッダーを家庭で使っているところも、結構多くなりました。手動や電動、大きさ、機能のなどさまざまな製品が出回っており、いざ捨てるとなると悩んでしまいますね。
まず、家庭用シュレッダーの処分方法からご紹介しましょう。
小型家電回収ボックスで処分
30㎝以下の小さめの電動シュレッダーは、小型家電回収ボックスに投かんして処分できます。小型家電回収ボックスは、自治体の施設や家電量販店に設置されているので、持ち込みをしましょう。
回収時間、回収できるサイズは、回収ボックス設置場所の受付時間帯により変わってくるので注意してください。
自治体の場合は、公式サイトや公式LINEで確認しておけば安心です。
粗大ゴミ・不燃ゴミとして処分
家庭用シュレッダーは、サイズに応じて自治体の各ゴミ回収でも捨てられます。概ね以下のような分別です。
シュレッダーのタイプ | 分別 |
---|---|
手動シュレッダー | 不燃ゴミ |
30㎝を超えるシュレッダー | 粗大ゴミ |
ただし、分別ルールや粗大ゴミに該当するサイズの規定は、自治体によって異なるので注意が必要です。たとえば、名古屋市では手動シュレッダーは「可燃ゴミ」に分別されています。
粗大ゴミの出し方は、以下の手順に従いましょう。
- 粗大ゴミ受付センター(ゴミ処理施設)に申し込む
- 粗大ゴミ処理券を指定場所で購入する
- シュレッダーに処理券を貼る
- 粗大ゴミ収集日に、指定場所にシュレッダーを出す
不燃ゴミに当てはまる場合は、指定ゴミ袋か適合する袋に入れて収集日に出すだけと簡単です。
業務用シュレッダーの処分方法4つ
一方、業務に伴って使われるシュレッダーは、事業活動による廃棄物なので自治体のゴミ回収では出せません。適切に、業務用シュレッダーを処分する方法をご紹介します。
シュレッダーの状態や処分の期限など状況に合わせて、適切な処分方法を選びましょう。
リサイクルショップで売却する
まず、業務用シュレッダーを手軽に処分するなら、最寄りのリサイクルショップがおすすめです。業務用は、サイズが大きいため店舗まで持ち込むのに負担がかかるので、出張買取を使うと便利。
- リサイクルショップに出張買取の査定を依頼する
- 査定額に納得がいけば、シュレッダーを買い取ってもらう
ただし、出張費用がいくらかかるのかも問い合わせしておくのが無難でしょう。あまり査定額が安過ぎると、出張費用の支払いで足が出ることも。
メリット | デメリット |
---|---|
処分費用がかからない | 状態次第では査定額がつかない場合もある |
フリマアプリ・オークションで売却する
一方、フリマアプリやオークションでシュレッダーを売却して処分する方法もあります。
ちなみに、フリマアプリの場合は以下の手順です。
- フリマアプリにアカウントを登録する
- シュレッダーの写真・説明文・価格・配送方法などを決めて出品する
- 購入されたら、シュレッダーを発送する
- 双方が評価を終えたら、取引が完了する
中古であっても一定の需要があるものなら、売れる可能性も高いはず。これまでの取引事例や金額設定を調べてから、出品するのがおすすめです。
メリット | デメリット |
---|---|
売値を自分で決められる
処分費用をかけずに済む |
買い手がつかない場合もある
出品や発送に注意が必要 |
オフィス用品買取で売却する
また、シュレッダー以外にもオフィス用品がいくつかある場合は、オフィス用品買取で売却する方法もあります。出張して査定してもらい、納得がいけば買い取ってもらえるので手間がかかりません。
- オフィス用品買取に問い合わせ、査定を依頼する
- 買取査定額に納得がいけば、出張買取をしてもらう
- シュレッダーを引き取ってもらう
メリット | デメリット |
---|---|
処分費用をかけずに済む | 査定額がつかないものもある |
ただし、買取対象となるのは状態の良いものに限られます。買取対象であっても、満足の行く査定額ではない場合も。その様な場合であっても、処分費用をかけなくて済むだけでもいいと考える方には、向いている方法です。
不用品回収業者に依頼する
シュレッダーを迅速に手間なく廃棄したいと考えるなら、不用品回収業者に依頼しましょう。自治体で回収不可の業務用シュレッダーでも、回収に来てくれます。
もちろん、オフィス移転や店舗廃業などに伴ってプリンターやオフィスチェア、アクリル板、消火器などの不用品もすべて回収を任せられるので効率的でおすすめの方法です。
- 不用品回収業者に電話・メールなどで見積もりを申し込む
- 見積りに納得が行ったら、正式に回収を依頼する
- 希望日に、シュレッダーを回収してもらう
- 処分費用を支払う
メリット | デメリット |
---|---|
負担なく回収してもらえる
他のオフィスチェアやラックなど不用品もまとめて処分できる |
処分費用がかかる |
会社や事業所の都合に合わせて、回収してくれるため、業務の支障を極力減らせるのも魅力です。シュレッダーを産業廃棄物として処分しなければならないので、自治体の許可を受けている不用品回収業者に依頼しましょう。
シュレッダーを処分する際の注意点
ご紹介した方法でシュレッダーの処分ができますが、その際に注意すべき点が2つあります。スムーズに処分を終えられるためにも、目を通しておいてください。
業務用シュレッダーは産業廃棄物!粗大ゴミとして出せない
お伝えしたように、業務用シュレッダーは産業廃棄物扱いで処分しなくてはなりません。そのため、一般家庭が排出する粗大ゴミとして自治体では受け付け不可です。
家庭用シュレッダーを会社で使っていても、産業廃棄物として処理をする対象となるので注意してください。
したがって、産業廃棄物処理業者や不用品回収業者への依頼が必須となるわけです。適切な処分方法を守りましょう。
悪質な不用品回収業者を避ける
シュレッダーを無料回収の業者に依頼するのは、避けてください。適切な処分をされないばかりか、有用な部分だけを取り不法投棄されるケースも少なくありません。
さらに、無料回収と言いながら高額な追加請求をする悪質業者も。
悪徳業者の見極めるには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 「無料回収」の言葉に騙されない
- 見積もりを出さない業者に依頼しない
- チラシやホームページに回収業者の必要事項(会社名・電話番号・許可証など)が記載されていない
手間なく回収をしてもらえるものの、依頼の前には不用品回収業者の絞り込みは必須です。少なくとも2~3社に見積もりを依頼するのが理想的。まずは、見積もりを無料で出す業者に相談をして比較してみましょう。
シュレッダーの処分費用
シュレッダーの処分費用を家庭用と業務用それぞれ一覧でまとめてみました。
家庭用シュレッダーの処分方法 | 費用 |
---|---|
小型家電回収ボックス | 無料 |
不燃ゴミ | 無料(ゴミ袋代のみ) |
粗大ゴミ | 自治体ごとで設定されている(数百円程度) |
家庭用の場合、小さいものなら無料で処分できます。粗大ゴミ扱いになる大きいサイズのものでも、数百円程度です。ゴミ収集の日程に合わせて出しましょう。
業務用シュレッダーの処分方法 | 費用 |
---|---|
リサイクルショップ | 不要(ただし出張費用がかかる場合もあり) |
フリマアプリやオークション | 売却できたら利用の手数料・送料が差し引かれる |
不用品回収業者 | 5,000円前後(基本料金+単品回収費) |
事業用シュレッダーを適切な廃棄処分業者に依頼すると、迅速な回収・手間いらずで捨てられるのでそれなりの費用はかかります。ただ、費用を安く抑えることは可能なので、ポイントを知っておくと効果的です。次の章でご紹介します。
業務用シュレッダー処分を業者に依頼するメリット
業務用シュレッダーの処分を業者に依頼するとなると、それ相当の料金がかかります。費用対効果として納得の行く利用をするためにも、以下のメリットも目を通しておいてください。
シュレッダーとオフィス用品を一括で処分できるのでお得
業務用の不用品は、家庭ゴミとは捨て方が異なり産業廃棄物としての処分が必須です。したがって、オフィス移転や閉店・廃業といった機会に、一括で廃棄を進めなければならないこともあるはず。
たとえば、シュレッダーの処分以外にもパソコン、ハードディスク、キーボード、モニター、オフィスチェア、プリンター、スチールラックなども不用品回収業者なら、一括で回収可能。
複数の不用品をお得に処分するには、定額パックの利用がおすすめです。以下の2つのメリットがあります。
- 費用を抑えられる
- 事業に支障が出る時間も最短にできる
当社の軽トラック載せ放題プランだと、9,800円で回収可能です。シュレッダーを捨てる機会に合わせて、オフィスの不用品もまとめていただくと、かなりお得に安心して利用いただけます。
定額積み放題パックの詳しい内容が知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
≫不用品回収の軽トラック積み放題はお得?積める量と料金相場を紹介
本体とシュレッダーゴミ(紙・CD・DVD)も一度で回収可能
さらに、不用品回収業者ならシュレッダー本体と排出された紙ゴミなども一度に回収してもらえます。
一般的なシュレッダーで排出されたゴミは、「事業系一般廃棄物」として廃棄しますが、製紙業や製本業、印刷加工業など特定の業種では「産業廃棄物」として扱う必要があります。
こうしたシュレッダーゴミも一度で回収可能なばかりか、不用品回収業者なら産業廃棄物処理法に基づいて適切な処理ができるので何より安心です。
手間なくシュレッダーを処分するなら
壊れたシュレッダーを始めプリンターやスチールラックなどを手間なく処分するならは、不用品回収業者を利用する方法がおすすめです。
東京/ 千葉/埼玉/神奈川エリアの不用品回収に完全対応している『粗大ゴミ回収・不用品回収・ゴミ屋敷清掃のパイオニア!粗大ゴミ回収サービス』は、シュレッダーを始め、様々なオフィス用品の回収にも対応しています。
不用品の回収は、単品から回収可能。法人用・家庭用問わず出張回収いたします。
わずらわしい分別や重労働の運び出しも不要です。積み放題プランで一括回収いたします。また、WEB限定キャンペーンやリピーター割引をご利用になるとさらにお得に利用いただけます。
シュレッダーをはじめオフィス用品・店舗全般の不用品処分を検討している事業者の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
急に転勤が決まり、家族で引っ越しをすることになりました。
来てもらってから処分したものがどんどん出てきて予定よりも増えたのですが、全部引き取ってももらえたため、引っ越し準備がスムーズに行えました。